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ウイングアークと日本オラクルが協業開始
オラクルの中堅企業向けアプリケーションとウイングアークの帳票基盤ソリューションを連携して提供

柔軟なIT基盤構築と帳票開発の効率化を実現
~導入事例:日本開閉器工業にみるERPのグローバル展開~

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
日本オラクル株式会社

 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野 弘幸、以下ウイングアーク テクノロジーズ)と日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は、オラクルの中堅企業向け業務アプリケーション「JD Edwards EnterpriseOne」と帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade」(以下、SVF)が連携し、帳票開発を効率化するソリューションの提供について協業することを発表します。

 グローバル展開にそなえた成長戦略のため全社最適化されたIT基盤構築の重要性が注目を浴びる一方で、業務の最終的な結果報告として出力される帳票は、経営者はもちろん営業、生産の現場やバックオフィスにおけるあらゆる業務において必要不可欠です。このたびの協業では、製造業、流通業、建設・不動産業、サービス業など幅広い分野での財務会計、受発注、購買調達や生産管理システムとして導入されている「JD Edwards EnterpriseOne」から出力される帳票機能を「SVF」が補完します。これにより既存のプリンタ資産を活用して、宅配便伝票印字に必要なドットプリンタ(*)への帳票印刷、バーコード印刷や大量印刷など様々な帳票運用を業務システムとあわせて統合的に提案していきます。両製品が連携して提案することで、基幹業務システムとビジネス現場で必要な幅広い種類の帳票テンプレートの開発、印刷運用環境を、開発工数をかけずに構築することが可能になります。

*ドットプリンタ:縦横に並列されたドット(点)に対応する細いピンを、インクを吸着させた帯(インクリボン)に叩き付けて(インパクト)印刷する方式。複写用紙への重ね印刷ができるほぼ唯一の方式であり、同じ文章を一度に打ち出すことが可能。

 また、本製品連携によって、業務効率化および生産性向上を実現した日本開閉器工業の導入事例を、以下の通り発表いたします。

<導入背景>
 日本開閉器工業(以下、NKK)は、押しボタンスイッチ、タッチパネルなど、あらゆる産業分野に向けたスイッチの開発から製造そして販売までの一貫した事業を、日本市場を中心に、欧米およびアジア地域においてグローバルに展開しています。操作用スイッチの分野で国内ナンバーワンの存在である同社は、世界一の産業用スイッチメーカーを目指しグローバルに事業展開をしていくためには、ITシステムの活用が不可欠であると判断、2006年10月に基幹システムの再構築を実施しました。

<導入経緯>
 NKKは、グローバル化へ早期対応、企業の競争力の強化、受注生産から計画生産への転換による納期のスピードアップをはかるため、日本オラクル社のERPパッケージである「JD Edwards EnterpriseOne」を採用、レガシーシステムからの刷新に取り組みました。同時に、帳票システムの見直しとプリンタのオープン化を実施し、帳票システム基盤としてウイングアーク テクノロジーズの「SVF」と帳票運用管理ツール「RDE」を採用しました。

<導入効果>
 「NEEDS」と呼ばれる基幹システムは、会計、製造、販売の3つのシステムで構成され、日本の各事業所と工場、中国の工場、香港の販売拠点で展開しています。両製品の連携により、グローバル化するビジネスの業務ニーズに的確に応え、業務改善を支えるITシステム構築、業務の効率化、コスト削減に貢献しています。
・各国で利用する既存プリンタ資産を活かした運用の実現
・ストックフォームへの大量印刷や宅配伝票へのバーコード印刷、専用帳票への微妙なフォーマットなど、業務で求められるさまざまな帳票要望への対応
・短期・低コストの帳票システム開発
・帳票運用のシステム化による業務効率向上

 NKK 取締役 グローバルセールス部(兼)ITシステム室 担当部長 大橋氏は、「NEEDSの北米展開を視野にグローバルシステムの一元化を進めるにあたり、「JD Edwards EnterpriseOne」やSVF/RDEなどのITシステムを最大限に有効活用していきたい」と語っています。

なお、日本開閉器工業の導入事例詳細については以下URLをご参照ください。
ウイングアーク テクノロジーズ SVF事例紹介サイト:
http://www.wingarc.com/product/svf/usecase/

