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ウイングアーク、Windows(R) Vista(TM)で実装されるXPS形式の帳票出力に対応する「SVF for XPS」を出荷開始

汎用的な印刷環境、シンクライアントによる帳票運用
セキュリティ強化、文書管理の効率化を実現

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸)は、Windows(R) Vista(TM)よりネイティブでサポートされ、次世代の電子ドキュメントフォーマットとして注目を集めているXPSファイル形式に対応した業務帳票出力を実現する生成エンジン「SVF for XPS」を8月6日より出荷することを、お知らせいたします。

 「SVF for XPS」の標準価格は、Windows版とLinux版が80万円(税別、1サーバ1CPU)、UNIX版が120万円(税別、1サーバ1CPU)です。「SVF for XPS」は、帳票開発ツール「Super Visual Formade(SVF)設計部」または「SVFX-Designer」から出力された帳票データを受け取り、XPSファイル形式の帳票データを生成します。

 企業のIT化が進む反面、業務現場では、日々やりとりされる情報がさまざまな形式で流通・運用され、各種データファイルが散在している現状があります。セキュリティや内部統制の観点からもクライアントPCにファイルを残さない運用やシステム基盤の標準化が必要不可欠となっています。各業務システムからのアウトプットを担う帳票運用もまた、例外ではありません。
 こうした背景の中、Windows(R) Vista(TM)で実装されるXPS形式による文書ファイルは、これからのシンクライアントによる運用や汎用的な印刷環境、セキュリティ強化、効率的な文書管理を可能にする次世代の電子ドキュメントフォーマットとして注目されています。
 ウイングアーク テクノロジーズ では、固有の環境に依存しないアプリケーション開発や標準技術によるデータファイルの流通を採用するケースに向けて、これまでのシステムで運用する本格的な帳票出力をも、新しいXPSフォーマットでも実現するソリューションを業界に先駆けて提供します。
 「SVF for XPS」は、XPSフォーマットの特性を活かしつつ、これからの標準的なWeb帳票運用を実現する環境を容易に構築します。

「SVF for XPS」の詳細については、以下の通りです。
・シンクライアント環境での円滑な帳票運用の実現
 クライアント環境に特定のビューアのインストール作業は必要なく、ブラウザだけで文書を閲覧できる
・帳票文書のセキュリティ強化
 内部統制強化、情報漏えいを抑止するため、クライアントPCにデータが保持されない運用を可能にする
・文書管理ツールとの連携
 生成するXPS文書をシームレスに文書管理ツールと連携し、文書の有効活用を実現できる

 ウイングアーク テクノロジーズは、今後もXPS対応の各種帳票ソリューションを推進してまいります。
なお、「SVF for XPS」詳細については下記URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/product/svf/lineup/index.html#xps

<稼働環境>
■OS
・UNIX版/Linux版サーバ環境
Solaris8(SPARC)、9(SPARC)、10(SPARC)
AIX5L
HP-UX11i(v2:IPF)
Red Hat Enterprise Linux AS3.0,ES3.0,AS4.0,ES4.0(x86互換、32bit)
Red Hat Enterprise Linux AS4.0(EM64T、64bit)

・Windows版 サーバ環境
Windows(R)2000 Server、Advanced Server※
Windows(R) Server 2003,Standard Edition, Enterprise Edition(32bit)※
Windows(R) Server 2003,Standard x64 Edition, Enterprise x64 Edition
Windows(R) Server 2003 R2,Standard Edition, Enterprise Edition
Windows(R) Server 2003 R2,Standard x64 Edition, Enterprise x64 Edition
※Windows(R)2000 Datacenter Server、Windows Server 2003, Datacenter Editionには、対応していません。Microsoft(R)クラスタサービスや、ターミナルサービスには対応しておりません。

■Java環境
JDK 1.4.2、1.5(Java5.0)

■クライアント環境
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional
Microsoft(R) Windows Server2003 Standard Edition
Microsoft(R) Windows Vista(TM)
※Internet Explorerで動作させる場合:Internet Explore6.0以降、.NET Framework 3.0
※スタンド・アロンで動作させる場合:Microsoft(R) XPS Essentials Pack、Microsoft(R) Core XML Services 6.0

■必要なソフトウエア
・帳票設計環境
 SVFX-Designer Ver1.1、Super Visual Formade設計部Ver6.3
・実行環境
 Universal Connect/X Ver5.5a(連携ソフトウエア)
 SVF for Web/Client Ver7.5(クライアント直接印刷モジュール) ※近日発売予定