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ウイングアーク、新製品「RDE Scalable Edition」を出荷開始
エンタープライズシステムにおける信頼性向上および運用安定化をはかる帳票基盤

負荷分散に対応し、大量印刷に耐える運用の実現と柔軟なパフォーマンスを維持
仮想化技術の適応で、システム資源の稼動率を高め運用管理の負担軽減とコスト削減

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、オープン技術をベースとしたエンタープライズシステムにおける帳票統合スプールサーバ「RDE Scalable Edition」を2月17日より出荷開始することをお知らせいたします。新製品「RDE Scalable Edition」は、既存の帳票運用管理ツール「Report Director Enterprise(RDE)」の帳票運用の統合・一元化の機能に加えて、印刷処理の分散化と仮想化に対応した製品で、リソースの効率的利用によりコスト削減に貢献し、エンタープライズシステムにおける帳票基盤の安定的な集中運用とスプール文書の透過的管理を実現します。
 価格はWindows、Linux版が700万円~(税別、区画/GuestOS毎)、UNIX版が1,000万~(税別、区画/GuestOS毎)、ウイングアーク テクノロジーズのパートナーを通じて販売いたします。(価格詳細については、別途お問い合わせください。)

 企業間、部門間、システム間でやり取りされ最終的にお客様の手に届く「帳票」は、業務で必要不可欠であり、エンタープライズシステムにおける重要性は顕著です。経営環境が日々変化する中、変化に柔軟で、高いパフォーマンスを保ちつつ安定性・信頼性の高い帳票運用が求められています。

 「RDE Scalable Edition」は、帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade」(以下、SVF ※1)と連携し、エンタープライズシステムにおける帳票運用の一元管理をはかる製品です。拠点ごとに分散する印刷システムを解消して、業務ニーズにあわせ帳票データの統合管理とプリンタ管理の一元化をはかり、タイムラグがなく正確な帳票運用の一極集中を実現することができます。大きな特徴は、以下の2点です。

「RDE Scalable Edition」機能
■ 印刷処理の分散化により大量の帳票印刷の安定的な運用を実現
*スケールアウトからスケールアップへ対応
・これまでスケールアウト型で増設をしていたシステム構成から、仮想化環境と分散構成への対応により、印刷エンジンを同一筐体にて増設することが可能になりました。

*RDEバランサによるスプール処理制御
・スプールジョブを複数のRDEサーバに分散させるRDEバランサ機能を追加しました。複数のRDEサーバへ処理を分散させることで、処理性能の安定化がはかられ、大量印刷の処理効率が向上しました。

*印刷データ作成エンジンの分離
・印刷データ作成時のSVFエンジンをRDEから分離し、別のJVMリソースを使用することで、RDEヒープサイズの増加傾向を抑制し、安定的な稼動をはかります。

■ 仮想化対応による帳票出力
*仮想化環境に対応し、システム資源の稼働率を高め,運用管理の負担を減らしコスト軽減に貢献します。
*商用ハイパーバイザ型の仮想化環境での稼働をサポート
※VMWareでの稼働検証実績と稼働保証のみとなります。
※VMware Infrastructure/VMware ESXiが対象となります。
※障害時の一次切り分けは、お客様での実施が前提となります。

 なお、「RDE Scalable Edition」詳細については下記URLをご参照ください。
 http://www.wingarc.com/product/svf/lineup/rde_scalable.html

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
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TEL:03-6710-1700 FAX:03-6710-1701
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TEL:03-6710-1700
E-mail:pr@wingarc.co.jp