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WingArc Partner Conference 2018

ウイングアーク1st株式会社は、2018年4月19日(木)、東京渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルにおいて「WingArc Partner Conference 2018」を開催しました。

オープニング〜営業方針と新たなソリューション事例をご紹介

取締役副社長COO 田中 潤
ウイングアーク1st株式会社 取締役副社長COO 田中 潤

当日は、500人を越えるパートナー様にお集まり頂き、弊社取締役副社長COO田中 潤のご挨拶で開会。オープニングでは、今期のウイングアーク1stの方針について、「情報の価値創造」「データの活用」「データを資源としたエネルギー革命」の3点を柱に、パートナー様との協力関係をさらに強め、Data Empowerment事業による「データ駆動モデルの展開で生産性の向上を図る」ことを確認しました。

2018年の営業方針として、「Pushing The Limits 限界を超えて」というスローガンの告知とともに、「日立製作所株式会社様との帳票分野での戦略的提携」の合意と、日立の帳票ソフトEUR資産を取得し、帳票システムの譲渡に関する契約締結をご報告。生産性向上の一例として、Connected solutionという新たなソリューション事例をご紹介しました。

CTOより今後の製品についての方向性をご紹介

執行役員CTO  島澤 甲
ウイングアーク1st株式会社 執行役員CTO 島澤 甲

執行役員CTOの島澤 甲からは、「帳票とBIの連動強化」、「他製品との連動」、「クラウド化」の3点を強化していくことが発表されました。「データ化から集計、分析から活用」のフローをより円滑に行えるように促すとともに、既存システムとの親和性を高める公開APIの提供により、システムインテグレーションを容易にする狙いがあります。

またSVFが新プラットフォームへの移行をすることが発表されました。SPAは、セキュアな環境への対応と、文書管理と情報活用を進めるSVF+SPAの効率的な運用を提案。Cloud版対応予定も発表。Dr.Sumは、より細やかなユーザービリティを追求。MotionBoardの次期バージョン内容もアナウンスされました。

「DATALYMPIC 2018」「2018 WingArc Partner Award」

「DATALYMPIC 2018」の開催を発表
「DATALYMPIC 2018」の開催を発表

後半では、昨年夏に開催された「第1回MB Cloudコンテスト」をご紹介。次回はパートナー様を含め、ウイングアーク1stの製品を活用されている方を対象とした「DATALYMPIC 2018」を開催すると発表。データの活用で理想の未来を切り拓く新たな試みが期待されます。

「2018 WingArc Partner Award」の表彰式では、16社のパートナー様が選出され、各賞の受賞者様に執行役員CSO 影山 泰仁よりトロフィーの贈呈が行われました。

トークセッション「Self-Disruption : 創造的破壊にむけて」

代表取締役CEO 内野 弘幸
ウイングアーク1st株式会社 代表取締役CEO 内野 弘幸

「10年後、あなたの会社は生き残っていますか?」という弊社代表取締役CEO 内野 弘幸による刺激的な言葉で始まった今回のトークセッションは、「Self-Disruption : 創造的破壊にむけて」というテーマでスタート。

  • 株式会社リンクアンドモチベーション 取締役 麻野 耕司氏
    株式会社リンクアンドモチベーション 取締役 麻野 耕司氏
  • サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野 慶久氏
    サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野 慶久氏

最初のゲストスピーカーとして、株式会社リンクアンドモチベーションの取締役であり、「すべての組織は変えられる」の著者でもある麻野 耕司氏が登壇。モチベーションクラウドは、社内での提案を何度も繰り返すことにより、ようやくスタートさせることができたという製品化の経緯を紹介。「組織の状態をスコア化し、モチベーション指標を企業の指標としたい」、「すべての企業にBSやPLがあるように、モチベーション指標が企業評価の標準になることを願う」という言葉が印象的でした。

続いて、サイボウズ株式会社の代表取締役社長 青野 慶久氏が登壇。サイボウズはグループウェアの代名詞とも言える先進的な企業です。「会社という実体のない集団で、いかに自分らしく生きるか?」というテーマを切り口に、「目標を実現する」思いで行動してきたと話し、「理想的な生き方をしたくないですか?」と問いかけます。「理想的な社会を実現するため」とグループウェア事業に注力。「本当に大事なことは、楽しい社会の実現」を目標とする。「誰のためにどのように働くのか?」という本質は深く考えさせられるものでした。

ネットワーキングパーティー

カンファレンスの終了後には、ネットワーキングパーティー開かれ、新たな交流を深めるイベントとなりました。

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