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電子帳簿保存法対応の「Dr.Sum」新モデルを提供開始

帳簿・書類・電子取引データの一元保存・検索要件にオールインワンで対応

ウイングアーク1st株式会社

 当社は、電子帳簿保存法(以下、電帳法)で要求されるデータ保存・検索要件への対応に特化したデータ分析基盤「Dr.Sum」の電帳法対応モデルを10月5日(水)より提供開始します。価格は月額80,000円(サブスクリプションライセンス、税別)〜です。

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<市場背景>
 電帳法の対応として、国税関係帳簿・書類やEDI(企業間の電子商取引)を始めとする電子取引に関する電子データを7〜10年で長期間保存をする必要があり、2024年1月以降は電子データで保存することが義務化されます。
 社内やグループ会社において複数のシステムが存在する場合は、管理・運用の煩雑性の課題に加え、既存の基幹システムでの対応は、運用コストの増加やパフォーマンスの劣化が懸念されています。これらの課題に対応する、専用のデータ保管システムのニーズが高まっています。
 特にEDI取引の電子データの扱いについては、2024年のISDN回線廃止に伴い、従来のEDIシステムが利用できなくなることから、データの保管方法を含めた後続システムの検討が活発化しています。加えて、2023年末までは電子取引に関する電子データを紙に出力して保管することが認められていましたが、2024年1月以降は、すべての企業でデータで保存することが義務化されます。業務手順の検討を含めた電子化対応が急務となる市場背景を受けて、「Dr.Sum」電帳法対応モデルの提供を開始します。

<「Dr.Sum」 電帳法対応モデルの概要>
・電帳法対応を目的とした帳簿・書類・電子取引の電子データの保存に用途を限定したモデル。
・データ保存のためのデータベースエンジンと、データ検索・閲覧のためのWebユーザーインターフェイスを提供しています。データベースエンジンのベース件数(1テーブルあたりのデータ件数上限)は1億件。

本発表にあたり、株式会社インターコム様よりエンドースメントを頂戴しております。

インターコムは、ウイングアーク1st様の電帳法に対応したデータ分析基盤「Dr.Sum 電帳法対応モデル」のリリースを心より歓迎いたします。「Dr.Sum 電帳法対応モデル」が、弊社のEDIソリューション「Biwareシリーズ」と連携することにより、EDIによる取引データを電帳法に対応した形式で保存できるようになります。また、クラウドEDIサービス「Biware Cloud」もご用意しております。両社のソリューションでお客様の企業間取引を自動化し、生産活動の維持と生産性の向上、働き方改革を推進していきたいと思います。

株式会社インターコム 代表取締役社長 COO 須藤 美奈子氏

■「Dr.Sum」について
「Dr.Sum」は、大量データの高速集計データベースとしてリリース以来20年間、6,900社(2022年2月末現在)を超える企業に導入されており、長期間の利用が前提となる電帳法対応を目的としたデータ保存領域として安心してお使いいただけます。
国税庁公認の第三者機関である公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の定める「電子帳簿ソフト法的要件認証」「電子書類ソフト法的要件認証」「電子取引ソフト法的要件認証」を取得しており、電帳法要件に対応した機能が実装されています。
ウイングアーク1stは、電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」の提供をはじめ、文書情報管理士で構成する専任チームによる電帳法対応を支援するサービスなど、電帳法に関する対応を総合的にサポートします。
https://www.wingarc.com/solution/accounting/

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301

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