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ソニー銀行株式会社が、住宅ローン審査業務の書類一元管理に向け「SPA Cloud」を導入
Salesforceと連携し数百万個ある顧客フォルダから4秒程度で対象を検索可能に

ウイングアーク1st株式会社

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)は、インターネットを活用し個人向け資産運用の商品・サービスを提供するソニー銀行株式会社(以下、ソニー銀行)が、住宅ローン審査業務のオペレーション向上を目的に、Salesforceと連携した文書管理の基盤として文書活用ソリューション「SPA Cloud」を導入したことをお知らせします。

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重要書類の一元管理のフロー 

【背景】
 ソニー銀行の住宅ローンの本審査では、書類受付から審査結果の告知まで3~5週間かかっていました。審査の時間を短縮させ、顧客サービスの向上につなげる方法を検討する中で、書類の提出方法として従来の紙の郵送、メール添付、FAXに加え、顧客が書類をアップロードする方法の追加を決定しました。これにより顧客利便性の向上が期待できる一方で、個々の経路で提出された書類の一元管理ができず、オペレーション部門に負担をかけてしまうことが想定されました。
 そこで、現場からの改善要望もあった文書管理の運用を整備し、どの経路から来る書類でも効率的に一元管理できる仕組みとして「SPA Cloud」を導入しました。

導入におけるポイントは以下です。
・業務オペレーションを担うSalesforceとの親和性が高い
・ハイライトやマーカーを付与するなど電子データを紙文書のように扱いながら作業できる機能を搭載している
・導入済みの帳票クラウドサービス「SVF Cloud for Salesforce」と連携することで郵送書類の仕分け作業を効率化できる

【導入効果】
 「SPA Cloud」の導入により、Salesforce Service Cloudを中心に顧客情報と重要文書が一元管理され、オペレーションの負荷軽減につながっています。「SPA Cloud」には住宅ローン関連の書類だけでなく、過去20年分の顧客関連書類のデータが一元管理され、数百万個のフォルダから対象フォルダを4秒程度で検索可能になり、オペレーション部門の業務ストレス低減につながりました。

 今後は、紙の書類のスキャン作業にAI OCRなどを活用することで、書類の振り分けを自動化させ、作業の時間短縮、オペレーション改革を進めていく計画です。「SPA Cloud」に書類を格納するだけで人による単純な作業を減らし、顧客とのやり取りに使う時間を増やすことで、さらなる顧客満足度の向上を目指しています。
 ウイングアーク1stは、引き続き「SPA Cloud」の活用に向けたサポートを行ってまいります。

■事例紹介
https://www.wingarc.com/product/usecase/415.html


【ソニー銀行について】
円・外貨預金、投資信託、住宅ローン、デビットカードなどの、質の高い金融サービスを提供するインターネット銀行です。
https://sonybank.net/

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
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〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301

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