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ウイングアーク テクノロジーズとイーズ・コミュニケーションズ、シームレスなレポーティング・基幹系帳票出力を実現するソリューションの推進で協業

~.NET環境下で定型・非定型分野の帳票出力を短期構築~

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
イーズ・コミュニケーションズ株式会社

 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:内野弘幸)とイーズ・コミュニケーションズ株式会社(以下イーズ・コミュニケーションズ、本社:東京都港区、代表取締役社長:平沢昌雄)は、このたび、SMB(Small and Medium Business = 中堅・中小企業)マーケットを対象に、企業内に散在する異なるベンダ・異なるバージョンのデータを自由自在に連携・統合することによって、.NET環境下の業務システムからシームレスなレポーティング・基幹系帳票出力を実現するソリューションを推進することになりましたので、お知らせいたします。

 両社で連携をはかる製品は、ウイングアーク テクノロジーズのSVF帳票製品「SVF for .NET Edition」と同社集計レポーティングツール「Dr.Sum(ドクター・サム)」、そしてイーズ・コミュニケーションズの「InfoUnityR: MONO(インフォユニティ モノ)」です。
 企業内にはさまざまなデータが蓄積されていますが、部署や業務ごとに異なるシステムで管理されている場合が多く、これらのデータを一元的に利用することは大変困難でした。特に基幹業務系の帳票分野では、さまざまなデータソースからのデータ取得がボトルネックであり、中堅規模の企業システムにとってはシステム構築から運用までの低コスト化・早期実施の観点からも手軽なデータ連携を実現するソリューションが求められていました。

今回、企業システムへの浸透を深める.NETの分野で、データ連携から帳票OUTPUTの環境を一気通貫で構築できるソリューションとして、両社製品による連携が実現しました。
 これにより、多様なデータソースから帳票OUTPUTに必要なデータの取得が容易に行え、システム構築にかかる工数を大幅に軽減することができます。さらに、.NETアプリケーションから企業システム内で必要とされる、取引先に宛てた請求書/納品書等の定型帳票出力を行うことや、在庫や販売実績のマスターデータを用いてデータ集計・レポーティングの環境を容易に構築することが可能になります。

両社は、.NETが浸透するSMBマーケットでの企業の業務帳票分野で、請求書や納品書等の定型帳票出力のほか、管理帳票や統計帳票の非定型帳票出力要件の双方に対して、連携ソリューションを推進してまいります。今後、両社の検証済み製品連携を紹介するプロモーションを通してユーザ企業やSI企業への浸透をはかります。
 まず第一弾として、マイクロソフト株式会社様が主催する「Microsoft Application Development Community(通称:MADCom)」(12月14日:東京会場、12月15日:大阪会場)にウイングアーク テクノロジーズが参加し、そのセッション内でイーズ・コミュニケーションズとの連携ソリューションを共同で実施します。

このたびの両社協業のパブリシティに対して、マイクロソフト株式会社様よりエンドウスをいただいております。

定型・非定型の帳票は、日々刻々と変化するビジネス環境に対し、柔軟に対応できない状況にありました。両社によってなされた今回の提案は、最も大きな課題である分散された業務データの統合と再利用に関する新たな手法として注目に値するものとして考えております。弊社マイクロソフトとしても多いに期待しております。
日詰 廣造
マイクロソフト株式会社 ビジネスパートナー営業本部 ISVソリューション推進部 部長

両社連携ソリューションの情報は、以下サイトで本日公開します。
帳票 i ワールド:http://www.wingarc.com/doc/iwld/i-ze/index.htm

※ウイングアークテクノロジーズが企画運営する「帳票 i ワールド」は、システム構築を「帳票開発」から考え、企業システムのオープン化に欠かせない各社製品と帳票分野を「繋ぐ/組み合わせる」連携情報として提供し、企業の情報システム部門やSI企業に対して認知させる目的でサイトアップしています。

<SVF for .NET Editionについて>
  ウイングアーク テクノロジーズは、MicrosoftR: .NET Framework で作成したアプリケーションからプリンタコマンドによる直接印刷を実現する帳票出力製品と、MicrosoftR: Visual StudioR: .NETをはじめとする .NET Framework の開発環境に合わせた帳票デザインツールを2005年度春に正式出荷を開始する予定です。
■SVF for .NET Edition  1サーバ1CPU 840,000円(本体価格800,000円)
 「SVF for .NET Edition」は、SVFで作成したフォームファイルから、業界ではじめて、MicrosoftR: .NET Framework 対応によるプリンタコマンド(プリンタが保有する専用の記述言語)で大量高速印刷を実現。そのほかPDFファィル出力、イメージファイル出力が実行できる帳票サーバ製品です。

<Dr.Sumについて>
ウイングアーク テクノロジーズの「Dr.Sum Standard」は、多くのビジネスユーザーが使い慣れたエクセルをインターフェースとし、クライアントライセンスフリー(※アドインモジュール:無償)をインストールするだけで、エクセルの拡張機能のような感覚で、サーバサイドの高速な集計処理と、集計してきたデータからドリルダウン/ドリルアップ、ドリルスルーの操作が行え、さらに見栄えの良いレポート作成が行えるソフトウエアです。製品リリース以来約3年半で、大手ゼネコン、製造、流通をはじめ、中堅食品メーカーや中小卸販売店など、業務の部門単位に導入され、すでに530ユーザ以上の採用実績を数えます。
■Dr.Sum Standard 1サーバ1CPU 840,000円(本体価格800,000円)

<InfoUnityR: MONOについて>
 イーズ・コミュニケーションズの「InfoUnityR: MONO」は、複数のデータベース上のデータを集中管理するためのソフトウエアです。データベースの前段に設置し、各データベース上のデータを組み合わせたビューを作成することができます。
■InfoUnityR: MONO 1プロセッサ 2,100,000円(本体価格 2,000,000円)
※クライアント数無制限
1サーバ 1,029,000円(本体価格 980,000円)
※クライアント10ライセンス付き
 企業内に散在するOracle、SQL Server、DB2などのRDBMSやAccess、Excelなどさまざまなデータソースに対し、元のデータには変更を加えず、それらのデータを仮想的に統合し利用することを可能にします。また、それらのデータの利用に際しては、一元的なアクセス制御やアクセスログの取得といったセキュリティ機能を設定したデータアクセスが可能です。

本リリースは、ウイングアーク テクノロジーズ株式会社とイーズ・コミュニケーションズ株式会社の共同リリースです。両社から重複して配信されることがありますが、あらかじめご了承ください。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社 営業本部
TEL:03-5766-2833 FAX:03-5766-2835
e-mail: tsales@wingarc.co.jp
広報担当:金子
e-mail:kaneko.k@wingarc.co.jp

イーズ・コミュニケーションズ株式会社 カスタマ・リレーションズ・グループ
http://www.i-ze.com/
TEL:03-5427-5977 FAX:03-5427-5832
sales@i-ze.com
マーケティング&コミュニケーションズ 担当:平山
hirayama@i-ze.com