導入事例

夢展望株式会社

アパレル向け販売管理システム構築にDr.Sum EAを採用
データ集計時間を短縮し経営層の意思決定スピードを向上 

  • Dr.Sum EA
  • 卸売・小売
  • 経営戦略活用
  • 作業工数削減
Before

1日に処理するデータ量は4000件程度で、1カ月では12万件以上に。そのため月末近くになるとExcelでは処理ができなくなり、集計値だけをレポートとして提出し予算実績管理や営業資料の精度に問題がありました。

after

データの集計時間が大幅に短縮されたことで、経営層の意思決定のスピードを大幅に向上。サイトのデザイン変更による売上効果は歴然となりました。値引きは最後の手段となり、サイトのデザインを変更するなどの方法を模索し、デザイナーのモチベーション向上にも役立っています。

導入背景

● データ集計の時間短縮

● データの整合性向上

導入ポイント

● 高速なデータ集計機能

● 容易な操作性

● 使いやすい開発環境

● コストパフォーマンス

導入効果

● データ集計の大幅な時間短縮

● 経営層の意思決定のスピード化

● 在庫管理の効率化

● サイトデザインの分析による売上向上

● 全社でのデータ活用

導入製品

Dr.Sum EADr.Sum EA Datalizer Professional for WebDr.Sum EA Datalizer for Excel

Company Profile

設立:1998年5月
所在地:大阪府池田市
事業内容:PC、モバイルでのインターネット通信販売、フィギュア、電子玩具のOEM/製造などを展開。
URL:http://www.dreamv.co.jp/
夢展望株式会社
業務推進部 マネージャー
広瀬 穣治 氏

サイトデザインと売上の関係も把握
企業の成長に貢献する全社規模でのデータ活用

オンライン販売専業で事業を拡大する夢展望

リアルな店舗を持たず、PCおよびモバイルによるオンライン販売に特化した通信販売を事業とする夢展望。現在、20代女性を中心とした顧客層に向け、プリンセステイストのファッションアイテムを取り扱う「プリンセス」と、セクシー・グラマラステイストのファッションアイテムを取り扱う「グラマラス」、ナチュラルテイストのアイテムを取り扱う「ガーリーカジュアル」、子供服を取り扱う「キッズ」の4ブランドを展開している。

通常、オンライン販売では、PCサイトからの購入が主流でモバイルサイトは補助的な店舗が多いが、同社ではモバイルからの売上が全体の70%以上であることが特徴。常にサイトの作り方を工夫したり、顧客満足度を向上させたりするための取り組みを推進し、顧客が安心して商品を購入できる仕組みを確立している。

2008年に150%以上、2009年も現在までに130%以上の成長率を達成している夢展望では、今後さらに事業の拡大を目指し、販売管理システムのリニューアルを実施。ビジネス・インテリジェンス(BI)ツールとしてDr.Sum EAを採用することで、大きな効果を上げている。

データ集計の時間短縮とデータの整合性向上を目指す

夢展望では、キヤノンITソリュションズが提供するアパレル向け販売管理パッケージ「SuperMate」を基幹システムとして使用している。このSuperMateのデータを活用して営業担当者が予算実績を把握する営業向け予算実績管理システムを独自に構築。営業の予算実績や日報、分析資料などのレポートをExcelで作成していた。

夢展望の業務推進部 マネージャーである広瀬 穣治氏は、「SuperMateで1日に処理するデータ量は4000件程度で、1カ月では12万件以上になります。そのため月末近くになるとExcelでは処理ができなくなり、集計値だけをレポートとして提出していました」と話す。

最大の問題は、データの集計時間がかかること。朝の11時から受注処理をスタートし、15時ごろにファイルメーカーやエクセル等で処理し始めて終わるのが18時ごろ。その後、担当者に配布されるが、すでに帰宅時間も近く、目を通すのが翌日になってからという状況だった。

