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営業本部 HULFT営業部長

バックエンド業務の効率化を支援するファイル転送ソフトウェア
サーバの分散化で増大する企業のファイル転送処理
運用の自動化によりTCO削減を実現
IPv6、XML対応など機能拡張にも注力

バックエンド業務の効率化を支援するファイル転送ソフトウェア
セゾン情報システムズの「HULFT(ハルフト)」は、企業のバックエンド業務処理に欠かせないホストやサーバ間のファイル転送を実現するソフトウェア製品です。現在は第5世代の「HULFT5」がリリースされています。
ファイル転送というのは、オンライン方式の基本的なデータの受け渡し方法であり、機能的には決して最先端の技術ではありませんが、汎用性が極めて高く、原理的にはどのような構成のコンピュータ間でもデータを転送できるというのが特徴です。そこで、「HULFT5」は、業務システム用ファイル転送ツールとして、LANまたはWANのTCP/IPネットワークを通じてファイル転送を行ない、メインフレームとオープン系(UNIXまたはWindows系)、ミッドレンジコンピュータ間を繋ぐわけです。
サーバの分散化で増大する企業のファイル転送処理
統合が進みつつあるホストの世界とは異なり、処理能力を提供するサーバの側では、さらなる分散化が進行中といえます。業務アプリケーションごとにサーバを用意することはすでにシステム管理者の常識と言ってよいし、省スペース性に優れたラック・マウント型の1Uサーバやブレード・サーバも人気が高いですね。
このようにサーバの台数が増加すると、サーバの間でファイル転送をする機会も増大します。データの入力(あるいは発生)と出力は常にサーバで行われますし、処理ファイルは転送されたら、なんらかの処理をされ、業務で使用されます。HULFT5では、企業の業務システムに組み込むファイル転送に必要な機能のほとんどを備えており、パッケージソフトとして提供しています。このため、業務システムを開発する際にユーザー自らがその部分を作成する必要はなく、システムへの導入が容易です。
運用の自動化によりTCO削減を実現
周知のとおり、ほとんどのOSにはTCP/IPベースのファイル転送機能としてFTPが実装されています。にもかかわらず、HULFT5への支持をいただいているのは、FTPではカバーしきれない優れた機能と利便性、信頼性を備えているからだと考えています。例えば、FTPはコマンドとして動作するため、そのつどパラメータを指定する必要がありますが、HULFT5では集配信の詳細設定をダイアログ・ボックスに登録しておくことができます。もちろん、複数のファイルをまとめて集配信したり、転送元や転送先に複数のコンピュータを指定したりといった使い方も可能です。
また、異なるプラットフォーム間でのファイル転送では、HULFT5の文字コードの自動変換機能が活躍します。あらかじめ指示しておけば、ファイル転送の前後に自動的に変換処理が行われ、EBCDICとASCII/JISの変換だけでなく、各社の漢字コードへの変換にもユーザー外字を含めて対応します。
運用面では、強力なジョブ連携機能に注目です。これは、ファイル転送が正常に完了したかどうかによって、その後の処理のしかたをコントロールするというもので、リラン(再実行)はもちろん、完了条件によって次に実行させるソフトウェアやジョブを選んだり、環境変数を通じて完了コードなどの値をソフトウェアに渡したりすることも可能です。こうした運用の自動化・無人化により、TCO(Total Cost of Ownership)の大幅な削減を図れるのが最大のメリットといえます。
IPv6、XML対応など機能拡張にも注力
企業のバックエンド業務処理に対しては、今後も、バッチ処理とファイル転送はなくならない、と考えています。弊社はこの考え方に基づいて、HULFT5のオプション機能やファミリー製品を豊富に用意し、機能拡張を計画しています。 今後の機能拡張では、IPv6への対応を予定しています。IPv6は、より多くのIPアドレスを表現できるほか、フロー・ラベルやIPsecによるセキュリティ機能が付加されます。
次期HULFTでは、IPv4とIPv6の環境を共存できる仕組みの採用や、B2B(企業間)システムとのよりスムーズな連携を目的に、他形式ファイルからXMLファイルへの変換を行う機能も追加する予定です。