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データ活用を任された!
「3分で分かるBIツール選定のポイント」

2017/12/19

BIツールの目的と活用イメージ

「せっかくBIツールを導入したのに、思ったほど成果が上がっていない・・・」

多くの企業で、そんな声をよく聞く。その原因は企業・組織ごとにさまざまだが、最もよく見られるのが「ツールさえ導入すれば、いろんなビジネス課題が一気に解決するはず!」とBIツールに過度な期待を抱くケースだ。言うまでもなく、BIはビジネス目的を達成するための道具の1つに過ぎず、大事なのはツールそのものよりも、その導入目的なのである。

では、そもそもどうやって目的を知ればいいのか。これはツールを使わずとも、日々の仕事の中で自然に知ることができる。例えば、「この商品の現在の売り上げ状況は?」「去年開催されたセミナーの中で、売り上げに最も貢献したのはどれだっけ?」といったような、普段の仕事の中で何気なく交わされている会話には、それぞれ「売り上げ状況を把握して予算達成の指針を立てたい」「効果のあったセミナーを再度実施して売り上げにつなげたい」という、れっきとした目的が存在する。

つまり業務現場では、特段意識せずとも既に目的は明確になっていることが多い。
しかしこうした目的を達成するためには、社内に散在しているさまざまなシステムのデータベースや帳票、Excelシートなどから適切なデータをかき集めてきて、集計をしたりレポートにまとめたりする必要が出てくる。これを業務現場の担当者が直接行おうと思っても、企業・組織が保有する基幹データに直接アクセスする権限は通常持っていない。そこで、IT部門にデータ取得・集計やレポート作成の作業を依頼することになるが、IT部門は常に人手不足に悩まされている上、なぜ業務部門がこれらのデータを欲しているのか、そもそもの目的を知らない。その結果、業務に真に役立つ情報やレポートがなかなかタイムリーに現場に提供されないのだ。BIツールは、まさにこうした課題を解決するために存在する。BIツールによって、IT部門は現場から要望されるデータを柔軟に開放する仕組みを効率的に構築でき、そして現場は開放されたデータに直接アクセスし、自ら見たいデータをいつでも参照できるようになる。

Before:IT-営業 うまくいかない図 ⇒ After:Biツールで解決できる図

データ活用を成功させるためのBIツール選定、
3つのポイントとは?

では、BIツールの導入目的を実現するためにBIツールの選定で考慮するべきポイントを3つご紹介しよう。

まず1つ目は、「データの収集・加工」だ。

前述したように、目的ごとに利用したいDBも取り扱うデータの量も組み合わせ方も違う。例えば、「昨年の売り上げに貢献したセミナーを調べたい」となった場合、セミナー情報を管理しているExcelデータ、セミナー後の営業活動を管理しているSFA(営業支援システム)データ、売り上げを管理しているERP(基幹システム)のデータが必要となる。収集するデータ形式を事前にピックアップが必要だ。

しかしデータがあるだけでは、データ活用はできない。あるシステムでは「ウイングアーク1st株式会社」、別のシステムでは「ウイングアーク1st(株)」「ウイングアークファースト」など、データの揺らぎが問題となる。全角・半角やハイフンの有無、新旧漢字の混在などがあれば、データを正確に分析することができない。そこで必要となってくるのが、ETL(Extract Transform Load)の仕組みである。ETLはExtract(抽出)、Transform(変換)、Load(書き出し)の略で、データを収集し、集計・分析しやすい形に加工するための役割を担う。データを分析するためにETLはBIツールに必要な仕組みだが、BIツールによってはETLが含まれず、ETLツールを新たに購入しなければならないものもある。まずは、目的に必要なデータを収集し、分析できるデータに加工できるかがBIツール選定のポイントになる。

全角・半角等データの揺らぎを統一


2つ目は、「データの蓄積・活用」だ。

DWH(Data Ware House)は、複数のシステムから集めたデータを統合し、時系列にデータを蓄積することができる。フロント系のBIツールによっては、DWHを利用せず、直接基幹システムへ連携するものもあるが、データへのアクセスが集中し、データ活用はおろか、データへのアクセス自体ができない状況に陥ることもある。ETLの仕組みによってフォーマットをそろえたデータをDWHに蓄積しておくことで、現場が自由に安心してデータを利用できる環境が構築できる。取り扱うデータ量やデータベース数が多ければ多いほど、またデータ活用が進めば進むほど、データを如何に定義し、如何に蓄積するかは考えなければならない重要なポイントだ。

BIツールの全体像


3つ目のポイントは、「データの見せ方」だ。

どのような立場の人がいつ・どこで・どのように分析がしたいか、その目的によって適切なデータの見せ方は異なる。例えば、現場の従業員には実績数値をじっくり分析できる集計表の形式で、経営陣には素早い気づきを得られるダッシュボードで、といった具合だ。また、ダッシュボードといっても単純にチャート形式だけではなく、地図上にデータを表示した方がよいものもあれば、「赤」「青」「黄」で状況を瞬時に判断できるように表示した方がよいものもある。BIツールによっては、見せ方の種類が決まってしまい、柔軟に対応できないツールもあるため、見せたい表現ができるツールかは必ず導入する前に確認するポイントだ。今後、全社展開やさまざまな現場でBIツールを利用していきたいと考えている場合は、多様な見せ方ができる柔軟性の高いツールを選ぶことも必要だろう。

フロント図 経営:チャート/工場の現場:グラフ/現場:実数


「BIツール」と聞くと、3つ目に述べたようなビジュアルなグラフや、数字がびっしり並んだチャートの画面だけをイメージしがちだが、こうした画面やレポートを提供するフロント系ツールのほかに、業務システムのデータベースからデータを収集・加工する「ETL」、収集してきたデータを蓄積するための「DWH」が不可欠になる。
そして最終的には、これらデータ活用の取り組みから何らかの気づきを得て、その結果を次のビジネスアクションにつなげ、さらにその結果をまたBIツールで分析する・・・この一連のPDCAサイクルを回すことこそ、最終的なゴールへの近道なのだ。

BIのすべての構成要素をラインアップ

ウイングアークのBIツール「Dr.Sum」では、ETLを担当する「Dr. Sum EA Connect」、DWHの機能を提供する「Dr.Sumデータベースエンジン」、そしてデータの集計と分析、可視化の役割を担う「Dr.Sum Datalizer」などで構成される。

さらに、ユーザーがデータ分析結果をより広く、深く活用できるよう、データを自由に組み合わせてビジュアルな形式で可視化できる「MotionBoard」というダッシュボード製品も提供している。単に表やグラフを表示するだけではなく、例えば外部のオープンデータや地図データなどを取り込んで多面的なビッグデータ分析を行ったり、その結果を地図や画像上にマッピングさせたり、さらにはユーザーが情報を入力するフォーム機能を提供したりと、単なるBIツールの範疇を超えたダッシュボード製品だ。

これら製品の具体的な機能は、Webサイトにある体験デモで実際に体感できるほか、定期的に開催されるセミナーを通じてさまざまな活用法を紹介しているので、百聞は一見にしかずと思って利用いただきたい。

ウイングアークのBIツール


ウイングアーク1st株式会社 営業・ソリューション本部 BI事業戦略担当部長 兼 エバンジェリスト 大畠 幸男

筆者
ウイングアーク1st株式会社
営業・ソリューション本部
BI事業戦略担当部長 兼 エバンジェリスト
大畠 幸男

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