mySAP.com & 総合帳票基盤

SAPと連携するウイングアーク製品

総合帳票基盤

ウイングアーク製品紹介

帳票集

セミナー・イベント情報

帳票のウイングアーク テクノロジーズ

mySAP.com &ウイングアーク 総合帳票基盤

本コンテンツは、SAPジャパン株式会社様のご協力のもと、帳票システム構築のアライアンスサイトとしてウイングアーク テクノロジーズが運営しています。掲載する主要な帳票連携ソリューションは、動作確認に基づいて情報をご提供しています。


玉木 一郎 氏 SAPジャパン株式会社

バイスプレジデント マーケティング/ソリューション統括本部長  
玉木  一郎 

SAPジャパンが提供するソリューションの中での「帳票」の位置付けとは
日本で求められる帳票とは
基幹システムのオープン化、今後の展開と計画
ウイングアアークの“ユニークさ”は、独創的な取り組みを生む想像力にある

SAPジャパンが提供するソリューションの中での「帳票」の位置付けとは
まずは、当社のSAP®R/3®がそもそももっている強み、全世界で受け入れられた理由について説明させてください。一つ目のキーワードは、業務というものの間をリアルタイムで連携できる仕組みです。「業務間をリアルタイムのビジネスプロセスでつなぐ」ことのメリットを1970年代初頭、SAPという会社ができてすぐにコンセプトとしてアピールを開始しました。もう一つ大事なことは、「現場の情報を経営情報にする」というコンセプトです。つまり、さまざまなユーザが、さまざまな情報を現場で入力している。一度入力された情報はリアルタイムのビジネスプロセスとして拾われていき、最終的には経営情報となる。この2つが10年前も今も変わらぬSAP®R/3®の“コア”です。
中核となる2つのコンセプトは非常にユニバーサルな機能で、世界各国で共通に使われている機能です。一方、実際にエンドユーザが触れる環境に対してSAPのプロダクトでは必ずしも万全ではない部分もあります。そういった入出力の部分は、国ごとに方法や必要な機能が大きく異なります。日本でいえば、「帳票」ですね。ここを、どのような方法、どのような機能で提供していくか。
かならずしもすべてSAPが提供できているものではないし、また提供するべきものでもないと考えています。SAPとしても「SAPScriptや」や最近では「SmartForms」といった、入出力に関わる標準的なテクノロジー、標準的な実装を提供していくべきとは考えていますが、エンドユーザに近づけば近づくほど、固有の処理が必要になり、きめこまやかな対応やひとつひとつの要件に適用する部分が重要になります。
日本で求められる帳票とは
日本における帳票は、まさしく国ごとに異なった部分です。これに対して、ウイングアーク テクノロジーズのようなベンダーとアライアンスを組んでソリューションを提供できているのは、非常に幸運なことです。ユニバーサルなパッケージであるSAP®R/3®がお客様やその先の顧客からみてまさしく“日本のシステム”に見える、という意味で非常に重要です。
帳票をめぐる動きとしては、エンドユーザの考え方が大きく変化しています。単にプリンタから帳票を一度印刷してしまえば終わりということではなく、それをどうアーカイブしていくか、複数の異なるシステムのインターフェースをとっていくのか、あるいはどのようにして紙媒体以外の出力形態に対応していくのか。日本のお客様は、帳票に対して厳密で、欧米にはないクオリティやきめこまやかさを求めておられますね。そういった、お客様が求めているニーズに柔軟に対応してこそ“製品”が“ソリューション”へ変わっていくことだと強く意識しています。
その意味では、ウイングアーク テクノロジーズが提供している「実践型実装モデル」はお客様が望んでいる形に一番近い、いわゆるソリューションになっているのではないでしょうか。
また、ソリューションを分かりやすい具体的な形でお客様に見せるということは、1社のソフトウェアベンダーだけではできないことです。SAP®R/3®やSVFだけでなくプリンタなども関係してきます。さまざまな組み合わせでもって検証やアピールが必要となります。大変なことですが、これを実際にやっていくということはお客様に対するアピールとして非常に有効です。
