第一回
MotionBoard Cloud コンテスト

「Cloud連絡帳(仮称)」は、家庭と保育施設をつなぐ連絡帳です。主に4つの機能を実現しました。

1. 保護者が記入するお便りは、スマホから簡単に入力できます。
2. IoTデバイスオフション機能で、送迎バスがどこまで来ているかわかります。
3. 掲示板機能を使用したお知らせは、いつでも保護者が行事の準備などを確認できます。
4. 健康状態と3rd Party Data Galleryの気象情報を重ねて表現し、季節病の予防に役立てます。

日本は、夫婦共働き世帯が年々増加傾向にあります。
保護者世代は、スマホ世代になっているにも関わらず、保育施設でのICT活用は30%に留まっています。
私達は、Data Empowermentで子供たちにのために何かできないかと考えMotionBoardのワクワクする機能をフル活用した「Cloud連絡帳(仮称)」に辿り着きました。

年齢・性別・勤務地・役職の異なるダイバーシティメンバー4名で参加させて頂きました。
コンテストの作品がそのまま現場でトライアルしていただけるように、使いやすさの細部にまでこだわりました。
メンバーの中に育児経験者はいますが、保育業務が分かるメンバーはおりませんでしたので、現役の保育士へのヒアリングを実施することで、「Cloud連絡帳(仮称)」がより現実的なものになるように仕上げました。
また、今回は存在するデータを見せるだけではなく、データを入力できる設計とすることが大きなポイントでした。
データの形式にも制限がありました。エントリーを作りやすいテーブル設計（正規化）とデータを見せやすいテーブル設計（非正規化）で、テーブル設計やエントリーボードの作成を何度もやり直しをすることもありました。