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ウイングアーク、インフォベックの .NET対応/次世代ERP「GRANDIT」と連携
日本の商習慣に適合した中堅企業向けERP導入時の「総合的な帳票基盤」を提供

基幹系大量帳票出力と拠点間の運用/電子フォームの導入/業務現場の集計レポートなど課題となる全社的な帳票要件に対してプログラムレスで容易な適用が可能に。
中堅企業市場で日本の文化にあったERP短期導入を帳票分野から補完・低コスト化を実現。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 内野弘幸)は、このたび、インフォベック株式会社(以下インフォベック、本社:東京都千代田区 代表取締役社長 三浦 進)が推進する次世代ERP事業と、基幹システムにおける帳票出力・運用分野で協業することになりましたので、お知らせいたします。

 中堅企業へのERP導入が活性化するなかでは、とくにERP採用の投資対効果とともに、固有の商習慣に柔軟に適応できる仕組みが求められています。インフォベックの「GRANDIT(グランディット)」の特長は、コンソーシアム各社の参加によって日本の商習慣に根ざした業務や運用のノウハウが集約されたERPであると同時に、Microsoft(R).NETをプラットフォームとして、C/Sシステムのインターフェイスに近いユーザインターフェイスをWebベースで実装した、業界初の完全Web対応のERP製品です。
 インフォベックの「GRANDIT(グランディット)」詳細は、5/18付け同社発信のリリースを参照ください。

 中堅企業がERPを導入する基幹の業務システムでは、これまで業務で運用してきた帳票分野は重要なテーマのひとつとなります。帳票には、得意先指定の帳票が数多く存在し、また運用においても企業固有の業務ノウハウが凝縮されています。そのため、個々の様式デザインに高度な再現性が求められる一方、業務の用途に応じたアウトプットの形態や帳票文書の管理など、ニーズに応じた柔軟なカスタマイズ性と、多様な業務要件解決を包括できる画期的な仕組みが求められてきました。
 ウイングアーク テクノロジーズは、インフォベックの「GRANDIT」を導入する中堅企業の帳票分野に対して、Super Visual Formade(SVF)をコアとした「総合帳票基盤」を提供することで包括的な各種帳票要件の解決し、日本の文化にあった短期ERP導入と日本ならではの運用が求められる帳票分野でプログラミングで作り込まない「はやく・やすく・最適な」帳票システムの仕組みを提供いたします。

具体的には、業務の現場で課題にあがる次の要件を解決します。 ・ SVFのフォームファイルによるERP用の帳票デザインをテンプレートとして提供
・ SVF for Java Print(プリンタごとに対応した高速ドライバ印刷)によって、ドットインパクトプリンタ、レーザプリンタ、ラインプリンタを問わず、固有のプリンタに限定されないオープンなコマンド帳票印刷環境を提供
・ Report Director Enterpriseによって、基幹システムの大量帳票出力とブラウザベースで拠点のバッチ処理を実現し、基幹帳票運用の集中管理を可能にする
・ SVF for Web/Clientによって、ブラウザベースで指定の帳票をクライアントPCにつながるプリンタへ直接印刷、あるいは快速プレビューできる環境を提供
・ Universal Connect/Xによって、テキストデータインターフェイスまたはXMLデータを取り込んで、ノンプログラミングで業務の用途に応じた帳票出力環境を提供にする
・ 通信系の運用として、Universal Connect/X Mai Editionによる出力される帳票のメール自動配信、SVF for FaxPress/Java Editionによる帳票のFAX自動送信の実現
・ Dr.Sumによる多次元高速集計の環境と管理帳票・集計表のレポート出力

これらの製品群によって、インフォベックの「GRANDIT」導入時における帳票開発ならびに稼働後の運用メンテナンスの大幅な軽減を実現し、短期導入・早期立ち上げ、投資対効果に優れた低コストによる帳票システム構築を可能にします。

今回の協業について、インフォベック株式会社よりエンドウスをいただきました。

コンソーシアム方式により、業界を代表するSI企業のノウハウを集大成して、次世代ERP「GRANDIT(グランディット)」を5月よりリリースしました。ERPという性格上、機能面はもとより、特に帳票分野にはお客様の業務ノウハウや慣習が凝縮されているため、高度な再現性が要求され、フォーマットやレイアウトにも繊細な表現が求められます。また、出力系のデリバリーにもきめ細かい管理が必要となります。インフォベック株式会社は、ウィングアークテクノロジーズ株式会社と提携し、お客様の高度な要求に応えていきます。
インフォベック株式会社
ビジネスインキュベーションユニット・リーダー 時末聡

今後、両社はマーケティング協業を推進し、第一弾として、ウイングアークテクノロジーズはインフォベック主催の製品発表会への参加、「GRANDIT」の製品リリースから帳票要件解決のためのソリューションを提供します。さらに今後、共催セミナーを共同で企画開催し、中堅企業に向けて日本の商習慣に適合したERPの導入と帳票運用の基盤の浸透をはかってまいります。
両社連携の情報は、下記URLに掲載します。
http://www.wingarc.com/doc/iwld/grandit/

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  広報担当 金子
TEL:03-5766-2833 FAX:03-5766-2835
kaneko.k@wingarc.co.jp