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ウイングアークの「SVF」「RDE」が、近畿コカ・コーラボトリングの統合レポーティングシステム「TRS」の帳票標準機能に採用。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 内野弘幸)は、近畿コカ・コーラボトリング株式会社(以下近畿コカ・コーラボトリング 本社:大阪府 代表取締役社長 守都正和)が全社帳票システムを刷新するために構築した統合レポーティングシステム「Total Reporting Solution」(以下、TRS)において、ウイングアーク テクノロジーズの帳票ツール/ミドルウエアが採用されましたので、お知らせいたします。

近畿コカ・コーラボトリングでは、アウトソーシングセンターで運用するメインフレームから出力される本社・支店向けの連続帳票のほかに、アウトソーシングセンターから直接本社にカット紙や連続帳票で出力される帳票、各支店にFAXで配信される帳票などがあり、その総数は月次で9万枚にも及んでいます。また、出力される帳票が多岐にわたるため、煩雑な運用形態となっており、帳票システムのスリム化、アウトソーシング業務費用とプリンタ維持費、システム開発の度に発生する帳票プログラムの開発費の削減が大きな課題となっていました。

このたび、近畿コカ・コーラボトリングでは、メインフレームからのオープン化移行で、業務プロセスの改善と全社システム最適化を実現。自社の基幹システムをオープンシステムで実現する一元管理が可能な総合レポーティングシステム「TRS」を導入し、基幹帳票分野の電子化と印刷コスト大幅削減を実施いたしました。システム導入前の2004年と比較し、2006年度には最大で87%のコスト削減が見込まれます。

今回の全社帳票システムの刷新にあたり、「TRS」の基幹システムに対する標準帳票機能として、ウイングアーク テクノロジーズの帳票作成ツール「Super Visual Formade」(以下、SVF)、および印刷環境の一元化を実現するミドルウエア「Report Director Enterprise」(以下、RDE)が採用されました。

採用された理由は以下のとおりです。

1.グループ会社との共通化・標準化を視野に、将来性・拡張性のあるメジャー製品であること
2.各拠点の帳票分散出力に対してネットワーク負荷を回避できること
3.専用伝票・連続帳票をはじめ多種多様な帳票出力の要件に対応できること
4.現在の機能をダウンさせることなく機能拡張・強化できること

今後、近畿コカ・コーラボトリングでは、同社基幹システムの帳票分野で、様々な形式での出力を一元化し、印刷環境を集中化、カット紙出力・電子帳票管理・連続帳票と段階を経て、基幹システムの帳票基盤がTRS上に実現される予定です。

ウイングアーク テクノロジーズは、全社システム最適化に向けた基幹帳票分野において、「SVF」「RDE」による帳票基盤ソリューションを提案し、お客様にあわせて価値あるソフトウエアをお届けしてまいります。

【近畿コカ・コーラボトリング「Total Reporting Solution」について】
「TRS」は、数々の課題を解決するためにシステム設計された全社の帳票出力を担うソリューションであり、カット紙出力、電子帳票、連続帳票の3システムに棲み分けしてスリム化するとともに、帳票を本社の部署、拠点にあるプリンタに直接出力できるようにする、「出したいときに、出したい帳票を、出したいプリンタに、何度でも、何部でも出力できる」帳票システムです。3システムのうち、カット紙出力システムは、約250帳票を対象に2004年春にシステム開発を開始して同年末から既存システムとの並行運用によるテストを実施、2005年1月から本番運用を開始しており、順次、電子帳票、連続帳票のシステム開発に取り組む計画です。

【ウイングアーク テクノロジーズの製品について】
「Super Visual Formade(SVF)」について
業務システムの再構築で課題となる帳票分野のシステム開発を短期構築、とくに、固有の帳票デザインで運用される請求書や伝票、発注書、 見積書や給与明細、出荷指図書や検品ラベルなど、業務に必要なあらゆる帳票 を劇的な工数で設計開発することができます。電子化した帳票は、大量 出力・Webからのクライアント印刷・PDF・メール・ FAXなど、業務の用途にあった運用を早期に実現できます。
「Report Director Enterprise(RDE)」について
基幹システムのオープン化において、これまで拠点に分散していた印刷システムを統合し、各プリンタを管理してWebベースで本社センターによる印刷の集中管理を実現する帳票スプールサーバです。また、プラットフォームやプリンタ機種を選ぶことなくオープンな環境で、請求書や納品伝票などの基幹システムの大量帳票出力(PUSH型・バッチ処理)と、各拠点への一括バッチ配信(PULL型)を実行することができます。

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
TEL:03-5766-2833  FAX:03-5766-2835
tsales@wingarc.co.jp
広報担当 金子/小田嶋
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