帳票エージェント & 総合帳票基盤

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帳票のウイングアーク テクノロジーズ

ユニチカ情報システムにきく
中村 嘉壱 氏 ユニチカ情報システム株式会社

システム技術部 帳票ソリューショングループ  グループ長
中村  嘉壱 


佐藤 啓介 氏 ユニチカ情報システム株式会社

システムプロダクト営業部  部長
佐藤  啓介 

帳票システムの構築と運用ノウハウをパッケージ化
帳票系システムで重要となる機能を提供
ウイングアークとの連携によって生まれるソリューション

帳票システムの構築と運用ノウハウをパッケージ化
「DIRECT-EA(ディレクティア)/帳票エージェント」は、Web画面からのユーザ要求に対し、帳票作成エンジン(SVF)で作成した帳票をリアルタイムで利用するための各種管理機能、制御機能、および利用者用のインターフェイスを提供する「帳票活用プラットフォーム」です。
業務システムを構築する企画の際「どうすれば、短期間で現場の要件にあったシステム構築ができるか?」という課題があります。
私どもがユニチカ社のシステム構築を行い、帳票に関する要求をまとめた時、大きな壁にぶつかりました。「帳票開発-出力ツール」を探して使えばそれで済むと思っていたのが実際はそうではなかったのです。現場で快適に帳票出力を行うためには、帳票をハンドリングするための、様々な作りこみが存在しました。
そこで「帳票を現場でハンドリングするためには、こんな機能が必要ですよ」というものをすべて集約しアプリケーションにしたのが、この「帳票エージェント」です。

具体的には、「帳票エージェント」は、弊社システムのオープン化で実際に直面した帳票システム構築における課題を解決したもので、その後導入いただいたお客様の声も反映しながら改良を重ねた、帳票システムの構築と実際の運用ノウハウをパッケージ化した製品です。SVFという帳票作成エンジンにより開発生産性や品質を向上させ、さらにそれら作成された帳票を運用するために必要な機能を「帳票エージェント」が提供するという位置づけになります。

SVFで作成した帳票の登録とわずかな設定作業を行うだけで、そのまま帳票作成・閲覧アプリケーションとして利用できますから、帳票の運用システム開発コストを削減でき、かつ自社開発におけるさまざまなリスクを回避することができます。
帳票系システムで重要となる機能を提供
帳票系サブシステムの開発において「帳票エージェント」では、「セキュリティ管理」「帳票要求」「画面照会」「データ連携」「トランザクション制御」といった5つの機能による理想的なWeb帳票システムのための環境を提供します。

1. セキュリティ管理機能:許可されたデータのみ抽出したり、ユーザ毎のセキュリティチェックが可能
2. 帳票要求機能:各ユーザに必要とされる条件に基づいた帳票をリアルタイムで提供
3. 画面照会機能:作表待ち、作表中、作表済など状況を閲覧・確認可能
4. データ連携機能:データ連携を動的化することにより、二重メンテナンス、参照DB切替のプログラム修正などの煩わしい作業が不要
5. トランザクション制御機能:ユーザにより選択された帳票出力のための条件入力と、その条件を元に帳票を作成するバッチプログラムを論理的に結びつけ、1つの擬似リアルのトランザクションとして制御。これにより、通常のリアル帳票作成処理では困難な、帳票作成要求と帳票作成処理の負荷分散コントロールが可能

細かな問題点ですが、実際の帳票運用にはこれらの機能が大変重要となります。
とくに、「帳票エージェント」では、帳票を任意のグループに分類し、このグループごとに帳票作成処理を行うデーモンを割り当てることができます。
これにより、高負荷の帳票作成処理と低負荷の帳票作成処理が互いに影響することなく処理を実行することができ、本来の帳票作成エンジンの持つパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能になります。
また、ユーザーグループにおいても同様の設定が可能で、これらの組み合わせによりトランザクションが集中しても、業務の重要性や利用者の優先順位までも考慮した最適なWeb帳票作成処理の負荷分散チューニングを実現します。
ウイングアークとの連携によって生まれるソリューション
システムの開発では、多種多様な運用、また開発に工数のかかる帳票設計から先行して開発を行い、あとから帳票システムに登録・調整していくという進め方が多くあります。この様な開発方法で問題になるのは、帳票システムと作表プログラムとのインターフェイスが未決定のまま帳票を開発していくため、登録段階でインターフェイスの過不足が発覚するということです。その結果、場合によっては帳票システム自体の修正開発や作表プログラムの仕様変更をしなければいけないという事態が起こります。この様な開発現場でも「帳票エージェント」は力を発揮します。作表プログラムとのインターフェイスを先に提供していますので、帳票設計時に明確なルールを設定でき無駄な開発行為を削減することが可能です。

運用面で考えると、SVFは帳票の仕様変更に関してもフレキシブルなため、環境の変化に強い運用環境を持つことができます。運用が始まってから、帳票のメンテナンスをするのは、一般的に非常に手間がかかるものですが、SVFでは自由自在に帳票レイアウトの変更が可能です。「帳票エージェント」がSVFと連携することで、開発・運用両局面における即実践的帳票作成ソリューションをご提供できると考えています。