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Peppol サービスプロバイダーとしてデジタル庁より認定
デジタルインボイスの配信・受け取りサービスを提供し、企業間取引のデジタル化の選択を拡充

ウイングアーク1st株式会社

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤、以下ウイングアーク1st)は、日本におけるPeppol の管理局(Japan Peppol Authority)であるデジタル庁より、Peppolサービスプロバイダーとして認定されました。これにより、当社のデジタルインボイスの送受信時に必要なアクセスポイントの提供が可能となります。

■認定について
・デジタル庁(日本における認定Peppol Service Provider等について):https://www.digital.go.jp/policies/electronic_invoice/
OpenPeppolCertified Peppol Service Providers):https://peppol.eu/who-is-who/peppol-certified-aps/

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Peppolを介した配信側と受信側の効率化
 

 財務経理などのバックオフィス業務のデジタル化が進む中で、お客様の配信形態や受信形態が多様化し、配信業務・受信の煩雑化が進行しつつあります。
 当社は、帳票基盤ソリューション「SVF」および電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」の提供を通じて、帳票・電子化分野におけるシェアNo.1ベンダーとして、お客様の業務変更を最小限に抑えながら業務変革を促す機能を実装し、ワンプラットフォームで企業間取引のデジタル化に対応したサービスを提供して参りました。

 本認定により、当社はデジタルインボイスの送受信時に必要なアクセスポイントの提供が可能となります。当社製品をご利用のお客様もしくは新たにご利用されるお客様にとって、Peppolによる送受信の選択が増え、既に提供しているWeb配信や郵送と組み合わせることにより、企業間取引の業務効率化をはじめデジタル化を効率的に促進できます。

Peppol サービスプロバイダーとして提供できるサービス
当社サービス単独でPeppol対応が可能となります。ご利用中の業務システムがPeppol非対応の場合においても、ウイングアーク1stサービス単独でPeppolフォーマットへの変換、送受信が可能です。
・デジタルインボイスの送受信双方における電子帳簿保存法に従った保管も担保されます。
・Peppolデータからの帳票変換が可能となります。帳票変換により、視認性が高まることで人による内容確認も容易となります。また、電子帳簿保存時の要件となる見読可能性の確保(施行規則第3条第1項第4号)が確実に満たされます。

Peppolについて
Peppol(Pan European Public Procurement Online)は、請求書(インボイス)などの電子文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「運用ルール」「ネットワーク」のグローバルな標準仕様であり、OpenPeppol(ベルギーの国際的非営利組織)がその管理等を行っています。現在、欧州各国のみならず、オーストラリア、ニュージーランドやシンガポールなどの欧州域外の国も含め30か国以上で利用が進んでいます。日本の管理局はデジタル庁で、デジタルインボイスの標準仕様である「JP PINT」は、売り手のアクセスポイント(C2)と買い手のアクセスポイント(C3)との間でやり取りされるデジタルインボイスの標準仕様です。
デジタルインボイス推進協議会:https://www.eipa.jp/peppol


※)出典:株式会社デロイトトーマツミック経済研究所 「帳票設計・運用製品の競合調査2021年度版」(帳票運用製品)

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301

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