導入事例

ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

全国約400名のMRが利用するBIシステムにDr.Sum EAを採用
実績値を的確に把握、糖尿病の未来や治療、ケアを変える取り組みを加速

  • Dr.Sum EA
  • 医薬品
  • セキュリティ強化
  • 業務効率化
  • ERP連携
  • ペーパーレス
Before

BIシステムを導入し、蓄積されていた情報を的確に活用できるようになったものの、営業職(MR)から自分で自由に情報を取得したいというニーズがあり、必要なデータを自由に取得できるツールの導入を検討し始めました。

after

高いITスキルを必要とせずにウェブ上で簡単にデータを分析でき、ワンクリックでExcelに出力できる。必要なデータを自分で素早く入手できるようになったことにより、MRの業務効率を改善することに繋がりました。

導入背景

●MRの業務効率の向上

導入ポイント

●コストパフォーマンス

●ウェブ環境での利用

●柔軟なデータ分析

導入効果

●アクセススピードの向上

●データの視認性向上

●データ分析環境の向上

導入製品

Company Profile

設立:1980年6月20日

所在地:東京都千代田区

事業内容:医療用医薬品、医療用具の輸入、製造、販売。

URL:http://www.novonordisk.co.jp/

ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
営業本部ビジネスアナリシス部
部長 内山 幹夫 氏(写真左)
 
営業本部 ビジネスアナリシス部
成田 由紀 氏(写真右)
ユーザーの業務効率を改善できたのが最大のDr.Sum EA導入効果
既存データの視覚化、ユーザー層の拡大など今後にも期待

インスリンアナログ製剤のフルラインアップを提供

デンマークに本社を置くノボ ノルディスク社は1923年の創業以来、糖尿病治療に不可欠なインスリン製剤、および成長障害や血友病の治療薬の研究/開発に取り組み、常に画期的な製剤や、患者さんにとってよりよい投与方法などを提供してきた。現在は世界的な糖尿病ケアのリーディングカンパニーとして世界80カ国に26,000名以上を擁している。

そのノボ ノルディスク社の日本法人であるノボ ノルディスクファーマ株式会社(以下NNPL)は、患者、医療従事者をはじめ、社会に大きく貢献できる医薬品の製造、販売やサービスの提供、またリーディングカンパニーとして糖尿病の未来を変え、糖尿病の治療を変え、糖尿病のケアを変えるためのさまざまな取り組みを展開している。

同社の製品は、日本国内の糖尿病治療用インスリン製剤の7割以上のシェアを占めており、また、2007年12月に1日1回の皮下注射で低血糖も少なく十分な血糖コントロールを得ることができる新しい基礎インスリン製剤、レベミル®を発売したことで同社は日本で唯一、インスリンアナログ製剤のフルラインアップを持つ会社となった。

新薬発売を機に同社は、約400名の医薬情報担当者(MR:Medical Representative)が利用するビジネスインテリジェンス(BI)システム「サプリ(Satisfactory And Practical Researcher)」を構築。そのBIツールとしてDr.Sum EAを採用した。

新しいBIツールの検討
操作性・コストパフォーマンスを重視

NNPLは2006年にBIシステムを導入し、販売データやマーケット情報を自由に取得し分析できる環境となった。また営業職(以下MR)へは利便性を考慮してレポートがメールで配信されるようになった。BIシステムの導入に伴い、同社に蓄積されていた情報を的確に活用できるようになり高い評価を得ている。

しかし、MRの中にはメールではなく自分で自由に情報を取得したいというニーズがあった。理由としては受信したメールはExcelに簡単に加工できないことや、過去メールの検索に時間が掛かることがあげられた。

2007年までMRとして活動し、現在、営業本部ビジネスアナリシス部に所属する成田 由紀氏は「メールで最新の販売データが進捗状況と共に送られてくることは非常に便利でしたが、先に述べた様な自由な分析をしたいというニーズが少なからずありました。そこで、部署の異動を機に必要なデータを自由に取得できるツールの導入を検討し始めました」と話す。

