エンタープライズ向けDWH

Dr.Sum ロゴG model

WingArc1st ロゴ

Database engine for high end

  • ハイエンド向けの高度な技術を、簡単に
  • サーバーライセンスにより全社へデータの価値を波及、高いコストパフォーマンスを実現

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Dr.Sum Gモデルは、以下のようなデータ活用基盤の構築を検討している方におすすめのデータベースエンジンです。

ABOUT

Dr.Sum Gモデルの活用シーン

  • 販売や在庫といった数十億を超える大容量データの全社活用

  • Pythonで作成した需要予測モデルを運用するための機械学習基盤

    • 例えば、
    • ・日々発生する大量の業務データを需要予測モデルにリアルタイムに連携し、得られた結果を全社で共有
    • ・需要予測モデルの再学習のために、大量の業務データを教師データとして利用し、予測精度を向上
  • ミリ秒単位で発生する大量のIoTデータの加工・蓄積

FUNCTION

機 能

ハイブリッドエンジンで実現する
大容量データのOLAP分析

Dr.Sumは以下の2つの技術で大容量データの
高速集計を実現します。

2つを併用することで、全データをインメモリ化する必要がなくなり、サーバーリソースの効率的な運用を実現します。

ハードディスクやSSDに保存したデータから応答する従来方式

独自のデータアクセスアルゴリズムを
ベースとした列指向データベース技術

従来方式では、独自のデータアクセス技術(特許番号:4081236)を基に、
世界でも例のないカラム型データベース技術を確立しています。
チューニングレスでも高速なデータ集計が可能です。

インメモリ方式

10億件を0.8秒、20億件を1秒台(弊社実測値)で
集計するインメモリ集計技術

数十億を超えるデータも扱うことが可能となります。
また、複数のインメモリサーバーで負荷を分散することもできます。

データ加工処理を支援する
スクリプト言語と統合開発環境を提供

Dr.Sum が提供する DS Script を記述することにより、 バッチ処理やデータ加工処理など、データの前処理を効率化 することができます。従来のバッチ処理では困難であった、 変数を使用した動的な処理や、条件分岐・並列処理といった複雑な処理 を行うことが可能です。また、インメモリ上のワークテーブルを利用することにより、 高速にデータ加工処理 を行うこともできます。
Visual Studio Code など、一般的なコードエディタを用いて、 編集することも可能です。

Python連携で実現する
高度な分析

Dr.Sumでは、Pythonのプログラムと連携する機能を提供しています。SQL文からPythonのプログラムを実行し、実行結果を表データとして受け取ることができます。

Pythonがサポートするさまざまなライブラリを組み込むことで、クロス集計以外の方法による分析が可能になります。たとえば、機械学習用のライブラリを利用すると、機械学習モデルが返す推論のデータを分析できます。

MLOps:Dr.Sumで実現する機械学習オペレーション

一般的な運用と発生する課題

「Pythonプログラムの実行環境」と「業務データの蓄積・集計環境」が分断されていることにより、連携できるデータ容量やスピード、業務部門への展開に課題がある

需要予測モデルを実業務での運用プロセスに載せるためには、「Pythonプログラム」と「日々発生する大量の業務データ」のシームレスな連携が不可欠です。一般的にはそれらが分断されているケースが多く、結果として「データ連携に手間や時間がかかる」「スペックの兼ね合いで全業務データは使用できない」といった課題が生じます。

Dr.Sumで運用した場合

MERIT

機械学習基盤を一つのプラットフォームにすることで生まれるメリット

  1. 発生した業務データを即座に需要予測モデルに投入し、いち早く結果を得られる
  2. 得られた結果をそのまま全社に展開し、業務で利用できる
  3. 発生した業務データをそのまま教師データとして使用し、Pythonプログラムの再学習を行うことで、予測精度を高められる

Dr.Sumは、「Python連携機能」と「ハイブリッドエンジンによる大容量データの処理技術」を兼ね備えているため、シームレスな連携が可能となり、機械学習基盤としてご利用いただけます。また、Dr.Sumは「サーバライセンス」かつ「セットで利用できるユーザーインターフェイスを提供」していることにより、分析結果を実務担当者に展開することも容易に行えます。

ミリ秒単位の
ストリーミングデータを収集・
加工

デバイスやネットワーク環境の進化により、リアルタイムに発生するデータをビジネスに活用できる時代となりました。例えば製造業では、設備や機器のセンサーデータを活用したリアルタイムでの稼働監視や、予知保全領域でのIoTデータ活用などの取り組みが広がっています。

Dr.Sumは、以下のような機能を備えており、ミリ秒単位で発生する大量のストリーミングデータの活用基盤としてご利用いただけます。

MQTT・OPC UA・HTTP(GET/POST) の
プロトコルに対応

各社の産業用ゲートウェイからノンプログラミングでデータ取得が可能です。

マイクロバッチ方式により、
ストリーミングデータの加工・蓄積を実現

Dr.Sumは、ストリーミングデータの取得・パース処理をはじめ、時刻の正規化や、時間のズレの補正、異常値の除去やデータ欠落の補完などの機能を搭載しています。ミリ秒単位で発生するIoTデータは、人が集計・分析・可視化するといった用途では扱いにくいことも多いですが、Dr.Sumならノンプログラミングで事前加工を行い、使えるデータにすることができます。

用途に応じて
選択いただける利用形態

Dr.Sumデータベースエンジンはオンプレミス版とクラウド版をご用意しています。

異なるネットワーク上のデータベースに
セキュアにアクセス可能

Dr.Sum が提供する「SecureTransport Bridge機能」という独自の技術により、イントラネット等のローカルネットワークのデータベースに接続することができます。

クラウドサービスで提供されるDWHでは、「クラウド環境へのデータアップロード」と「DWHへのデータ書き込み」の二段構えの処理が必要となることが多いですが、Dr.Sum Cloudは DBと直接連携することができるため、クラウドサービスでも効率的にデータを連携・利用することが可能です。

ご要件に応じて最適な構成を提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。