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医療の質を高めるデータ活用を実現する「医療データ分析・可視化ソリューション」を7月27日(月)より提供

~統合分析環境を提供、医療データの可視化を実現~

ウイングアーク1st株式会社

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、病院内に数多く存在する業務システムのデータを統合し、医療データを可視化する「医療データ分析・可視化ソリューション」を、7月27日(月)より提供します。

 現在、多くの病院ではこれまでになかった厳しい環境下で、以下の課題の改善に取り組んでいます。
・患者満足度の向上
・医療の質の向上
・医療従事者のやりがい・生産性の向上
  ・収支の改善
・医療の安全性・信頼性の向上

 データ活用と可視化で解決できる課題が多いことは一般企業においては実証されており、医療機関におけるICT(情報通信技術)利活用の期待の高まりもここにあります。
 しかし、病院で日々蓄積されている膨大なデータを診療や経営に有効に活用するのは、容易なことではありません。
 そこで、電子カルテシステムや部門システム、問診システムなど、システム毎に異なるデータ形式を持つデータをCSVファイルで統合・整理し、BIツール(「Dr.Sum EA」「MotionBoard」)と医療業務に最適な可視化モジュールで、早期かつ迅速に医療データの分析・可視化を可能にするのが、「医療データ分析・可視化ソリューション」です。

 本ソリューションは、活用プロセスにあわせた「データ加工サービス」「データベース構築サービス」「可視化モジュール」の3つのサービスにより、病院のデータ活用を支援します。

■データ加工サービス
 複数のシステムに存在するデータを、自動的にデータベースに取り込む仕組みを構築するサービスです。ETLツール 「Dr.Sum EA Connect」を利用して、各種システムからCSVファイルでデータを集計・分析プラットフォーム 「Dr.Sum EA」に取り込むことで、データを統合します。

■データベース構築サービス
 分析に必要なデータを効率よく取り出すためのデータベースを構築するサービスです。ウイングアーク1stが長年培ってきたデータ活用の経験やノウハウを活かし、「Dr.Sum EA」をデータベースエンジンとした統合分析環境を構築できます。

■可視化モジュール
 情報活用ダッシュボード 「MotionBoard」でデータの分析を可能にする「可視化モジュール」を提供し、医療データの可視化を実現します。「MotionBoard」はマウスのみの簡単な操作でデータのビジュアル化やOLAP分析が行えるので、ITの専門知識がなくてもチャートやグラフで気づきを得たり、自由な分析を行ったりすることができます。
 以下のモジュールを用意しており、業務に合わせて利用できます。

【治験候補者抽出】
~治験候補者の抽出作業を大幅に効率化~

・部門システムの問診システム、血液検体システム、薬品処方データから治験対象となる患者を検索 ・複数のITシステムにまたがって検索できる上に、抽出条件設定を簡単に追加、変更、削除できるため、抽出の正確さはもちろん、圧倒的な速さで対象者を特定

<検査数値、病名、投薬内容から、治験対象者を抽出>
検査数値、病名、投薬内容から、治験対象者を抽出

【投薬効果可視化】
~投薬効果を時系列に可視化~

・受診、処方、検査などタイミングの異なるデータを重ね合わせることにより、薬剤処方後の経過を可視化
・現状、データ統合ができないために、問診システムで症状に変化が現れても、その原因や処置内容を特定するには、電子カルテや血液検査システムの数値を手作業で検索しなければならず、膨大な手間をかけている
・本ソリューションの導入によって、すばやく原因と結果の可視化が可能に

<問診、検査、処方の結果の推移をグラフで表現>
問診、検査、処方の結果の推移をグラフで表現

【DPC自由分析】
~DPCが病院運営にとって戦略価値を産むデータへ~

・目的別患者数集計(診療科目別、主傷病別)
・入院期間別患者数分析(在院日数分析)
・来院患者エリアMAP(郵便番号+地図情報)
・緊急/予定入院、救急車による搬送の分布
・紹介/逆紹介患者分布図
・入院日起算診療行為実績
・手術日起算診療行為実績
・診療科別手術件数実績表示
・診療科別退院転帰状況

<入院患者がどこから来院しているかを診療科毎に表示>
入院患者がどこから来院しているかを診療科毎に表示

<入院日から起算した相対日数による診療実績の表示>
入院日から起算した相対日数による診療実績の表示

<診療科別手術件数実績を表示>
診療科別手術件数実績を表示

 なお、本ソリューションを、7月15日(水)~17日(金)に開催される「国際モダンホスピタルショウ2015」(会場:東京ビッグサイト)のウイングアーク1stブースで展示します。

 ウイングアーク1stは、長年にわたり培ってきたデータ活用に関するノウハウや経験を医療分野で積極展開し、中でも診療におけるデータ活用に注力することで、医療分野でのICT利用の促進に貢献してまいります。

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1  渋谷インフォスタワー
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301

<本件に関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社 広報担当 山本・高橋
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301

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