エクスとウイングアークが協業
製造業向けの生産管理システム「Factory-ONE　電脳工場MF」とデータ活用ソリューション「Dr.Sum EA」が連携

　製造業向けソリューションベンダーの株式会社エクス（本社：大阪市西区、代表取締役：抱 厚志、以下エクス）と、Form＆Dataのウイングアークテクノロジーズ株式会社（本社：東京都渋谷区、以下ウイングアーク テクノロジーズ）は、エクス社製の生産管理システム『Factory-ONE 電脳工場MF』（以下、電脳工場）と、ウイングアーク テクノロジーズ社製のＢＩ・データ活用ソリューション『Dr.Sum EA』が連携し、生産管理システムに蓄積された膨大なデータの有効活用において協業を進めることを発表いたします。

　エクスは、生産管理システム『電脳工場』のオプションとしてDr.Sum EAの高速集計エンジン「Dr.Sum EA Premium」および「Dr.Sum EA One」を提供し、６月1日より販売を開始いたします。両製品の連携により、システム管理者にメンテナンス負荷をかけずに短期間でのシステム構築が可能になり、企業内の膨大なデータの高速集計を実現します。

＝電脳工場とDr.Sum EA連携のメリット＝
・電脳工場の蓄積されたデータを、Dr.Sum EAが年度別・得意先別・製品別などの多面的な切り口で高速に集計・分析し、意思決定の迅速化を実現。
・業務要件にあわせて複雑な集計定義を柔軟に構築し、データ集計・分析のノウハウを容易に共有可能。
・電脳工場以外の他システムのデータもDr.Sum EAに取り込むことができ、企業内のデータを横断的に集計・分析できる環境を実現。
・集計レポートの出力・帳票開発などにかかるカスタマイズ工数の削減が可能。

　エクスとウイングアーク テクノロジーズは、今後も、中堅・中小製造業様の各現場・各業務の「見える化」を推進し、多面的な切り口での意思決定支援の迅速化と、品質・顧客満足度向上の支援につながるシステム連携の強化を図ってまいります。

■『Factory-ONE 電脳工場MF』について
加工・組立・プロセス生産を行っている中堅・中小製造業向けの統合型生産情報管理システム。「MRP版」「個別生産版」「ハイブリッド版」の3つのモジュールを用意。パッケージ製品としては異色のソース公開による自社でのカスタマイズを可能としており、販売開始以来950本以上の販売実績を誇る。6月1日には当オプションを含め、機能強化した新バージョンをリリース予定。

■『Dr.Sum EA』について
大容量のデータを部門間や全社規模で集計分析するためのデータ活用ソリューション。業務担当者から経営者やマネジメント層にいたるまで、蓄積された事業の収益性や販売実績などのデータを、ひと目でわかる形に可視化し、誰もが見たい角度でデータ集計を超高速で実行できます。Dr.Sum EAは、クライアントフリーで全社導入を用意に実現し、大規模なデータ活用の一元化、システム構築に要する環境投資の最適化やメンテナンスの負荷軽減をはかります。＜導入実績：2,680社／4,780サーバ(2010年2月現在)＞

＜株式会社エクスについて＞
1994年に創業。導入効果を創出できる生産管理パッケージ『Factory-ONE 電脳工場シリーズ』の開発・販売・サポートを手掛ける。小規模から大規模製造業まで、規模に応じたパッケージ『電脳工場EX』『電脳工場MF』『電脳工場ST』『生産◎抱え』を提供。「単にソフトを提供するのではなく、ソフトの使い方を提供する」という「真のソリューションベンダー」を目指し、創業以来、製造業のみにフォーカスし、日本のものづくりを情報技術の側面から支えている。