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ウイングアーク、"すぐに使える見える化(データ分析)テンプレート"「Speed Cube」を発表
ERPに蓄積されたデータの活用を導入した翌日から可能にするDr.Sum EAテンプレート

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、ERPに蓄積されたデータの活用を可能とする"すぐに使える見える化(データ分析)テンプレート"「Speed Cube」を発表し、来年1月26日より販売を開始することをお知らせいたします。(価格については下記をご参照ください)
 「Speed Cube」は、ERPに蓄積されたデータから、データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」上に効率的にデータを保持するためのデータ構造、業務に直結した分析テンプレート等、データ活用に必要なノウハウをパッケージとして提供します。これにより、開発工数やコストを大幅に圧縮して短期間で柔軟なデータ集計・分析環境を構築することができます。初回、SAP社製品に対応し、今後、その他ERPにも順次対応枠を広げてまいります。

 ビジネスインテリジェンス(BI)が注目を集め、企業に蓄積されたデータの有効活用が求められています。ERPに蓄積されたデータの活用を求めるニーズはありますが、蓄積されたデータを自在に分析できる環境を構築するには、データ抽出のためのデータベース項目の設定やキューブ(※1)の設計など、膨大な時間と開発工数を要します。また、業務ニーズにあわせて定義を変更することが難しいだけでなく、これらの開発の作業には専門的な知識と技術が必要とされています。

この度、発表する「Speed Cube」は、ERPからのデータ抽出のためのノウハウ、Dr.Sum EAのビュー定義、クエリー等、BI環境構築に必要なテンプレートを提供していますので、基本的にはERPからのデータ抽出とDr.Sum EAへのデータインポート作業のみで、複雑な開発プロセスを経ずに、コストを抑えた短期構築が可能です。高速集計・検索を得意とするDr.Sum EAの多様なインターフェイスを利用して、要件に応じてデータを捉える角度を自在に変更するなど、柔軟なデータ集計・分析が可能で、ビジネススピードや利用者の集計・分析ニーズにも迅速に応えることができます。
 具体的には、要件定義、データ項目マッピング、キューブ設計/開発、クエリー設計/開発、テスト稼動など、これまで約10~12ヶ月の構築期間を必要としていた作業を、「Speed Cube」では約2日で構築することができるだけでなく、約1/4のコストで導入を実現することができます。(※2)
 また、販売管理、購買管理、在庫管理、財務会計、生産管理向けのテンプレートを用意し、基幹業務に必要なビュー定義を実装しているため、例えば、売れ筋分析/販売予測/需要予測/要因分析(※3)などを在庫計画や生産計画に活かすなど、統計や解析も含めた機能を提供いたします。これによって業務情報を統合管理でき、リアルタイムに経営状況を把握することができます。

 「Speed Cube」は大手・中堅企業のマネジメント層、経営者層を対象ユーザとして、初年度20ライセンスの販売を目指します。
[価格構成]
販売価格  :2,000万円~ (※Dr.Sum EAが別途必要です)
年間保守費用:300万円
※弊社サービスパートナーによるインストール作業(50万円~/2日間)が別途必要です。

なお、「Speed Cube」詳細については下記URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/opm/speedcube.html

※1:キューブとは、多次元の階層構造をもった OLAP(On-line Analytical Processing)データ。キューブを作成するにあたっては、製品別の売上高や販売個数など分析対象とする数値と、どういった項目を軸にして分析を行なうかという構造を決めておく必要があり、専門の知識が必要。
※2:弊社調べ
※3:需要予測、販売予測についてはロジスティクス曲線あるいは最小2乗法を採用。要因分析については回帰分析を採用。その他統計手法を拡張することも可能です。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
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