こうした課題を解決するためにNNPLでは、いくつかのBIツールを検討した結果、Dr.Sum EAの採用を決定した。

“サプリ”の導入
自由なデータ分析環境を構築

新しいBIツールは、既存BIシステムを補完する“サプリメント”と、社内の浸透を図る意味で「サプリ」という愛称で呼ばれている。2008年2月にスタートしたサプリは、既存BIシステムと同じデータソースからDr.Sum EAのDWHを作成し、Dr.SumEA Datalizer Professional for Webでレポートを表示する。MRは、このレポートでデータを自由に参照でき、簡単な操作で各自の販売実績が容易に分析可能となった。また、ワンクリックでExcelに出力できることも好評であった。

Dr.Sum EAが採用された理由としては、コストパフォーマンスやウェブ上でユーザーが自由にデータを加工して簡単にレポートを作成できる操作性等があげられる。成田氏は、「特に12月にレベミル®が発売され、MRがより詳細なデータを分析することができるツールの導入が求められていました。幾つかのBIツールを検討した結果、Dr.Sum EAは高速で大量のデータを扱える上に、何より高いITスキルを必要とせずにウェブ上で簡単にデータを分析できる操作性が大きな魅力でした」と話している。

Dr.Sum EAの機能を有効活用
MRの業務効率を大幅に改善

Dr.Sum EAの導入効果について成田氏は、「Dr.Sum EAは、アクセス権限を設定できるので公開するデータを必要最低限に絞ることができ便利でした。ユーザーはログインすると自分のデータのみが参照できるので、不必要なデータの流出を防げるのでセキュリティの観点からも大変有効でした」と話す。

また、サプリの導入により、必要なデータを自分で素早く入手できるようになり、会議資料の作成やデータ分析作業などのMRの業務効率が大幅に向上している。

同社は、病院や薬局などの名前や住所、電話番号などが登録されているアルトマークデータをDr.Sum EAに登録し、Dr.Sum EA Datalizer Professional for Web上でGoogleマップと連携している。その効果を成田氏は、「今までは初めて訪問する医療機関の場所を調べて地図のページを印刷したり、途中で車を停めて地図帳で場所を探したりすることが当たり前でした。サプリを使用すれば地図や施設の納入実績、医療機関情報に効率よくアクセスできるためMRにも好評です」と話している。

さらに、サプリの操作方法、Q&A、活用方法などをまとめたポータルサイトを公開しているのも同社の工夫だ。今までは紙のマニュアルを配布していたが、ポータルサイトではムービーを活用した動的マニュアルと印刷できる静的マニュアルの両方を公開している。成田氏は「Dr.Sum EAは簡単に使用できるので、ユーザーへの特別な教育は必要ありませんでした。マニュアルをポータルサイトに掲載することで紙資源の削減にもつながりました」と話している。

営業本部 ビジネスアナリシス部 部長 内山氏は、「NNPLでは経営指針の中の目標行動規範の1つに“業務の品質を継続的に改善しなければならない”があります。我々は常に社外、社内を問わず顧客からの声に耳を傾け、継続的な業務の改善に努めています。今回のサプリの導入はMRの業務効率を改善したことも含め会社にとっても非常に効果的でした」と話している。

Dr.Sum EA Visualizerの導入
ユーザーの拡大も検討

現在、同社ではDr.Sum EA Visualizerの構築も検討している。成田氏は、「現在サプリは数値データを提供していますが、Dr.Sum EA Visualizerによるデータの視覚的な提供を検討していきます」と話す。

また、成田氏は、「現在、営業本部で使用しているサプリですが、今後ユーザーの拡大も考えています。サプリの導入により、現在MRは、日々の進捗を確認するためには既存BIシステムから送られてくるメールを参照し、より詳しいデータを必要とする際にはサプリを利用するという的確なツールの使い分けができています。今後ユーザーを拡大する際にもユーザーニーズに合わせてDr.Sum EAの活用シーンを検討していきたいと考えています」と話している。

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