ニュース News
製品情報

ウイングアーク、中間管理層向けに企業のデータ活用シーンを拡げる新バージョン「Dr.Sum EA Reporting Server 1.2」を出荷

Webブラウザの機能を有効活用、チャート表示やエクセルの表現を取り込み、マウス操作で多彩な集計・レポーティング、業務を格段に効率化。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form & Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 内野弘幸)は、企業の情報系システムの分野で、蓄積される企業のデータを高速に集計加工してWebブラウザ上で業務の現場に有効な情報として活用できるサーバソフトウエア「Dr.Sum EA Reporting Server 1.2」の出荷を12月21日から開始することになりましたので、お知らせいたします。

 「Dr.Sum EA Reporting Server」は、多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA(ドクター・サム・イーエー、EA=Extended Architecture)」にWebブラウザからアクセスできる環境を提供するアプリケーションソフトです。最新版の「Dr.Sum EA Reporting Server 1.2」は、「経営コックピット」として活用できるサーバソフト「Dr.Sum EA Visualizer(ドクターサム・イーエー・ビジュアライザー)」を呼び出し、集計結果にグラフを表示させる「Chart Option」を搭載しています。集計した数値以外に全体の傾向を把握する部・課の責任者、チームリーダーといった中間管理層向けの機能を提供します。また、検索条件をインターネットエクスプローラの「お気に入り」に追加する機能、エクセルでは普通に使用されている行列固定スクロール機能などが加わっており、Webブラウザでの集計・レポーティング作業の効率を格段に向上させます。
 「Dr.Sum EA Reporting Server 1.2」の標準価格(税別)は、500,000円/1サーバ1CPU、ウイングアーク テクノロジーズの直販とシステムインテグレーションをおこなうビジネスパートナー経由の販売により、初年度300セットの販売を目指します。

 「Dr.Sum EA」は、専用のアプリケーションソフトとの組み合わせにより、企業の階層毎、あるいはデータの見方、利用者のデータ活用シーンに応じた集計・レポーティングの環境を提供できることが大きな特徴となっています。業務の現場には、標準のインターフェイスであるエクセルを使っての高速データ集計が行えるほか、「Dr.Sum EA Reporting Server」との組み合わせによるWebブラウザ上での集計分析、経営者層に対しては「Dr.Sum EA Visualizer」との組み合わせにより「経営コックピット」を提供しています。この度この中間の管理層向けに適したインターフェイスを提供するものが「Chart Option」です。
 「Dr.Sum EA Reporting Server 1.2」で新たに搭載された「Chart Option」は、「Dr.Sum EA Visualizer」と連携して、Webブラウザ上の集計結果にグラフを表示させる役割を果たしますので、細かな数値とともにグラフを見て、全体的な傾向、バランスを短時間に把握することができます。このためメンバーのデータを集計し、細かな数値から問題点をチェックしたり、グラフから構成比など全体的な状況を把握しておく必要がある部・課の責任者、グループのリーダーに適した機能といえます。この「Chart Option」により、これまでの経営者層向け、業務現場向けに、新たに中間管理層向けのインターフェイスが加わることになり、「Dr.Sum EA」の企業におけるユーザ層はさらに細かくセグメントされることになります。

 一方、業務現場のユーザ向けの機能も充実しています。エクセルでは一般的に使用されている行列固定スクロールが使えるようになり、データの比較検討がやりやすくなりました。また、作成した検索条件がインターネットエクスプローラの「お気に入り」に追加できるようになりました。特定の検索条件の結果を元に日常の活動スケジュールを決めるような場合には、都度、検索条件を設定する必要がなくなり、「お気に入り」から選択するだけで結果が表示されるため大変に便利です。
 さらに、集計方式が追加され、フィルタ、フォーマットを拡張しています。集計方式が追加されたことにより、条件を入れて、即、明細をプリントアウトさせたり、エクセル、CSV、PDFのファイルを出力させることができます。フィルタ、フォーマットには、日付フィルタ、ランキングフィルタ、日付範囲フィルタが拡張・追加され、これまで以上に様々な角度からデータを比較、検討することができます。

 このほか、シングルサインオンが可能になりました。POSTによるログオンを可能にするモードを追加したことにより、シングルサインオンソフトを使用することなく、他のシステムから「Dr.Sum EA」に簡単に、シームレスにアクセスすることができます。IIS、Apacheでは、ベーシック認証でシングルサインオンすることが可能です。

Dr.Sum EA製品の詳細については下記URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/doc/dr_sum/product/index.htm

なお、「Dr.Sum EA Reporting Server 1.2」の製品概要は次のとおりです。

<「Dr.Sum EA Reporting Server 1.2」の製品概要> 
■Dr.Sum EA Reporting Server価格体系
Dr.Sum EA Reporting Server:500,000円/1サーバ1CPU
追加CPU:プラス 250,000円
MAXライセンス:1,500,000円
※価格は税別価格です。

■Dr.Sum EA Reporting Server稼働環境
OS:
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server、Advanced Server、Microsoft(R) Windows(R) Server 2003 Standard Edition、Windows(R) Server 2003 Enterprise Edition(32bit)
(※Windows(R)2000、2003の詳細については、ウイングアークテクノロジーズまで問い合わせください。)
CPU:
Pentium III 1GHz以上 推奨
メモリ:OSが動作する最小メモリサイズ+256MB以上
(同時アクセスクライアントが2台以上の時:512 MB以上を推奨)
HDD:
20MB以上(JDKおよびTomcatで使用されるサイズは除きます)
必要なソフトウエア:
DrSum EA 2.2a以降、
Tomcat4.1.27以降 (Tomcat4.1.30 推奨 )
Tomcat5.0.19以降 (Tomcat5.0.28 推奨、Tomcat5.5以降は未対応 )
IBM WebSphere Apprication Server V5.1
BEA WebLogic Server8.1J
ネットワークプロトコル:
TCP/IP
対応DB:
ODBCドライバ経由(SQL Server、Access など)、Oracle OCIドライバ経由(Oracle Client)
動作可能なJDK:
JDK1.4.2_05 以上(JDK1.5以降は未対応)

※Dr.Sum EA Reporting Server のPDF出力機能は、以下製品と同一コンピュータ上では使用できません。
・Dr.Sum Standard/Print Edition
・Super Visual Formade 設計部
・Super Visual Formade 実行部クライアント版
・SVF for Web/PDF C Edition
・Report Director サーバ版
・伝票丸、伝票丸 on Web
・Visual Comform Designer

■クライアント環境
Dr.Sum EA Reporting Serverのユーザ環境<クライアントチャージなし>
OS:
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional、2000Professional、Server、Advanced Server
Webブラウザ:
Microsoft(R) Internet Explorer 5.5 SP2 以降(Internet Explorer6以上推奨)、Netscape7.1J以降 ※1、Opera7.23J以降 ※1
※1 該当するインターネットブラウザに以下の示す動作上の違いがあります。
  日本語入力(IME)の自動切り替えをおこなうことができません
  Microsoft(R) Excelへの出力時にファイルダウンロード扱いになります
ネットワークプロトコル:
TCP/IP

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
TEL:03-5766-2833  FAX:03-5766-2835
tsales@wingarc.co.jp
広報担当 金子/小田嶋
t-kouhou@wingarc.co.jp