 |
 |
 |
 |
日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業 WebSphere事業推進 部長
酒井 秀雄 氏
|
 |
 |
日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業 WebSphere事業部 WebSphere ソリューション担当営業部長
佐々木 悦夫 氏
| ● |
ビジネスとITの融合に大きなメリット |
| ● |
「ビジネスロジック」と「データ」2つの資産を正規化 |
| ● |
SOAはBPMを実現するアーキテクチャ |
| ● |
IBMから見た「帳票SOA(TM)」 |
|
|
 |
 |
ビジネスとITの融合に大きなメリット |
|
 |
IBMは、ITとビジネスの融合に大きなメリットをもたらすものとして、SOA(Service OrientedArchitecture)を捉えています。そのため、IBMではSOA戦略としてコンサルティングや、サービス、ソフトウェア、ハードウェア、またサポートまで含めた一括したサービスをお客様にご提供しています。それは、我々が今まで経験してきた、無数のSI、プロジェクトから、アーキテクチャや、システムの組み方の 勝ちパターンというのがある程度見えているからなのです。
いま企業は自社のビジネススピードを加速させる事や、新しい戦略の展開、また、コアコンピタンスへの集中・・・など、企業力を強化し他社との差別化をはかるために、業務プロセスを変える、あるいはビジネスのコア部分を見直すなどの取り組みをされています。そういった企業戦略にITは柔軟かつ迅速に対応できなければなりません。
たとえば、物流をアウトソースするなどというように、専門的な部分は業者にまかせるといったB-to-Bのビジネスモデルは一般的になりつつあります。社内外が複雑に連携するビジネスロジックであっても、情報伝達はシームレスに連携したい。という状況の解決策として「SOA」の登場につながってきたのだと思います。
|
 |
 |
「ビジネスロジック」と「データ」2つの資産を正規化 |
|
 |
ビジネス戦略とITの関連性の視点でSOAを見ると、フレキシビリティ、融通性を高める、あるいはリスクを下げるということになります。企業の業務やビジネスロジックはすぐに変わりますので、システム全体を一枚岩の様に構築するのではなく、業務そのものを、ある程度の粒度でコンポーネント化(サービス化)し、例えると「プラグ& プレイ」の様に、必要に応じて「サービス」を抜き差しできる柔軟性が大切です。
それは個々のサービスのインターフェイスを標準化する事によって可能になる、SOAのもっとも特徴的な一面です。
また、サービスをコンポーネントの形にする事により、開発生産性、再利用性また、保守性は明らかに改善できます。その本質というのは、混沌としたITをきちんと整理した上で、サービスとして活用する事により、ビジネスロジックとデータというこの2つのアセット(asset)が正規化され、データのダーティコピーをもたず、データの一元化をはかり、必要な情報を必要な人がシェアできる事、という世界が可能になると我々は捉えています。
|
 |
 |
SOAはBPMを実現するアーキテクチャ |
|
 |
IBMでは、BPMを実現するITアーキテクチャとしてSOAを位置づけています。
業務の効率化をしたいとか、新たなビジネスモデルを立ち上げるときに、混沌としてどこから手を入れていいかわからないというケースがあります。
それをきちんと実現するには、BPMを導入し、まず最も上のプロセスの流れというのを可視化します。きちんと目に見える形で整理しておけば、オーダー実務でも何か変化を起こしたいときにはどこを変えたらいいかというのがわかりやすくなります。
モニタリングして期待どおりに成果が上がっていなかったら、そこで何が悪いのかを解明します。
重要なのは、IBMはこういうPDCAサイクルの各フェーズに製品を用意し、全体としてSOAを構築しています。これがすなわちBPMのシステムということです。
BPMを支えるSOAの全体的なアーキテクチャとしては、Enterprise Service Bus(ESB)というサービスを流通させ、プロセスを定義して実行させるもの、情報サービス、ポータル的な対話のサービス、作り込みのビジネスロジック、B-to-B的なもの、それからERPとかEISに代表されるようなものをESBのところに配置します。
SOAの全体的なアーキテクチャとしては、まずプロセスに必要な情報と作業をサービスとして定義します。そして作業を進めるのに必要なITシステムを呼び出して行きます。各サービスを提供するITシステムは、ビジネスプロセスを流して行くワークフローエンジンによって、オープンスタンダードなインターフェースを持つEnterprise Service Bus(ESB)を介して自動的に呼び出されます。呼び出されるサービスは、情報サービス、ポータル的な対話のサービス、作り込みのビジネスロジック、B-to-B的なもの、それからERPとかEISに代表されるようなものになります。
そして、プロセスがうまく回っているかどうかを監視してボトルネックを抽出するという構造になっています。そして、これらのプロセスをPDCAというサイクルでまわすことが重要になります。
|
 |
 |
IBMから見た「帳票SOA(TM)」 |
|
 |
たとえば、研究開発、製造、物流、会計などの業務、さらにそのサブシステムという形で、業務アプリケーションがあり、それをSOAで言う粗い粒度のサービスだとしますと、必ず人間との接点のところにデータの入出力の機能が必要になってきます。いわゆる「データ入力」や「帳票出力」といったサービスです。IBMはSOAインフラを構築するミドルウェアは提供しますが、アプリケーション・パッケージは手がけません。そこで、そこにウイングアーク テクノロジーズの「帳票SOA」がベストフィットすると考えます。
特に、帳票出力については、各社各様のこだわりがある部分ですので、アプリケーション毎に出力機能を持たせるのではなく、全社で統一されたインターフェイスの方が、エンドユーザにとっても、システム開発するプログラマーにとっても、使い勝手のよい最適な出力システムと言えるのではないでしょうか。
|
 |