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損保ジャパンひまわり生命保険株式会社

クレジットカード払いに向けSVFをバージョンアップ
保険業務の効率化とプレ印刷用紙のコスト削減を実現

  • SVF

  • 金融・保険

  • 業務効率化

  • コスト削減

  • マイグレーション

Before

帳票にQRコードを印字し、それをスキャナーで読み取ることで外部のサービス会社から認証を得る仕組みが必要でした。

After

SVFX-Designer が使用できるようになったので、帳票のメンテナンス性は格段に向上しました。GUIによる容易な操作性でQRコードを実現できます。

損保ジャパンひまわり生命保険株式会社

情報システム部
IT 基盤・フロントシステムグループ
リーダー 布川 英明氏(写真右)
 
情報システム部
IT 基盤・フロントシステムグループ
リーダー 松田 昌之氏(写真左)
導入背景

●基幹システムのオープン化

●帳票システムの共通機能化

●クレジットカード払いの実現

●表現力豊かな帳票の実現

導入ポイント

●汎用機とオープン系の両方をサポート

●SVFX-Designer の直感的に使える操作性

導入効果

●SVFX-Designer によるメンテナンス性の向上

●プレ印刷用紙の廃止によるコスト削減と容易な在庫管理

●2次元コードでの入力による業務効率化

●印刷ミスの低減による業務の効率化

導入製品
2次元コードを利用した決済処理と他業務での利用による事務作業効率化を推進

SVF導入で帳票機能を独立業務の効率化とコスト削減を実現

1981年にアイ・エヌ・エイ生命保険として設立された損保ジャパンひまわり生命。2002年に損保ジャパンの発足にあたり、現在の社名に変更され、グループ企業の1社として損害保険事業と並び重要となる生命保険事業を展開している。近年では2008年8月より提供を開始した主力製品である終身医療保険「健康のお守り」が好評で、「2009年日経優秀製品・サービス賞最優秀賞」も受賞した。

また2009年10月末には、保有契約高(個人保険・個人年金保険の合計)が10兆円を突破。今後さらに「お客様に信頼され、選ばれる生命保険会社」を目指す損保ジャパンひまわり生命では、2009年11月より開始されたクレジットカードによる保険料の支払いに伴い、基幹システムの帳票出力基盤として採用されているSVFのバージョンアップを実施。保険業務の効率化とプレ印刷用紙のコスト削減も実現した。

基幹システムの再構築にともないシステムの切り出しとオープン化を実施

損保ジャパンひまわり生命では、2000年から2001年にかけてメインフレームで構築されていた基幹システムの再構築を実施。既存のIT資産を有効活用しながら、レガシーシステムとオープンシステムを融合させる「ミレニアム」と呼ばれるシステムを構築した。

損保ジャパンひまわり生命の情報システム部 IT基盤・フロントシステムグループ リーダーである布川 英明氏は、「1990年代後半からインターネットが普及してきたことに伴い、今後は顧客や代理店向けにインターネットを経由してサービスを提供しなければならない時代が必ず来ると判断したことが、基幹システムのオープン化を決断した理由でした」と話す。

「長年利用してきた基幹システムは、機能拡張やシステムの増強などによりスパゲティ状態になり、メンテナンス性が悪くなってきたこともシステムの再構築に至った理由のひとつでした。しかし、すべてのシステムをスクラッチでオープン化するのは、体力的にもリスクが大きいことが課題でした」(布川氏)

そこで、まずは契約管理の中の新契約システムを切り出し、オープン化することからシステムの再構築をスタート。このとき、あらゆる業務システムで共通に利用する帳票出力については共通サーバー機能として独立させ、その基盤としてSVFを採用した。これにより、たとえば保険の設計書作成などの機能がフロントエンド部分で処理できるので、代理店向けにサービスを公開することが可能になった。

全業務で使用する帳票を共通化
SVFで汎用機とオープン系を両立

ミレニアムでは、本社や営業店が日々の業務で出力するプルーフシートや各種オンライン帳票、またインターネット経由で代理店から要求される保険の設計書や申込書、資産書などを共通サーバーに導入されたSVFにより生成し、フロントエンド側で印刷する仕組みになっている。

