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ITソリューションベンダーのWorkVisionが、販売管理・会計システムや見込管理システムを統合したデータ活用基盤の構築に「Dr.Sum」「MotionBoard」を導入

ウイングアーク1st株式会社

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)は、ITソリューションベンダーの株式会社WorkVision(本社:東京都品川区、取締役社長:大和田 昭彦、以下WorkVision)が、販売管理・会計システムや見込管理システムを統合したデータ活用基盤の構築にあたり、データ基盤ソリューション「Dr.Sum」とBI ダッシュボード「MotionBoard」を導入したことをお知らせします。

【背景】
 WorkVision(旧、東芝ソリューション販売)は20197月に東芝デジタルソリューションズグループから独立したITソリューションベンダーで、クラウド・パッケージを中心としたITソリューションの開発・販売・運用・保守などを展開しています。
 これまで、基幹システムから実績データをレポート出力することはできていましたが、見込み値や経費など、業務上で把握しなければならない計数が様々なシステムに分散していました。また、出力されたレポートをもとにそのデータをExcelに再入力し、様々な集計・加工を施し月次の締め処理を行うなど、ユーザーの個別ニーズに対応することが困難な状況にありました。
 そこで独立を機に、独自のシステム構築ではなく標準パッケージの導入による基幹システムを立ち上げ、データを全社的に一元管理するためのデータ活用基盤の構築に取り組みました。

 基幹システムをはじめ販売管理システムやSFA、経理・人事システム、さらには担当者が個人のExcelファイルで管理している見込み情報まで、様々なシステムに分散しているデータを集約し、この集約したデータを可視化するBI環境を実現するにあたり、「Dr.Sum」と「MotionBoard」を導入しました。導入ポイントは以下の通りです。

・データの扱いやすさやパフォーマンス、ダッシュボードの見栄え、コストなどを総合的に評価
・将来のクラウド移行への対応に備えたオンプレミス版・クラウド版の提供環境

【導入効果】
 2019年10月にワーキンググループを立ち上げ、計数管理システムの構築プロジェクトをスタートし、最初に実装したのは、事業部、部門、担当者といった階層におけるそれぞれの通期、月別、カテゴリー別の実績データを見える化するダッシュボードです。
 実績データが「Dr.Sum」に集約され「MotionBoard」で可視化されたことで、必要なデータが業務に適した形でダイレクトにダッシュボードに表示することが可能となりました。これにより、これまで経理部が行っていたExcelを駆使した月次の締め処理の作業負荷が軽減されました。また同様に、以前は経営企画部が、様々なシステムからデータを手作業で集めて突合し、予実績、損益見込などの資料を作成していましたが、現在はそのすべての作業がMotionBoardのダッシュボード上で完結できるようになったことで、毎月丸1日分(8時間)の作業が削減されています。更に、別システムで稼働している営業、技術の見込システムのデータが、MotionBoard上で閲覧が出来るようになったことで、効率的なデータの見える化が可能になりました。

 WorkVisionは、今後、精度の高い見込策定のために経費の見込みデータの収集も検討しており、蓄積されたデータの可視化に加え、MotionBoard上のデータから得る気づきを有効なアクションや新たなビジネス戦略につなげていくための仕組みづくりを推進していきます。

■事例紹介
https://www.wingarc.com/product/usecase/304.html

【WorkVisionについて】
2019年に東芝デジタルソリューションズグループから独立。クラウドソリューション、パッケージソリューションを拡充し、企画からサポートまで一貫したサービスを提供しています。お客様にとって何がベストであるかを考え続け、最新の情報技術を駆使し、最高の価値を提供することを自らの使命としています。
https://workvision.net/

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301

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