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グロービアにきく
花田 完 氏 グロービアインターナショナル株式会社

ビジネスアライアンス ダイレクター  
花田  完 


矢田 美保 氏 グロービアインターナショナル株式会社

マーケティンググループ マーケティングスペシャリスト  
矢田  美保 

生産業務の現場が生み出したERPパッケージ
生産スタイルに合わせたテンプレートを用意
小規模導入からグローバル展開まで対応
ウイングアークSVFとの連携

生産業務の現場が生み出したERPパッケージ
glovia.com」は、米国ゼロックス社で作られた生産業務・統合管理システムを起源に持ち、その後、現在の米国本社の親会社である富士通自身も顧客として利用してきた、まさに製造業の企業が育てたERPパッケージです。一般的な企業システムをパッケージ化し、ERP製品としたのではなく、世界拠点共通で使えるというコンセプトをベースにして生まれたERPです。
他のERPと異なる大きな特長は、実際の生産管理、生産のオペレーションを統合管理するという観点から生まれたという点です。「
glovia.com」は海外発祥ですが、製造業の仕組みや考え方は、日本の生産手法のコンセプトを、世界標準という形で「glovia.com」に含めている点が大きな特長です。また、マルチ通貨対応などワールドワイドな部分も発売当初からサポートしており、コアな部分は共通ロジックで、エンドユーザが使うフロントエンドの言語を切り替える技術を使っています。
glovia.com」は、ベンダ主導型ではなく、顧客主導型で導入決定される事が多くあります。というのは、導入に関して、まず「glovia.com」をお客様のシステムに実際にインストールし、お客様ご自身に製品を体験・理解していただきたいからです。その上で、必要なポイントで私どものコンサルタントがお伺いして指導を行います。例えば、最初は操作指導、コンセプトの指導等がありますが、その後は業務のプロである顧客自身が自社の生産業務を行い、「glovia.com」の標準機能を理解していただき、どのように利用するかをご自身でご理解していただきます。そのため、「glovia.com」は“お客様主導で導入ができるERPパッケージです。”とご紹介しております。
生産スタイルに合わせたテンプレートを用意
glovia.com」は、それ自体が業務テンプレートになっており、製造業の業種向けに細かいモジュールが用意されています。モジュールも、半製品の組み立ての場合、個別受注生産の場合、設計から入るETO(Engineering to Order)の場合等、各スタイルに合わせたモジュールがあり、そのモジュールを組み合わせることによって、業種、業態に対応した導入が可能になります。
製造業の場合、管理形態がさまざまで、たとえば原価管理ひとつとってもその分析の仕方が各社異なります。また、分析するポイントも違い、販売形態もマスプロの大量生産から、多品種・小ロットになったり、そのときどきによって変化が生じます。そのため、そのときに必要な個々のモジュールを随時開発し、すべてリアルタイムで利用できるようにしています。
このように生産業務を細かくテンプレート化できたため、ひとつのパッケージですべて包括することもできるのです。これは、ビジネスが拡大したときにも、モジュールを追加だけで済むというメリットもあります。たとえば、一拠点の工場に導入し、その後ビジネスが拡大したとき、またはグローバル展開を図りたいときも、パッケージを変えることなく、モジュールの追加だけでワールドワイドな展開ができる仕組みになっています。
小規模導入からグローバル展開まで対応
glovia.com」は製品モジュールがたいへんコンパクトになっておりますので、例えば、ノートPC一台で1つのモジュールを稼動させる事が可能です。そのため、導入決定をする前に、自社の実データを「glovia.com」に流してみて、動作検証・評価を行うことが、簡単に、しかも即実現可能です。
また、最小単位のモジュールから適用させて評価しながら、顧客主導で徐々に必要なテンプレートを追加し、拡張していくことができる非常にフレキシブルな製品です。
導入事例としては、BtoBモジュールの導入によって2週間でカットオーバーしたケースがあります。こちらは食材の卸問屋さんでしたが、Webでお客様向けの商品メニューを表示し、そのメニューで明日納品してもらう商品をチェックして注文を受け付け、レガシーな受注の仕組みに流し込むという、BtoBの部分を「
glovia.com」のモジュールで行いました。一社のトライアルのお客様が試験的に導入されたケースでしたが、これに要した期間は、たったの2週間でした。
通常ERPの導入決定から稼動まで2〜3年はかかるものを、「
glovia.com」では、だいたい平均して半年から1年、実際にプロジェクトがスタートしてから半年〜1年のスパンで、最初のモジュールは稼動する、といった最短導入を実現しています。
ウイングアークSVFとの連携
生産業務で100%ペーパーレスというのは当然無理です。生産現場から、出庫伝票、注文書、現品票といった伝票類を完全に無くすわけにはいきません。また、ERPシステムの導入を機に、帳票システムを一から構築する、または帳票を手でプログラミングするという事は、現実的ではありませんので、その部分をウイングアークのソリューションで展開できればと考えています。その結果、生産現場で実際に業務にあたるユーザさんに安心して導入していただけるとともに、低コスト、短期間というソリューションをお客様にご提供できると期待しております。
glovia.com」はERPパッケージですので、インストールしたらすぐ使える、easy to useである必要があります。使いやすさという部分では、見た目が肝心であることが日本の文化にはあると思います。弊社の出したレポートを御社の製品でサポートいただき、この部分を補完していただく必要があると思っています。また、「glovia.com」はオールインワンという形でソリューション展開をしていこうとしていますので、最初からそのような部分を視野に入れた形でのソリューション提供を考えています。ウイングアークのソリューションをアドオン部品という形でお客様にご用意することによって、データの評価、プラス、アウトプットの評価というのも一連でできるようになると思います。
最初の評価段階から必要なレポートが目に見えた形で評価できれば、リードタイムもかなり短縮でき、同時にコストダウンも図れ、確認漏れもなくなってくるのではないかと思います。