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ポリプラスチックス株式会社が、Salesforceと連携した
「invoiceAgent」を採用

電帳法対応の業務を確立し経理DXを加速

ウイングアーク1st株式会社

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)は、ポリプラスチックス株式会社(以下、ポリプラスチックス)が、Salesforceと連携した電子帳簿保存法(以下、電帳法)対応の業務プロセスを確立するにあたり、電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」および「invoiceAgent Adapter for Salesforce」を導入したことをお知らせします。

【背景】
 高性能エンジニアリングプラスチック製品の製造・販売を展開するポリプラスチックスでは、全社的なDX推進活動として、さまざまなシステムやデータベースで管理していた販売・在庫などの情報をSalesforceに一元化しデータの集約を図っています。紙での業務が残る経理部門でも、電帳法への対応やリモートワークの実現に向けて、支払い申請業務に関わる各部門のビジネスプロセス変革が求められていました。そこで、経理業務における取引書類の電子保存対応とそれに伴う新たな業務プロセスを検討し、あらゆる紙⽂書をOCRSalesforceに書き込み、データエントリーの⼿間を⼤幅削減する「invoiceAgent Adapter for Salesforce」を導入、電帳法対応のシステムを構築しました。

導入におけるポイントは以下です。
・自動化プロセス構築機能を持つSalesforce Flowと「invoiceAgent Adapter for Salesforce」の高い親和性
・電帳法に対応した業務プロセスの確立

【導入効果】
 2022年4月から本格稼働を開始し、以前は紙で行われていた一般経費支払い業務がデジタル化されました。
・基幹システムから支払伝票 (モニター票)を作成・発行後、invoiceAgentの指定フォルダにモニター表を保存。
・AI OCR機能により伝票番号や日付、取引先や金額といったレコード情報を読み取りデータ化。伝票番号から年月ごとにフォルダを作成し、invoiceAgentフォルダ内にモニター票を移動・格納、Salesforceと連携し、併せてレコード情報も併せて連携して付与されます。
・Salesforceには、invoiceAgent内に格納された文書URLが記載されているため、伝票番号をもとにinvoiceAgent内の帳票を確認しながら承認作業や確認作業を行うことができ、新しい文書が格納された場合はinvoiceAgentがタイムスタンプを付与するなど、電帳法の電子データの保存要件を満たす形式で管理できるようになりました。
・月に約1,000件の一般経費取引の請求プロセスがデジタル化され、証憑類をペーパーレス化したことによる業務工数の削減、検索性が向上されました。
・クラウドの電帳法対応ワークフローを構築したことによって、8月から経理部門でのリモートワークが可能になりました。

ポリプラスチックス様図版_fix-pr.png


 
 今後は、購買取引の領域についてもinvoiceAgentを活用した新しい電帳法対応の業務プロセスの構築を検討しています。

■事例紹介
https://www.wingarc.com/product/usecase/747.html


【ポリプラスチックス株式会社について】
設立: 1964年5月
所在地:東京都港区
事業概要: 各種ポリマー及びプラスチック等の製造販売
https://www.polyplastics-global.com/jp/


■「invoiceAgent」について
請求書、支払通知書、注文書、納品書などあらゆる企業間取引文書の電子化と配信・返信 を可能にし、取引に紐づく文書の一元管理や電子帳簿保存法に対応する電子取引サービスです。企業間のあらゆる文書をデータ化し、クラウド上でセキュアかつ高速に流通できるプラットフォームとして提供しています。
https://www.wingarc.com/product/ia/

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300
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