また、データの整合性がとれないという問題もあり、データの一元化が必要だった。広瀬氏は、「SuperMateからExcelまでのデータを2次加工、

3次加工しているほか、Excelでさらに加工して利用する担当者もあり、予算実績管理や営業資料の精度に問題がありました」と話す。

夢展望では、これらの問題を解決するために販売管理システムをリニューアルすることを決定。BIツールとしてDr.Sum EAを採用した。

Dr.SumEA採用の決め手は高速な集計と使いやすさ

新しい販売管理システムは、SuperMateとDr.Sum EAのデータ連携部分をキヤノンITソリューションズが開発し、Dr.Sum EAの分析画面およびレポートを、広瀬氏ともう1名の担当者が開発した。2009年2月よりSuperMateとDr.Sum EAの整合性テストを行い、4月より全社にリリース。現在、経営層からスタッフまで全社員が、日常的な業務でDr.Sum EAを使用できる環境になっている。

Dr.Sum EAが採用されたのは、高速集計が可能なBIツールが必要だったためだ。広瀬氏は、「社内の作業としては昨日分の受注を一括で処理し、データに反映させていました。旧システムでは、連休があるとSuperMateの情報を取り込むだけで1日かかってしまうこともあり、高速な処理が必須でした。」と話す。

また、Excelの知識があれば、容易に開発できるDr.Sum EAの高い生産性も採用の理由のひとつ。さらにDr.Sum EA Datalizerを使用することで、ブラウザやExcelだけでデータを活用できる使いやすさもDr.Sum EAを採用した理由だった。現在、Dr.Sum EAには、過去3年分のデータが蓄積されている。

データの集計時間を大幅に短縮
サイトデザインと売上の関係も把握

Dr.Sum EAを導入したことで、これまで集計にまる1日かかり、分析がその翌日になっていた販売管理データ処理が、当日の午前中にはデータの集計が終わり、昼には分析できるようになった。広瀬氏は、「データの集計時間が大幅に短縮されたことで、経営層の意思決定のスピードを大幅に向上できました」と話す。

また旧システムでは営業担当者向けのデータしか提供されていなかったが、Dr.Sum EAを導入したことで、従来できなかった商品管理や在庫管理、顧客管理、店舗管理など、全部門でデータを活用できるようになった。

広瀬氏は、「商品の在庫をDr.Sum EAで管理できるので、在庫管理を効率化できました。以前は在庫をタイムリーに管理できなかったため、連休の間に売り切れになってしまった商品を受注して、お客さまにご迷惑をおかけしたこともありました」と話している。

また、広告や販促の効果測定にもDr.Sum EAを利用。ウェブデザイナーがDr.Sum EAを活用することで、たとえば売上のよくない商品のサイトデザインを変えると売上にどのように影響するかといった分析を行っている。広瀬氏は、「サイトのデザイン変更による売上効果は歴然です」と話す。

「以前は、売れない商品の値段を安易に下げて販売していましたが、Dr.Sum EAを導入したことで、まずはサイトのデザインを変更するなどの方法を模索し、値引きは最後の手段となりました。この効果はデザイナーのモチベーション向上にも役立っています」(広瀬氏)

さらにマーケティング担当者が1週間分のデータを分析するためには、7日分のExcelシートを自分で集計しなければならなかったが、Dr.Sum EAではブラウザー画面に条件を設定し、クリックするだけで瞬時に1週間分のデータ集計が可能。マーケティング担当者の作業効率も大幅に向上している。

「以前は、Excelを使いこなせる担当者しかデータの分析ができませんでしたが、Dr.Sum EAは操作性も簡単なので、ちょっとした説明会だけですべてのスタッフが利用できるようになりました。現在では、“こんなことはできないの?”という問い合わせが増えています。これは非常にいい傾向だと思っています」(広瀬氏)

アクセス解析とDr.SumEAの連携を計画
Visualizerによるレポート作成にも期待

今後の展望について広瀬氏は、「これまでは売上データを中心とした分析を行っていましたが、今後はアクセス解析を中心に売上の傾向を把握する仕組みを構築したいと思っています。現在は、Excelで分析していますが、手法が確立したらDr.Sum EAに移行する計画です。これによりページビューと売上や在庫の関係などを分析してみたいと思っています」と話す。

さらに、今後は外部に提出するための経営資料やレポートを作成する機会が多くなってくることが予想されており、Dr.Sum EA Visualizerを使用した見栄えのよいダッシュボードやレポートを作成することなども検討している。

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