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藤森工業株式会社

SVFの迅速なバージョンアップと、災害対策サイトでの帳票出力
メーカー独自の支援とノウハウで、バージョンアッププロジェクトを支援

  • SVF

  • 製造

  • マイグレーション

Before

SVFをバージョン6.3から8.2に上げると同時に、災害対策サイトからも直近のデータを帳票出力できる環境を構築する必要がありました。プロジェクト全体の作業量やスケジュールを考えると、手戻りや作業遅滞は許されない状況でした

 

After

SVFソリューションサービス実施担当メンバーは、自社帳票システムの知識だけではなく、ハードウェアやデータ同期の仕組みなどの知識も幅広く持っているため、新環境でのSVF連携を安全で確実な方法で構築する事ができました

藤森工業株式会社

経営企画部
R/3システムアプリチーム
鈴木 直樹氏 氏(写真左)
 
経営企画部
R/3システムBASIS・インフラ担当
荒井 一臣 氏(写真中)
 
経営企画部
R/3システムアプリチーム
三枝 英信 氏(写真右)
導入背景

● バージョンアップに伴い、製品アーキテクチャや機能の互換性による想定外のトラブルを回避したい

● 約80台あるプリンターへの設定に関する工数を削減するとともに、最新バージョンでも従来通りの出力を確実に行いたい

導入ポイント

● バージョンアップに際して、ウイングアークの専門的なノウハウ、スキルに期待した

● 災害対策サイトでの他システムとの連携部分等について、ウイングアークのアドバイスを期待した

導入効果

● 社内のシステム担当者の負担が大幅に軽減され、必要な他の作業に注力できた

● 本番環境のバージョンアップ、災害対策環境への適用が、トラブルなくスピーディーに完了した

導入製品

高機能のプロテクトフィルムや包装材料の製造、販売を主な事業としている藤森工業株式会社(以下、藤森工業)は、2004年に導入した基幹システム「SAP R/3」のバージョンアップと災害対策サイトの強化に伴い、「帳票基盤」であるSVFのバージョンアップを計画。同社では、“時間的に作業の手戻りが許されない”という状況の中で、ウイングアークの「SVFソリューションサービス」を活用した。SVFの販売メーカーならではの独自の支援とノウハウで、バージョンアップと災害対策サイトの強化を、スピーディーかつ効率的に実現することができた。

最先端技術によりニーズを先取り「快適な社会」の実現に貢献

1914年に創業した藤森工業は、「包む価値の創造を通じて、快適な社会の実現に貢献する」を企業理念に、偏光板用のプロテクトフィルムや医薬品の包装材料などに、さまざまな機能を付加した。製品を製造し販売している。

同社のその業務領域は、エレクトロニクスから医療、生活用品、食品、物流、土木・建築まで多岐にわたり、日本のビジネスになくてはならない存在として知られている。例えば2012年に新たに開設した三重事業所の主力製品である薬液バッグは、医療過誤問題の軽減を目的とし、内容物の成分溶出や変質の問題を解決するばかりでなく、医療現場でのガラスの割れによる事故の防止や医療廃棄物削減効果も併せもつことから、ガラス容器に変わる製品として高く評価されており、高齢化社会への貢献を期待されている。

導入当初から高い評価を得るSVF
バージョンアップを遅滞なく実現したかった

藤森工業は2004年後半に、SAP R/3導入をきっかけにSAP R/3からの出力事例のある帳票システム基盤としてウイングアークのSVFを導入。以来、購買・物流系、販売系で使う伝票などを含め約20種類の帳票を、SAP R/3からSVFを使って出力している。

「SVFは帳票の設計が簡単で、導入当初から高く評価していました。現在は各拠点にある約80台のプリンターから出力できるようになっていますが、SVF導入前に使用していた帳票と同様のクオリティのものを短期間で作成できます」と語るのは経営企画部R/3システムアプリチーム担当の鈴木 直樹氏だ。