特に、これからSAPとしても非常に意識している中堅企業は、開発に関する投資はなるべく少なく検討をされる。この組み合わせならば非常に安価にできます、というアピールは中堅企業のお客様に安心感を与えており、これは大きいことです。
基幹システムのオープン化、今後の展開と計画
いままでの基幹システムのオープン化は、どちらかというとイノベータ−的な大企業が多大な投資、大きなリスクを負いつつも、さまざまな形で試みてきた時代でした。
これからは、よりコンサバティブなものになるはずです。エンドユーザの末端の部分にいたるまでフルセットでソリューションが提供されているというものへのニーズが高まるわけですね。そこで重視されているのは、コストとスピードです。これが一つの大きな流れでしょう。
もう一つは、SAPのプロダクトでいえば「SAP NetWeaver」に象徴される企業と企業のコミュニケーションをより電子的な形にするオープン化ですね。企業と企業の間の情報や受発注の流れを電子化していくというこことは、単にスピードが速いということだけではなくて、再入力などの作業を避けることによって、情報の不完全性とか、情報の品質が落ちることを避けることができるからです。もちろんこれには、システムだけでなくいわゆる業界ごとの手順の確立や、それをサポートする法整備なども必要です。いずれにせよ、社内、社外問わずにオープン化の流れは進んでいくでしょう。その時、帳票というものの姿は、今のものとはまた違う形になってくるでしょう。
ウイングアアークの“ユニークさ”は、独創的な取り組みを生む想像力にある
私どものシステムは、SAP単独ですべてを提供できるわけではありません。日本で230社近くのパートナー様にご協力をいただいています。ソフトウェアのパートナー様だけでも100社。一般的に拡張ソフトウェアというと、グローバルな外資系のソフトウェアベンダーが主となっているのですが、100社の中でもウイングアーク テクノロジーズは国産ベンダーとしてユニークな存在といえます。
他社さんと比較しても、ウイングアークの方はみなさん元気がいいですね。たぶん、お客様との接点から、どうすればお客様のニーズを反映させることができるか、そういった試行の積み上げが、「実践型実装モデル」になってきたのだと思います。ソフトウェア・プロダクトの観点ではなくて、お客様の視点からみることができるから、いろいろなニーズを掘り起こすことが可能となった。これを統合パッケージ化していただいて、お客様に対して開発工数やコストを含めて分かりやすく提示する。まさに“ユニーク”な存在です。全体の数字ももちろんですが、そういった独創的な取り組みが、アワードを受賞されている大きな理由でもあると思います。
エンドユーザの要望が入ってくる一番近い場所にいるから本当のニーズが入ってくるという循環があって、その要望が必ず製品に結実していく、というところだと思います。そこがウイングアーク テクノロジーズがSAPの非常に近いところにいる理由だと思っています。
製品ベンダーがソリューションという言葉を使うときに、非常に大事なものが二つあります。一つは想像力です。ソリューションというものには必ず経営課題がある、しかし、課題はかならずしも顕在化していません。もの作りの源泉である想像力によってお客様が気付いていない課題を顕在化していく、という力がウイングアーク テクノロジーズにはあります。
もうひとつは、時間軸に関する考えです。単なる製品の羅列ではなく、ソリューションと呼んでいい判断基準があるとすれば、それはお客様の時間軸を含めた解決提案がされているかどうかにあります。
長い時間使われていく間に、お客様のニーズは変化しますし、その時間の中で必ず生まれてくるニーズもあります。その先のニーズに応えられない、たとえば昔ERPパッケージが出たとき、パッケージ化された製品はあったが、そのあと出てきたインターネットを使ったニーズには応えられないといった不足がありました。SAPの成功の影にはそこに回答を示したという理由がありました。ウイングアーク テクノロジーズのソリューションにも、お客様が次のステップでどのようなニーズをお持ちになるか、そういった時間軸を考慮した上での製品戦略が見えてきます。これは、デファクトとなるための大きな力といえるでしょう。