第5回営業支援EXPO 出展レポート

ウイングアーク1stは2018年7月4日から7月6日に東京ビッグサイトにて開催された「第5回営業支援EXPO」に出展しました。
会場では、営業力強化を実現するSFA(営業支援システム)の文字を掲げるブースが数多く見られました。最近ではCRM(顧客管理システム)と同様の機能を有しているシステムが多く、まさに営業支援ツールとして欠かせない存在となっているようです。

「MAPPA」でリアルタイムから来期まで瞬時に営業活動を透明化

当社ブースでは、「書類をデータ化、同時に整理」「営業活動のすべてを見える化」という2つのキャッチコピーと共に、アナログな業務の自動化を実現する電子活用ソリューション「SPA」と、BIダッシュボード「MotionBoard」を使用した営業活動状況をリアルタイムに可視化する営業ダッシュボード「MAPPA」を展示。

MAPPAは、SFAやCRM、Excelファイルなどに蓄積された営業データをもとに、単純な予実管理ではない予算達成に向けた正確な分析と予測を可能にするソリューションです。たとえば、案件ステータス別のコストの推移や案件数の受注/失注率を把握し、さらに将来的な売上をモニタリングできます。また、週次での訪問件数や受注/失注の件数や金額といったデータも確認できます。

これらの情報はすべてダッシュボード上に自動的にグラフや表などで表示されるため、毎週のレポート作成作業を無くすことができます。またマネージャーも現場担当者もいつでも同じ指標で状況を確認できるため、共通の理解のもとに迅速に課題解決に向けたアクションの実行へ移ることができます。効果的に無駄のない活動ができ、チームごとの活動も透明化されるため、部門全体への意識改革にも貢献します。

四半期ごとの案件ステータス別の受注推移状況
四半期ごとの案件ステータス別の受注推移状況

現場で入力された情報の即時反映と分析・可視化を実現

PlatioとMotionBoardの連携デモ。地図上に営業の活動状況を表示
PlatioとMotionBoardの連携デモ。地図上に営業の活動状況を表示

また、インフォテリア社のモバイルアプリ開発基盤「Platio」とMotionBoardの連携を実現したデモを実施。
両製品の連携により、Platioを使用して現場で入力したデータを即座にMotionBoard上で可視化することができます。

例えば、日次の売上実績や店舗ごとのキャンペーン実施状況などをPlatioで手軽に現場から報告、収集したデータをMotionBoardで閲覧するという活用方法が可能に。

マーケティングからインサイドセールス、営業、運用保守までの一連の活動を繋げて可視化

マーケティングの活動状況の画面。
マーケティングの活動状況の画面。
すべての活動状況の全体像を確認できる。個別の活動ごとの詳細状況も確認可能
すべての活動状況の全体像を確認できる。個別の活動ごとの詳細状況も確認可能。

さらに、営業活動だけではなく、マーケティングによるリード生成からインサイドセールスによるフォロー、案件化したリードの営業による受注、そして受注後の保守契約状況という一連の活動を、MotionBoardで繋げて可視化したデモも展示。

個々の活動だけでなく、顧客マネジメントの全体像を把握できるため、全体の中での効果測定や課題把握を可能にします。

来場者の大半がSFA/CRMを未導入

SFA/CRMの導入率は全体の1/4
SFA/CRMの導入率は全体の1/4

ウイングアークではブースを訪れた方々に「SFA/CRMを導入しているか」というアンケート実施。すると、「いいえ」または「分からない」という回答がなんと大半を占める結果となりました。

「営業活動のデータ化」が最も多い課題
「営業活動のデータ化」が最も多い課題

また、同様に営業の課題についてのアンケートも実施。最も多かったのが「営業活動のデータ化」で、次に「新規顧客開拓」「SFA/CRMの導入・定着」「活動のナレッジ・ノウハウ蓄積」と続きました。

トレンドとしてのSFAは存在感を増しつつも、実際に現場へ導入できている企業はまだ少なく、運用や社内の浸透へ問題を抱えていることが伺えます。まだまだSFAにはポテンシャルがあり、営業におけるデータ活用や効率的な運用について、より意識を変えていく必要がありそうです。

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