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ウイングアーク、製造業向けに新製品「SVF for TIFF図面」を発表

TIFFフォーマットの設計図面ファイルを高速にPDFフォーマットに変換、セキュリティレベルの向上をはかり、企業の大切な技術情報を守る

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、製造業における設計部門と生産系部門向けに、TIFFフォーマットの設計指示書、設計図面などのファイルを高速にPDFフォーマットに変換するコンバートツール「SVF for TIFF図面」を発表し、11月27日より販売開始することをお知らせいたします。価格は、230万円(税別 /1サーバ)~です。(※実行にはSVF for PDF 80万円/1サーバが必要です。)

 製造業で運用される設計図面は、企業の技術情報が集約された極めて重要な機密情報です。ビジネスのグローバル化により、企業は機密情報を守りながら、生産性の向上をはかる必要に迫られています。新製品「SVF for TIFF図面」は、製造業の設計図面ファイルの運用のセキュリティ強化、スピード処理に対応した生産性向上をはかるためのコンバートツールです。

<新製品「SVF for TIFF図面」の機能・特長>
・TIFFフォーマットのファイルをPDFフォーマットのファイルに変換するコンバートツールです。
・長尺図面(6m超)・大判図面(最大4A0サイズ)のPDFファイルを生成することができ、製造業に求められる原寸大図面の運用ニーズに対応します。
・データを高速に変換する機能を実装するほか、マルチスレッド処理により複数のクライアントPCからの同時操作が可能で円滑な業務運用をはかります。
・TIFF形式の設計図面ファイルに印刷不可制御、URI(※)による持ち出し禁止制御などのセキュリティ情報を付加してPDFファイルに変換することができます。
・この他、パスワード付PDFファイルの生成、PDFファイルの暗号化、画像埋め込み、閲覧期間指定の設定、印刷制限および透かし文字の設定などのセキュリティ機能を設定することが可能です。

<運用メリット>
・国内外を問わず拠点や工場、取引先との間でやりとりされる製造業における設計図面データに、セキュリティ機能を付加することで、ファイルの持ち出しや印刷に制限をかけることができるため、情報の漏えいを防ぎ、企業の大切な技術情報を守ります。
・AcrobatReaderを利用することで、クライアント側に専用のアプリケーションを配布する必要がなく、ビューワのライセンス費用の削減やバージョン管理の工数を低減することができます。
・シンプルなインターフェイスで、既存システムとの連携が容易です。

◆SVF for TIFF図面 先行導入事例のご紹介
 (地域限定で先行して販売しており、このたび全国版として販売開始することになりました。)
 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社様がSVF for TIFF図面を利用し、大型図面をセキュリティ強化したPDFで運用されています。詳細については以下をご参照ください。

<運用背景>
・国内外の拠点やサプライヤへの設計図面情報の共有と抑止への対応
・機密文書の情報漏えいを防ぐ文書管理とセキュリティ強化への対応
・原図となる車の実物大サイズ(3A0、2A0判)のデータをPDF化できる環境を模索

<運用効果>
・"自由度の高い図面の閲覧"と"機密文書の管理、セキュリティ強化"
・部門間にまたがる一貫した運用の改善
・図面情報の持ち出しを制限

アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
「Web上で基幹システムの大型図面群をPDF化・セキュリティ強化 さらに部門間の垣根を越えて自由度の高い図面閲覧を実現」

注:「URI」インターネット上に存在する情報資源の場所を指し示す記述方式。インターネットにおける情報の「住所」にあたる。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
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