2010年後半、藤森工業経営企画部では、システム関連の大きなプロジェクトに取り組むことになった。それは、SAP R/3のバージョンアップと災害対策サイトの強化、そしてそれに伴う、SVFのバージョンアップだ。期限は、すべての作業を2011年内に完了させるというものだった。

「SVFはそれまでのバージョンが6.3で、これをバージョン8.2に一気に上げることにしました。また、従来からあった災害対策サイトを強化し、万が一の際にも、災害対策サイトから直近のデータの帳票を出力できる環境を構築することにしました。1年ほどの期間ですべての作業を完了させるには、SAP R/3のバージョンアップのことも考えると、並行して取り組むすべての作業で手戻りや遅滞は許されないとう状況でした」と語るのは、経営企画部 R/3システムBASIS・インフラ担当の荒井一臣氏だ。

「SVFソリューションサービス」を活用
期限内でのプロジェクトの完遂に成功

一般に、ソフトウェアのバージョンアップ作業には常に不安がつきまとうものだ。しかも数世代を飛び越したバージョンアップならなおさらのことだ。藤森工業では「どんなささいな問題でも発生してから対処するスケジュール的な余裕はない」という判断から、ウイングアークの「SVFソリューションサービス」を活用することにした。このサービスは、SVFを販売するウイングアークならではの支援内容とノウハウが凝縮されており、隅々までゆきとどいたサービスメニューと内容でユーザー企業を支援するものだ。

帳票基盤のバージョンアップは、新しいバージョンで問題なく今まで通りの帳票運用・出力が再現されるようにすることが最重要課題である。帳票スプール製品(Report Director Enterprise)が管理する各拠点のプリンター約80台に対して正しい設定をし、各プリンターへ出力できるかどうかをテストする作業が発生する。このとき、部分的に手作業も出てくるため知らず知らずのうちにミスを重ねて設定してしまい、問題の原因を究明するのに時間だけ浪費してしまうケースがある。

「そこで、開発ポイントを的確に抑えるために、ウイングアークの『SVFソリューションサービス』を利用することにしました。結果としては、プロジェクトをキックオフしてから終了まで3週間でしたが、当社に来ていただいた作業日は3日ほどで完了しました」(鈴木氏)

また、経営企画部 R/3システムアプリチーム担当の三枝 英信氏は「バージョンアップ後の帳票の出力検証を行いましたが問題なくすぐに完了しました。この段階で、もしつまずきが発生していたら、プロジェクト全体に少なからず悪影響が出ていたでしょう」と振り返る。

災害対策サイトの再構築においても技術者の知見が活かされる

災害対策サイトの再構築は、これまで10分だったデータの更新間隔を、1秒間とするものだった。これにより万が一の場合でもデータのロストがほとんどない環境になったわけだ。災害対策サイトでのSVFによる帳票出力も可能となったのだが、ここでも「SVFソリューションサービス」の実力が発揮された。藤森工業では、データの更新間隔の短縮化を実現させるためにストレージシステムを刷新しており、その新しいシステムとSVFとの連携において、担当の技術者から必要なコマンドなどの知識を的確に伝えられたという。

「SVFだけの知識ではなく、ストレージをはじめとした多様なシステムに精通していたので、話もスムーズで安心でした。経験が豊富で、引き出しが多いなと感じました」(荒井氏)

今回のSVFのバージョンアップにより、SVFの帳票設計機能には新しいバーコード対応、グラフの帳票への取り込み、多言語対応などの新機能が加わっている。グローバル化が進む経営環境を意識して、藤森工業では、業務システム、そして帳票も多言語化を進めていく方針だ。

「SVFは表現力が豊かだと思います。ノウハウの詰まった既存の帳票を再現できますし、新たな帳票の開発や、修正が生じた時への対応も簡単だと印象を持っています。今後、グローバルに業務の標準化を考えた場合、帳票の統一を着実に進めていくことにも大いに役立ってくれるでしょう」と鈴木氏は語る。

藤森工業のビジネスの進展とともに、SVFと「SVFソリューションサービス」の活躍の場も今後ますます広がるに違いない。

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