ニュース News
製品情報

関西電力、受付業務システムの帳票システム基盤として「SVF/ RDE」を採用

Webアプリケーションサーバ8台、利用端末5,000台の巨大なシステムから1日1万枚以上の帳票出力を強力にサポート

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、エネルギーをコアに、くらしの基盤となる領域で「お客さま満足NO.1企業」になることを目指し、近畿地方を中心に日本国内の主要地域に電力を供給している関西電力株式会社(以下 関西電力、本社:大阪市北区)が、受付業務システムの帳票システム基盤として帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade」(以下、SVF)および帳票運用管理ツール「Report Director Enterprise」(以下、RDE)を採用したことを、お知らせいたします。

 関西電力では、主に引越しなどに伴う新規契約の受付・作業手配・作業結果登録の処理を行う受付業務の帳票システムを刷新、作業リスト一覧表など社内帳票20種類を対象に、Web対応の帳票システムを構築しました。運用後、1日に出力される帳票はPDFも含め1万枚を超え、それを日々遅滞なく出力しているところに高い評価を得ています。このシステムはRDE サーバにつながるWebアプリケーションサーバ8台、利用端末5,000台という巨大システムで、広範囲に展開する拠点の印刷ログ状況など帳票出力の一元管理できる環境を実現しました。

 電力業界は、1995年から徐々に進められた電力自由化に伴い、電力会社や小売業者間の事業競争が年々厳しさを増しています。こうした中、関西電力では、「電力会社という強みを活かした、新しいお客さま価値を創造する」という経営判断の下、2000年に「経営改革・IT本部」を設置、2006年には同部門が約10年前から使用している受付業務のシステム改革に乗り出しました。
 同社では、IT化に早くから取り組んでいたものの、クライアント/サーバ(C/S)型のシステムのため個々の端末に帳票出力に事前のクライアント設定が必要で、メンテナンス作業などに大きな運用負荷がかかっていました。また、多様化するニーズに柔軟・迅速に対応できないなどの問題を抱えていました。
 そこで、解決策として選択されたものがJavaベースのWebアーキテクチャによるシステム開発、システムを一元管理して運用負荷の工数を削減すると共に、画面連携などオンラインでの操作性の向上に取り組みました。

 導入に当たっては、以下のポイントが評価され採用されました。
・既存帳票資産の継承が可能
・帳票出力画面のカスタマイズが容易
・センター集中型の帳票システム機能を装備
・Webアプリケーションサーバからプリンタに直接データを送れるなどWeb対応

 2008年4月、システム全体のテストを終了し順次カットオーバーを迎え、導入後は、Web環境で必要な帳票を必要なタイミングで出力できる環境が整備されました。柔軟な帳票運用が可能になったことで、現場の業務改革にもつながり、大幅な運用負荷工数の削減に繋がりました。

 今後は、サーバ側に集約されるログを活用し、より環境に優しい業務活動を推進していくなど、ITを活用した業務改善につながるさまざまなプランを構想しています。

 なお、関西電力のSVF/RDE導入事例の詳細については以下URLをご参照ください。
 http://www.wingarc.com/product/svf/usecase/

[関西電力株式会社]http://www.kepco.co.jp/
設   立: 1951年5月
所 在 地: 大阪市北区中之島3丁目6番16号
事業内容: 電気事業、熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業やこれらから派生した各種サービス事業

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701
E-mail:tsales@wingarc.co.jp
広報担当 山本・小田嶋
E-mail:pr@wingarc.co.jp