本製品連携について、両社は下記の共催セミナーを開催いたします。
[共催セミナーのお知らせ]
■セミナータイトル
【事例講演:日本開閉器工業様から学ぶ 】
現場業務を強くする情報システム活用講座
~グローバル化・日本文化適応へのERP・帳票ツール活用法~
■日時
2009年12月11日(金)14:00~17:00(受付開始 13:30)
■会場
日本オラクル株式会社 本社 13階セミナールーム
東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
■受講料 無料
■定員 50名
■お申込みURL
http://www.wingarc.com/product/svf/seminar/information.php?f_id=160
■共催
日本オラクル株式会社、ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

<このたびの協業発表にあたり、以下の通りエンドースメントを頂いております>
アクセンチュアでは、「JD Edwards Enterprise One」が帳票基盤ソリューション(SVF)との連携により、元々持つ高い柔軟性・高コスト効率・高品質という特性が一層強化されたこと、および、運用面における帳票セキュリティ向上と印刷運用コスト削減という、相反した要求が同時に実現可能になったことを歓迎いたします。
アクセンチュアは、バーコード、ラベル、PDF等、多様な出力を安価に実現する「SVF」を組み込んだ「JD Edwards」のソリューションパッケージを活用することで、お客様の業務およびコストの効率化によりいっそう貢献いたします。

アクセンチュア株式会社 テクノロジー コンサルティング本部
Oracleビジネスインテグレーション グループ統括 エグゼクティブ・パートナー
大薗 博明

株式会社ジェクシードコンサルティングは、帳票基盤ソリューションの展開を心より歓迎いたします。中堅企業でのERP導入は加速しており、それに伴い柔軟で多種多様な帳票出力を低コストで導入したいというニーズも非常に高まっております。当社では、「JD Edwards」のテンプレートを活用した短期・低コストでの導入ソリューションを展開しており、低コストで開発可能なこの帳票基盤ソリューションを組み合わせて販売していくことで、お客様の一層の満足度向上につなげていきたいと考えております。

株式会社ジェクシードコンサルティング 取締役 橋戸 繁季

■「JD Edwards EnterpriseOne」について
 「JD Edwards EnterpriseOne」は、単一のIT環境下でオールインワン型ソリューションを求める中堅企業に最適な短期導入が可能な製品ファミリーです。必要なモジュール単位で導入しビジネスの進化に合わせてシステム拡張ができ、またプログラミングを必要とせずにカスタマイズや変更ができるため、初期投資が抑えられ最小限のITリソースで保守・運用ができます。特に製造、流通、サービス、建設・不動産などの業種で多くのお客様に採用されています。

■帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade(SVF)」および帳票運用管理ツール「Report Director Enterprise(RDE)」について
 「SVF」・「RDE」は、業務に最適な帳票運用を実現するためのソリューション群です。業務に応じた多彩なデザインの帳票を、工数をかけずに設計し、開発生産性を大幅に向上することができます。また、プリンタメーカー各社のページ記述言語を直接生成し、帳票データを圧縮する技術によりデータを軽量化でき、ネットワークに負荷をかけない安定した帳票運用が可能です。加えて、各社プリンタコマンドに対応したドライバを搭載しているため、各種プリンタに対応することができ、既存のプリンタ資産の再利用が可能です。業務に最適な帳票出力基盤の構築することによって、業務の変化にも強い運用環境を提供いたします。

[会社概要]
社名: 日本オラクル株式会社
代表取締役社長: 遠藤 隆雄
設立: 1985年10月15日
資本金: 222億90百万円(2009年5月31日現在)
売上高: 1157億88百万円(2009年5月期)
従業員数: 2,226名(2009年5月31日現在)
事業内容: 日本オラクル株式会社は、米国オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフト ウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4 月28日に東証一部上場。
URL: http://www.oracle.com/lang/jp/index.html

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701
E-mail:tsales@wingarc.co.jp

日本オラクル株式会社 Oracle Direct (オラクル・ダイレクト) TEL:0120-155-096

<本件に関する報道関係からのお問い合わせ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社 広報担当 小田嶋
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701
E-mail:pr@wingarc.co.jp

日本オラクル株式会社 広報室 石川
TEL:03-6834-4834 FAX:03-6834-6144
E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/lang/jp/pressroom/