QuiQpro-Web & 総合帳票基盤

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吉浜 博 氏 株式会社富士通システムソリューションズ

ソリューションサービス本部 Webソリューション部 SE主任  
吉浜  博 

ホームページの延長から企業レベルの業務システム開発へ
Webシステム開発の生産性・品質向上を実現する「QuiQpro-Web」
開発支援ツール連携によるシームレスな開発の実践
Super Visual Formadeとの連携
435画面/90帳票のWeb型大規模基幹系システムを僅か10ケ月で開発!!

ホームページの延長から企業レベルの業務システム開発へ
Web形態でのシステム構築が始まってから何年か経ちますが、当初はホームページの延長上を作っていくというのが主流でしたが、最近の商談の傾向は、企業レベルの業務システムをWeb形態で開発するという案件が非常に多くなってきています。これらのシステム開発の約70%は開発期間が半年以内であり、しかも運用後のビジネスの変革に柔軟に対応できるメンテナンス性が求められており、Web開発技術がまだまだ熟成していない中でいかに生産性・品質を向上させ、メンテナンス性にすぐれたアプリケーションを開発するかが大きな課題になっています。
Webシステム開発の生産性・品質向上を実現する「QuiQpro-Web」
『QuiQpro-Web』は、日本でも約2200社7000サーバの導入実績を誇るWebアプリケーションサーバ『ColdFusion』をターゲットとしたシステム開発を高生産性・高品質で実現する開発支援ツールです。設計情報をリポジトリで一元管理する設計情報管理機能、設計情報を継承したサーバ側:ColdFusion、ブラウザ側:JavaScriptで構成されるWebアプリケーション自動生成機能、設計情報をドキュメントとして出力する設計ドキュメント自動生成機能、他社開発支援ツールとの設計情報のインポート/エキスポートを実現する他社開発支援ツール連携機能、などを備えています。これらの機能により、アプリケーション開発の生産性の向上はもちろんの事、設計情報の正確な継承による品質向上やアプリケーション構造の標準化によるメンテナンス性の向上を実現しています。Web開発技術がまだまだ整備されていない現状において、『QuiQpro-Web』が提供するフレームワークに沿って開発を行う事の効果は、数多くの開発案件で証明されていますので、是非皆さんにもご使用頂きたいと思っています。
開発支援ツール連携によるシームレスな開発の実践
現在のシステム開発において、開発支援ツールを導入して開発作業を効率化する事がかなり浸透してきたと思います。設計/開発/テスト/運用といった各工程をサポートする開発支援ツールが数多く存在している事もあり、開発者がウイークポイントを補完するツールを自由に選択できる環境が整っています。ただし、ここで考慮しておかなければならないのは、これらの開発支援ツールには守備範囲がある事です。システム開発の最初から最後迄をサポートできるツールは存在しないので、各工程をサポートする開発支援ツールを組合せて利用する事になります。このような場合に各ツールで共通となる情報をどのように継承していくかが大きなポイントだと思います。たとえば,画面や帳票で必要となる項目の属性や、データベースのレイアウトなどの情報はどの工程でも共通な情報であって、正確に継承しなければなりません。この継承がドキュメントベースになり、手作業による継承になってしまっては、人為的なミスを引起し品質を低下させてしまう恐れがあります。
このあたりを『QuiQpro-Web』では、他社開発支援ツール連携機能を装備して解決しています。上流開発支援ツール(XupperII、ERwin、Data-INTIMATE)からの項目情報・エンティティ情報のインポート機能や、テストツール(TestDirector)へのテスト項目のエクスポート機能を備え、設計工程からテスト工程までシームレスな開発を実践できるよう配慮しています。
Super Visual Formadeとの連携
ウイングアークさんの『Super Visual Formade』は、以前から注目していましたが、一昨年のソフトウェア開発環境展以降、ツール連携からツール製品の販促までいろいろな面でご協力を頂いています。弊社のSI開発においても『Super Visual Formade』を導入して効果を上げている案件が数多くあり、生産性の高さと運用時のレスポンスは高く評価しています。今では、『ColdFusion』+『QuiQpro-Web』+『Super Visual Formade』の組合せが商談提案のベースになっています。現行の『QuiQpro-Web』と『Super Visual Formade』の連携は、『QuiQpro-Web』側での画面項目を定義する際に、ボタンが押された時のアクションとして、"SVF帳票の呼出し"を標準で組込んでいます。これによって、ColdFusionのアプリケーションからSVF帳票を呼出すロジックの部分が自動生成されます。帳票出力指示画面を別途開発する手間が省け、『Super Visual Formade』側では呼出し元のアプリケーションを意識する事なく帳票の設計/開発に専念できます。ただし、連携といった意味ではこれだけでは不十分だと思っています。先にも触れたように、帳票の設計/開発において必要となる項目情報、データベース情報などは、『QuiQpro-Web』との間で共通となる情報ですので、個々に管理しているのでは正確な継承ができません。
この問題を解決するために、『QuiQpro-Web』の次期バージョンにおいては、『Super Visual Formade』での帳票設計/開発時に必要となる項目情報・データベースレイアウト情報をQuiQproの設計情報から継承できるよう機能強化を計画しています。
435画面/90帳票のWeb型大規模基幹系システムを僅か10ケ月で開発!!
開発支援ツールを有効に活用した開発事例として、弊社の社内システム「e-FOCUS」があります。このシステムは、従来C/S型にて構築されていたシステムを『ColdFusion』+『QuiQpro-Web』+『Super Visual Formade』の組合せで全面再構築した大規模基幹系システムで、昨年の8月より本稼動しています。この開発は、435画面/90帳票の設計から開発/テスト迄を僅か10ケ月という短期間で実現しています。開発支援ツールの導入効果が証明された典型的な事例と思います。今後増えていくと思われるWeb型基幹系システムの構築モデルとして是非ご覧頂きたいと思います。弊社では今後の開発案件においても『ColdFusion』+『QuiQpro-Web』+『Super Visual Formade』の組合せによる開発を推進するとともに、より一層開発者のみなさんのご要望に答えられるよう機能強化や連携強化を進めていきます。