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製菓製パン・外食産業の総合商社「丸菱」が帳票基盤ソリューション「SVF」を導入

データ抽出から、帳票作成、出力、封入・封かんまで、請求書発行プロセスの自動化による業務効率化・スピードアップを実現

ウイングアーク1st株式会社

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野 弘幸)は、株式会社丸菱(本社:熊本県上益城郡、代表取締役社長:本田 雅裕)が、帳票基盤ソリューション「SVF」を導入し、データ抽出から、帳票作成、出力、封入・封かんまで、請求書発行プロセスの自動化による業務効率化・スピードアップを実現したことをお知らせいたします。

【丸菱について】
 丸菱は、食品分野の総合商社として製菓・製パン、ホテル、レストランなどへの原材料や設備機器の卸を主な事業とし、本社のある熊本県を中心に九州一円および山口県・関東に営業展開をしています。取り扱う営業品目は数万点(登録件数)に達し、顧客は約5,000店舗に広がり、近年では、「食品産業のパイプ役、繁栄の使徒」となるという企業理念のもと、店舗づくりや厨房の設計・設備販売、商品開発やその他提案等にも意欲的に取り組んでいます。また、韓国、中国、マレーシアに現地法人を設立するなどグローバル化への取り組みも積極的に展開しています。

【導入の背景】
 丸菱では月末月初に大量の帳票を作成しており、請求書を例に取ると、発行件数は月間3,000通を超えます。特に取引量の多い顧客に送付する請求書では、明細を添付して30枚以上になることもあり、月次報告など社内向けの帳票も大量で、月末には3 ~ 4箱分のプリンター用紙が瞬く間に消費されていきます。もちろん、総勘定元帳をはじめ電子帳簿保存法に基づいた電子化にも注力していますが、同時に、お客様への送付が必要な請求書などは、そのニーズに対応すべく紙ベースにて出力しています。請求部門や現場担当者においては、帳票の作成から発行までの一連の作業を省力化し、いかにスピードアップできるかが、当面の課題でした。これらの課題を解決するために、基幹システム「IBM i(AS/400)」の更新に伴い、帳票システムの刷新を決定。理想科学工業の高速カラープリンター「オルフィスEX」と「SVF for System i」を連携させ請求書の作成から出力、封入・封かんまで、すべてのプロセスを一気通貫で自動化することに成功しました。

【導入の効果】
 一連のプロセスが連続して流れるようになったことに加え、従来は手作業で押印していた社判をSVFによる自動処理で入れるなど効率化を図ったことで、トータルの作業時間を1/3に短縮することができました。また、封入ミスなどのヒューマンエラーの削減でも効果を上げています。

【今後について「株式会社 丸菱 情報システム部 課長 竹下 芳広 様のコメント」】
 「請求書以外の帳票についても順次自動化を進めていく予定です。あらゆる帳票データを集約し、すべてをSVFからコントロールすることで、業務をさらに効率化できると見込んでいます。また、社内向けの帳票についても常に紙に出力するのではなく、可能な限り電子データの状態で各部門と受け渡しを行う形に改めていく計画をしています。具体的には、各営業拠点やグループ会社に設置されている複合機と本社のSVFを、インターネットVPNなどで連携させたいと計画しています。これにより各オフィスでは、複合機とLAN接続されたPCの画面上で帳票を確認し、必要なものだけを印刷するといった業務の合理化・効率化が可能となります。また、営業や店舗通販などの現場でのデータ分析を可能とする、ユーザー自身による自由度の高い帳票作成を視野に入れておりB I(ビジネスインテリジェンス)の基盤として、Dr.Sum EAの導入も検討しています。」

■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/130.html

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ウイングアーク1st株式会社
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<本件に関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社 広報担当 山本・高橋
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301

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