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インタビュー
  • 渡辺 裕之氏
  • スキャンから記載内容の確認・修正から保管・活用まで、
    業務に不可欠な紙の書類を、自動でデータ化するドキュメント・ソリューション

    株式会社PFU
    イメージビジネス営業統括部  第一営業部
    担当部長  渡辺  裕之氏

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ドキュメントライフサイクルにおけるイメージスキャナの位置づけ

PFUは、オフコン事業を行っていたパナファコムと、電子計算機メーカーのウノケ電子工業を前身とするユーザック電子工業の合併によって1987年に誕生しました。2001年にはスキャナのビジネスを富士通から移管し、現在はこのスキャナビジネスを含むイメージ事業に加え、ProDes(*1)、ソリューション、サービスの事業を展開しており、富士通グループの中核子会社として位置づけられています。

イメージングビジネスでは、情報の入力から活用のフェーズ、そしてアウトプットという一連のドキュメントのライフサイクルのなかに私どもの製品をあてはめており、イメージスキャナは入力の部分にあたります。ペーパーレスと言われているにもかかわらず、紙の使用量は年々増加しており、手書きや日本独特の捺印という文化、また欧米でもサインがあり、これらをITに取り込むためにはイメージスキャナが欠かせません。

このような背景もあり、紙の書類の電子化はますます盛んとなっており、イメージングビジネスは、米国で20パーセント、日本で10パーセントと年々需要は増えています。また、1986年の業務用スキャナの開発、販売開始以来、累計で100万台以上の出荷台数を数え、イメージング先進国である米国や欧州各国をはじめ185ヵ国で販売を行っています。

*1:ProDes (プロデス:Product Design Services)パーソナルコンピュータ、情報KIOSK端末、ネットワーク機器、イメージスキャナなどの開発製造の実績で培った高効率な開発設計、解析・シミュレーション技術、製造技術をベースに、開発〜製造〜保守を一貫サポート。

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紙の書類を電子化することによるメリット

金融機関をはじめ、生命保険や損害保険などの保険会社での導入が多く、その理由としては、お客様の年収、家族構成、病歴など、重要な個人情報が記載されている申込書や契約書の厳密な管理の必要性にあります。紙の場合は、各支店や営業所などに分散して保管されているなどということもあり、これらを電子化することによって、一箇所に集めて管理することができるようになります。

ある大手銀行の事例では、支店の統合によるオフィス移転にともない、電子ファイリングを実現しました。その文書量はバインダで2万冊あり、これらを移動するための費用は、570万円との試算がされていましたが、システム投資と役務の費用だけで実現することができ、さらに後の保管場所といった問題をもクリアすることができました。

この例では、二次元バーコードを使用して、スキャンしたドキュメントを自動的にフォルダに仕分けする仕組みや、またスキャニング作業では、入力専門業者との協業も含めた取り組みを行うなど、効率的な取り組みも行っています。

また、現在オフィスでは複合機の導入が進んでいますが、店頭や窓口などのお客様との対面の場をはじめ、手元でスキャニングするなど業務に直結する作業は多く、そこに私どものスキャナのご提案をさせていただいています。

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安心かつ安定したスキャンを行うための技術力

イメージスキャナ製品の開発においては、技術的な側面で特長が5つあります。そのひとつが、開発部門における紙質調査で、世界中のあらゆる紙を入手し、また製紙会社とも連携してその成分分析を行うことによって、最適な機構設計にフィードバックしています。

スキャニングする紙は、皺やホチキスの跡もあれば、紙質もさまざまです。大事な原本を損なうことがないように、あらゆる負荷テストを行っています。そして、どんな紙質でもきちんと読み取れるようにと開発されたのがADF(自動給紙機構)で、全製品に標準搭載されています。(※FI-60Fを除く)

また、原稿を安定して給紙するストレートパス、両面原稿を同時にスキャンするCCD光学ユニットの上下2つ搭載、用紙送りで消耗するパッドが容易に行えるメンテナンス性なども考慮した仕様となっています。さらに、超音波で重送(マルチフィード)を検知するので、大事な原本をデータ化するときに「抜け落ち」を防ぐことができます。
(※超音波式マルチフィードセンサー搭載機種…FI-5900C/FI-4860C2/FI-5750C/FI-5650C/FI-5530C/FI-5220C/FI-5120C)

こういったハードウェアへのこだわりは、サポート体制の充実にもつながっています。保守拠点を全国に120か所、また南町田(東京)のサポート部門に接続検証センターを設けているのが当社の大きな強みとなっています。

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スキャンデータをスピーディに展開できるStraForm-Xとの連携

StraForm-Xとの連携では、スキャニングした紙からあらかじめStraForm-Xでフォームを作っておき、そこに同じ書式の紙をスキャニングします。OCRによって記載内容がデータとなって渡され、HTML画面のフォーム上で、きちんと入力されているかチェックし、修正することもできます。またデータがXMLになっているので自由な活用もできます。

店頭や窓口といった、お客様の接点となる現場での書類や紙を無くすことは難しく、またそのような紙の書類と一緒に、免許証やパスポートなどさまざまなものをデータ化するための入り口がスキャナになります。スキャンしたデータをいち早く活用するためにも、StraForm-Xとの連携は重要な意味を持つと考えます。