布川氏は、「共通サーバーは、さまざまな業務システムから共通に利用される印刷機能や保険料の試算機能などで構成されています。たとえば、お金のやり取りが発生する取引を行った場合、プルーフシートが出力されます。このときフロントエンドの業務アプリケーションが処理を行い、共通サーバーのSVFが帳票を生成し、フロントエンドのプリンタで印刷するという仕組みになっています」と話す。

また、社内向けの代理店手数料明細などは、共通サーバーでPDFが生成され、紙に出力することはもちろん、PDFで保存することも可能。顧客向けに作成する、表やグラフを使った設計書などもSVFで生成・出力されている。ミレニアムの帳票システム基盤としてSVFが採用された理由を布川氏は、次のように語る。「ミレニアムの開発が始まった当時、当社の要件を満たす帳票作成システムはSVFしかありませんでした」

クレジットカード払い実現に向けSVFのバージョンアップを実施

損保ジャパンひまわり生命では2009年11月より、顧客サービスの一環としてクレジットカードによる保険料の支払いを可能にした。これに伴い、共通サーバーに導入されているSVFのバージョンアップを実施している。このバージョンアップで、C版からJava版へのコンバージョンが必要とされた帳票の種類は約700種類にものぼった。SVFをバージョンアップした理由を損保ジャパンひまわり生命の情報システム部 IT基盤・フロントシステムグループ リーダーである松田 昌之氏は、次のように語る。

「クレジットカードによる保険料の支払いを開始するにあたり、カード番号を自社のシステムで保管することはリスクが高いと判断し、外部のサービスを利用することにしました。そこで帳票にQRコードを印字し、それをスキャナーで読み取ることで外部のサービス会社から認証を得る仕組みが必要でした。このQRコードを印刷するためにSVFのバージョンアップを実施しました」

布川氏は、「SVFのバージョンアップによりSVFX-Designerが使用できるようになったので、帳票のメンテナンス性は格段に向上しました。GUIによる容易な操作性でQRコードを実現できるので、現在ではクレジットカード支払い以外の業務にもQRコードを利用しています」と話す。

たとえば、名義変更や住所変更などに対応する保全業務では、請求番号を画面から入力することなく、各帳票に印字されているQRコードを読み取ることで入力ミスを軽減することができ、事務作業の大幅な効率化を実現している。「保全業務では、かなり細かい帳票を作り込んでおり、SVFが効果を発揮しています」と松田氏は語る。

また、SVFX-Designerにより、帳票のメンテナンス性が向上したことで、これまであらかじめ枠やデザインが印刷されたプレ印刷用紙を使っていた帳票に関しても、プレ印刷用紙を使うのをやめ、汎用用紙に枠やデザインを含めて印刷するように変更した。これによりプレ印刷用紙にかかるコストを削減したほか、在庫管理も省力化している。

「プレ印刷用紙だと、共用プリンタで紙を入れ替えて印刷しようと思ったときに、他の人が別の印刷をしてしまいプレ印刷用紙をムダにしてしまうといった問題もありました。そこでムダの排除や業務の効率化も考え、汎用用紙に枠やデザインも含めて印刷する仕組みに変更しました」と布川氏。これによりプリンタの機種を変更した場合に、印字位置が枠からずれてしまうという問題も解決した。

より表現力豊かな帳票の実現と顧客サービスの向上でSVFに期待

今後の取り組みについて松田氏は、「SVFのバージョンアップに伴い、約700種類の帳票を新バージョンに一括移行しています。バージョンアップを行ったので、表やグラフ、罫線など、帳票作成の表現力がより豊かになるといった効果も期待できます。しかし、帳票数が多いので、帳票の表現力向上については今後の取り組みになります」と話す。

また布川氏は、「個人的な思いなのですが、現在、代理店向けに公開しているようなサービスを、顧客向けにも展開していきたいと思っています。たとえば、契約内容の変更などで必要な書類を送付してもらう場合に、変更内容をブラウザから入力してもらい、PDFの書類を作成し、それを送付してもらうことで、保全業務におけるミスなどを低減させることができるのではないかと思っています」と今後のSVFへの期待を語っている。

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