Dr.Sum EA│コラム

概要
Dr.Sum EAは製品カテゴリとしてBIツールとして分類されるようになってきましたが、実際のところBIツールというよりは、業務現場のためのデータ集計・検索ツールという紹介の方がぴったりきます。
どうしてもBIツールというと難しい印象があり、それだけで敬遠されてしまうことも少なくありません。
また、BIツールの導入や利用は業務現場の人たちにとってそれ自身が目的ではありません。データ活用の道具として利用することにより、データの裏にある事実を可視化し、それによって迅速な意思決定やアクションを起こす。さらにその結果をモニタリングし、次のアクションに反映させるといったPDCAサイクルを回すための道具であるべきですが、実際は道具として使いきれていないケースが多いようです。
その阻害要因としてよく言われるのが、難しくて現場では使いこなせない、何に使ったらよいのかわからないといった話です。
それに対して、Dr.Sum EAは、業務現場の人たちが自在にデータ活用できる環境を提供するというコンセプトの国産製品です。
Dr.Sum EAは、既に2400社以上のお客様で利用されており40近い事例が公開されていますが、導入されている企業の業種や利用されている業務、使い方も様々です。
帳票としてのDr.Sum EAの活用
その中で、興味深い事例が帳票としてのDr.Sum EAの活用です。
例えば、株式会社カナモト様の事例ではメインフレームからのオープン化で、定型帳票はSVFで、管理帳票はDr.Sum EAで構築したことで、旧来COBOLで作成した管理帳票出力のための500本のプログラムを一瞬にして消し飛ばすほどの処理能力と効果を発揮してくれたという事例です。この事例の詳細はSVFの活用事例として公開されていますのでぜひ参照ください。
「脱」メインフレームで、レンタル業固有の競争力とスピードに応える時代に、遅れない帳票出力はSVF、ペーパーレスはDr.Sum EAで業務を効率化。

この事例のように企業の帳票の中には、伝票や法定帳票といった必ず決められた出力形式で出さなくてはならない定型帳票と月次集計表のように社内での管理や報告業務で作成される管理帳票が必ず存在します。また、現場部門の要望で情報システム部門が随時で作成する非定型帳票も少なからず存在します。
管理帳票をDr.Sum EA化することにより、その帳票作成にかかるプログラムやフォーム作成の工数を大幅に削減できるだけでなく、管理帳票のデータの再利用を容易にします。 多くの場合、紙で出力された管理帳票から別のレポートを作成するために各々がExcelに入力して管理するということをやっているのではないでしょうか。
Dr.Sum EAであれば、ユーザ自身でExcelから直接データを検索・集計したり、Webから集計・検索した結果をExcelに出力したりすることができます。 また、ユーザ自身が直接データを利用することができるようになるため、従来情報システム部門に依頼して作成していた非定型帳票やデータ出力の必要もなくなります。 これにより、情報システム部門のバックログが削減できるだけでなく、ユーザにとっても待ち時間がなくなり、思考をストップすることなく次のアクションを直ぐに実行することができます。
カミ商事株式会社 様の事例では、Dr.Sum EAの導入により、「情報システム部門の負荷軽減とともにユーザの自由分析を支援する体制の確立」を実現しています。
変化する取引のスピードに応えれば“攻めの営業”ができる。
全グループ導入をにらんだデータ活用環境構築にDr.Sum EA。
これらの事例では、Dr.Sum EAをBIツールとして利用しているとの認識はほとんどないかも知れません。非定型、管理帳票作成ツール、あるいはEUC(エンドユーザコンピューティング)ツールと呼んだほうがぴったりくるかもしれません。
帳票でのDr.Sum EAの活用事例として公開されているものとしては、以下のものがあります。
【帳票工数を削減した事例】
Dr.Sum EAで人事給与システムの統計機能を強化。
150帳票の削減、システム運用コストの低減、セキュリティ強化。
エンドユーザが欲しい帳票を好きなときに好きなように作成できる環境が確立。
帳票開発コスト、工数を大幅に削減。
Dr.Sum EAで大量データを柔軟かつ高速に分析。
帳票作成、分析時間の劇的削減。
帳票でDr.Sum EAを利用するメリットをまとめると以下のようになります。
- 管理帳票の開発工数、コストの削減
- 再利用時の業務効率の向上、サービスレベルの向上
- 業務現場のユーザが自分自身で自在にデータ活用できる環境の提供
- データ活用におけるスピード、業務効率の劇的改善
- 情報システム部門における非定型帳票、データ出力の工数削減、バックログの解消
結果的には、大幅なコスト削減を実現しながらデータ活用を促進するということになります。
「帳票における一般的な定型帳票と管理帳票、非定型帳票を含んだ企業のアウト
プット全般について「OPM(Output Performance Managemnt)」最適化ソリューショ
ンとしてアセスメントも含めたサービスとして提供しています。
SVFユーザ様はもちろんのこと、帳票を含むシステムの再構築を検討されている方は、ぜひ帳票ソリューションとしてDr.Sum EAを検討してみてはいかがでしょうか。
Dr.Sum EAの中の隠れSVF
あまり知られてはいませんが、Dr.Sum EAの一部にSVFのエンジンが使われています。
しかも、フォームは自動生成!
Dr.Sum EAをWebから利用するためのインターフェイスとしてDr.Sum EA Datalizer for Webというオプション製品があります。その1つの機能として集計結果をワンクリックでExcelやCSVに出力することができます。
更にその上位版のDr.Sum EA Datalizer Professional for Web、およびDr.Sum EA Datalizer Expertには集計結果をPDFに出力する機能があり、そのPDFを生成するエンジンとしてSVF for PDFが使われています。
しかも、通常SVFではフォーム設計が必須ですが、Dr.Sum EA Datalizer Professional for Web/Expertでは、そのフォームを集計結果によって自動的に生成しているのです。
通常のSVFでは行数の変化には自動的に対応してくれますが、横の項目については予め準備しておく必要があります。Dr.Sum EA Datalizer Professional for Web/Expertでは、集計項目の選択によって項目数も変化してしまいます。
そのため、予めSVFフォームを準備しておくことができません。そこで、集計結果によって柔軟にPDF出力を行うためにSVFフォームを動的に生成しています。
フォーム生成はSVF帳票設計のこれまでのノウハウを活かし、50数種類に及ぶ帳票レイアウトパターンロジックを利用して生成されます。
そのため、専用に設計したような仕上がりでPDFを生成してくれます。
しかも、ただ自動的に生成するだけでなく予め出力パターンを指定しておくことにより日本の業務に合わせて自動レイアウトしてくれます。




次回は、Dr.Sum EAの特徴とその秘密についてわかりやすくご紹介します。

