連携ソリューション

電子帳票保管・活用ソリューション

株式会社ニシヤマ様

システム環境 約130種類の帳票の電子保管
業種/業態 工業用ゴム・プラスティック製品の販売
導入製品 日立ソリューションズ製品:ReportMission
ウイングアーク1st製品:SVF
導入効果 帳票の電子化による、コスト削減・セキュリティ強化・帳票活用

基幹システム刷新で帳票の運用を見直す

株式会社ニシヤマ様では、2006年保守サポート切れを目前に控えた汎用機で稼働していた基幹業務システムを、オープン系システムに全面刷新するプロジェクトが開始されました。

情報セキュリティを強化する取り組みを進めていた時期が基幹業務システムの刷新と重なり、システムから出力する帳票の電子化と、帳票運用の見直しをすることを決定しました。

それまでは、帳票は全て紙に印刷し各事業部門に必要なものに仕分けして、全国にある支店・営業所に発送するという作業を人手で行っていました。
当然のことながら時間や手間がかかり、支店・営業所に届くまでに2~3日もかかっていました。
さらに、紙に印刷した帳票を保管するスペースが必要であり、保管期限が過ぎた帳票を廃棄する際の負担も大きな課題となっていました。

こうした課題を解決するべく、電子帳票システム「ReportMission」の導入を決め、新帳票システムを構築しました。

帳票に関する手間とコストを大幅に削減

「ReportMission」は、新しい基幹業務システムのカットオーバーとともに、2008年4月から運用が開始されました。

帳票が電子化されたことで、人手を介して行なっていた帳票の仕分け・送付作業が必要なくなり、帳票の運用業務にかかっていたコストを大幅に削減することが出来ました。
特に、帳票の保管と廃棄に関して大幅なコスト削減を実現しました。

さらに、帳票に権限を付与したことで、情報の流出を防止できるといった情報セキュリティの強化、帳票が出力された時点で閲覧できるという迅速性、過去の帳票の検索が容易という業務の効率化など、多くの導入効果が表れました。

経営層からも、帳票データを抜き出して加工することができるようになり、経営判断のスピートアップにつながったと高い評価を頂いています。

今後は、帳票に捺印できる機能、未読の帳票がある場合にフォルダの色を変える機能など、付加価値のある機能を取り入れ、さらに電子帳票を便利に使っていく予定です。

このページのトップへ