Dr.Sum EA│コラム

帳票設計・運用の効率化における
Dr.Sum EA(集計レポーティングツール)
活用講座
〜 SVFユーザのためのDr.Sum EA

事例差し上げます

第2回 Dr.Sum EAの特徴とその秘密

前回の「SVFユーザのためのDr.Sum EA」コラムでは、帳票でのDr.Sum EAの活用とDr.Sum EAでのSVFとの係わりについて紹介させていただきましたが、今回はDr.Sum EAの「データ活用ツール」としての特徴や知られざる秘密についてご紹介します。

パフォーマンスと柔軟性の両立による開発、運用の容易性の秘密

前回は事例をベースにDr.Sum EAの帳票システムとしての活用をご紹介させていただきましたが、Dr.Sum EAをご存知でない方にとってDr.Sum EAは本当に使えるのか?導入が難しいのではないか等の疑問を持たれたのではないでしょうか。
BIについては、前回ご紹介させていただきましたように難しい、運用がたいへんというイメージがあります。これは、その構造に理由があります。

一般的にデータを管理する仕組みとして、データベースシステム(以降データベース)があります。一般的なデータベースは、大量のトランザクション処理でのデータ追加、更新を高速処理するように設計されています。また、インデックス等の仕組みにより検索も高速に処理できるようになっています。
ただ、残念ながら大量のデータに対して集計処理を行うのは得意ではありません。集計処理を行う場合には、そのレコードに含まれた項目が集計の対象か否かに関係なく対象レコードの全項目を読み込むためのI/O処理が大量に発生します。 I/O処理はコンピュータとしては最も時間がかかる処理ですので、集計処理は結果的にパフォーマンスが悪い処理となります。
そのため、集計処理の効率化を図る仕組みとしてキューブや多次元設計等の事前処理を行っています。具体的には、予め集計する可能性のある項目について事前に集計しておき、その結果を保持したり、集計を高速化するための仕組みとして特殊なインデックスを生成したりしています。
これらの事前処理は高速化には寄与しますが、予め準備していないことについては集計できなかったり、あるいはパフォーマンスが劣化したりするということになります。 一般的には、集計のパフォーマンスと集計の柔軟性についてはトレードオフの関係にあるとされてます。

Dr.Sum EAは、もともと高速集計、検索処理を専用に行うエンジンとして設計されたため、一般的なデータベースが苦手な集計処理を高速に処理することができます。 そのため、基本的には高速化のための事前処理を必要としません。

高速性と柔軟性の両立

Ver3.0では、更なる大容量データでの集計パフォーマンスを向上するために、インデックスの機能が追加されましたが、インデックスを持っていなくとも高速での集計を行うことができます。
その仕組みは特許として公開されていますので、興味のある方はぜひ一読ください。
(特許 第4081236号)

言い換えると明細データとマスタデータがあれば、自由な項目での高速な集計処理を実行できるということになります。
例えば、Dr.Sum EAに標準でバンドルされているExcelインターフェイスであれば、権限をユーザに付与すれば、そのデータを直ぐに利用することができます。
高速での集計処理とシンプルなデータ構造の両立がDr.Sum EAの特徴であり、それ故に、構築と運用の容易性を実現しています。
例えば、組織体系や製品体系が変更された場合でも、マスタ上の値が変更されれば、それにしたがって集計処理が実行されるため、データベースの再構築やそのための事前処理の再実行は不要です。
そのため、運用開始後の多くのユーザ様では少人数の担当者による自社運用を行っており、システムの柔軟性と運用負荷・コスト低減の両立を実現されています。
また、集計エンジン側の構築だけでなく、ユーザインターフェイスの構築においても優れた生産性をもっています。
Webでの集計画面やレポート作成はプログラミングやスクリプトを使わず必要項目の定義で作成します。そのため、短期で構築に必要な知識の修得が可能です。

また、Dr.Sum EA Datalizer Expertでは、Webでの集計画面やレポートの作成をユーザに開放することもできます。

プラザスタイル株式会社 様

プラザスタイル「PLAZA」「MINIPLA」などの輸入生活雑貨店を展開するプラザスタイルでは、年間13万アイテムに及ぶ商品の売れ行きや在庫状況など、常に商品販売動向を把握しておく必要があった。データ分析のパフォーマンスや操作性、開発コストの面での要望を叶え、約1/10の開発コストで再構築した、現場のユーザが使いやすいシステムとは。


全社展開が容易なライセンス体系の秘密

Dr.Sum EAは、1人でも多くの業務現場の方に、「自在なデータ活用」のための道具として利用いただくことをコンセプトとして提供している製品です。

一般的なBIツールでは、ユーザ単位に課金されるものがほとんどのため、帳票システムとしてのDr.Sum EAの活用の場合やデータ活用環境として全社展開することを考えると、ライセンスコストが心配になります。それに対し、Dr.Sum EAのライセンス体系の基本はサーバライセンスです。集計エンジンの部分はデータ件数や同時実行数(同時ログインではなく、集計処理の並列実行数です。同時実行数を超えた集計要求が行われた場合でも、他の集計処理の終了を待って実行されます。)でライセンスが異なりますが、他のオプションとして提供されるユーザインターフェイスはサーバライセンスで、クライアントライセンスフリーです。また、CPU数や最近のサーバでは標準となっているCore数にも依存しません。
ユーザ数の増加やサーバのアップグレードを行った場合にも追加ライセンスが必要とならないため、社内展開を容易に行うことができます。(※同時実行数やデータ件数を増やしたり、分散のためにサーバ数を増やしたりする場合にはライセンスを変更する必要があります。)
このライセンス体系については、多くの導入事例の中で、Dr.Sum EAの優位性として評価いただいています。

社内でデータ活用環境として展開していただくことにより、従来情報システム部門がユーザからの依頼で作成していたレポートやデータ作成のための作業がなくなり、ユーザ自身でデータ活用を行うという体制に変革することができるようになります。
これは、単に情報システム部門の工数削減にとどまらず、業務現場でのデータ活用の自由度、スピードを劇的に向上させることができます 。

株式会社IDCフロンティア 様

IDCフロンティアエンドユーザ自身が容易に集計でき、元データの取得も簡単にできる仕組みを必要とし、Dr.Sum EAを採用。
各担当者がExcelを使って手動でデータを集計し、情報システム部門のサポートが都度必要な体制から、情報システム部門のサポートを少なくして、エンドユーザが自発的に分析を行うような体制に変わった。


もっともっとDr.Sum EAを知りたくなった方はぜひ、Dr.Sum EAのHPをご覧ください。Dr.Sum EAの導入事例や製品に関しての情報を多く公開しています。

【Change the BI】 〜Dr.Sum EA が日本のBIを変える
ユースケース・導入事例
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