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生産スケジューラーとMESアプリケーションを連携させ「工場の見える化」を短期に実現

~日々発生する生産現場の変化を把握、最適生産に活かす~

アスプローバ株式会社
ウイングアーク1st株式会社
トーテックアメニティ株式会社

 アスプローバ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高橋 邦芳)、ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 潤)、トーテックアメニティ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:坂井 幸治、以下TOTEC)の3社は、アスプローバの生産スケジューラー「Asprova」とウイングアークのMESアプリケーション「MESOD(メソッド)」を連携させることにより、「工場の見える化」を短期に実現します。

 IoTの活用によって、様々な現場の情報がデータ化され把握できる事例が生まれるようになってきました。正確な実績データから、精査された標準タクトタイムで生産計画ができると、更なる生産性向上や、リードタイムの短縮、省力化への期待が高まります。しかし、日々発生する様々な生産現場の変化に追従し、柔軟な生産を実現するのは簡単ではありません。

 こうしたIoTだけでは実現できない課題を、ひと・もの・資源を高速にスケジューリングする生産スケジューラー「Asprova」と、IoT時代のクイックスタートMESアプリケーション「MESOD」を連携させることで解決します。

 ウイングアークの「MESOD」で、設備からのIoTデータや人が入力したデータなど、生産ラインにおける様々なデータを収集・蓄積し、設備毎の稼働状況や、生産進捗、予実情報といった生産現場を可視化します。このプラットフォームに統合されたデータに対して、アスプローバの「Asprova」を連携し、更なる工場の見える化を実現し、予実分析を可能とするソリューションを展開します。

工場の見える化をクイックに実現

 両製品の連携により、生産計画および、その計画に基づいた生産実績を把握しPDCAを回すことができるようになります。また日々発生する現場トラブルや生産進捗遅れを把握し、スケジューラーに反映することで、変化に強い生産計画を行うことが可能です。それ以外にも、予実分析からタクトタイムを改善し、精査されたタクトタイムを生産計画に反映することで、より精緻な計画立案を可能にします。高い精度の生産計画立案による生産効率の最大化と、実績数字だけでなく傾向や他要因の相関を判断材料とした生産プロセスの改善が期待できます。

 なお、Asprovaエンジニアでは国内最大規模を誇り、豊富な導入実績とノウハウを有するTOTECが、お客様ニーズに沿ったメニューで、導入を支援します。

支援メニュー

■「Asprova」について
「Asprova」は、限られた資源(設備や人員)と時間を最大限に利活用する生産スケジューリングで生産性の向上を図ります。スマートファクトリー化で増設された設備で生産能力はアップしたものの、依然として生産計画の現場では「変更に追従できない」「計画精度が低い」「立案に膨大な時間を要する」「業務が属人化している」といった様々な悩みを抱えており、Asprovaはこういった課題を解決します。
https://www.asprova.jp/

■「MESOD」について
「MESOD」は、最もニーズの高いMESの機能を手軽に導入できるMESアプリケーションです。ものづくり企業が要望する可視化コンテンツをあらかじめ用意しているため、開発期間とコストを抑えながらMESを始めることができます。柔軟な拡張性も備えているため、お客様の要望に合わせたカスタマイズにより、将来的にはフル機能の本格的なMESにまでシステムを拡張していくことが可能です。
http://www.wingarc.com/solution/manufacturing/

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301

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