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ウイングアーク、Report Director Enterprise にオプションソフト。
基幹帳票のスプールから多様なファイル出力を可能にして帳票運用基盤を拡充。

RDE の基幹帳票出力を機能拡張するオプション製品7製品をラインナップ

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form & Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 内野弘幸)は、基幹システムのオープン化移行で不可欠となる基幹帳票運用の分野で、統合帳票運用のためのミドルウエア「Report Director Enterprise (レポート ディレクター エンタープライズ、以下RDE )」のオプションとしてファイル出力機能を拡張する製品群をラインナップし、9月13日より出荷開始することになりましたので、お知らせいたします。

 「RDE」の基幹帳票出力を機能拡張するオプションソフトウエアとして、以下7製品をラインナップし、「RDE」を採用するユーザ企業のほか、ホストマイグレーションやホストを残したオープン化(ホスト・インテグレーション)で具体的な帳票運用の移行に課題をもつ企業の情報システム部門やSI企業に対して、全社的な帳票基盤ソリューションとして強くアピールしていきます。

 このたびのオプション製品群は、ホストマイグレーションの分野で、オープン系プリンタへの出力環境だけでなく、さらに電子保存やドキュメント管理のためのファイル形式を用意し、ユーザ部門が利用したい帳票文書のアウトプット要件に応えるソリューションを提供します。

 具体的には、「RDE」が標準で提供する帳票のスプール・再印刷・拠点での大量印刷・プリンタ監視機能のほかに、PDFやCSV、TIFF出力、ラベル印刷環境など、多様なファイル出力ができる機能を提供することで、基幹システムで一元化した帳票文書を利用範囲に合わせアウトプット環境へ拡張できる仕組みをラインナップしました。

 今回の製品群を含め、「RDE」の販売目標を年間で前年比35%アップにあたる567サーバと見込んでいます。
「RDE」オプションソフトウエア7製品は、以下の通りです。

・RDE SATO Option SATO社製ラベルプリンタへの出力機能を拡張するサーバ製品
・RDE CSV Option RDEスプールされた帳票文書のデータを二次加工用にCSVファィルを出力させるサーバ製品
(RDE出力用管理画面からクライアントの環境へのCSVファイルのダウンロードが可能)
・RDE PDF Option RDEの帳票文書をPDFファィルに出力するサーバ製品
(RDE出力管理画面からクライアントの環境へのPDFファイルのダウンロードが可能)
・RDE TIFF Option RDEの帳票文書をTIFFファィルに出力するサーバ製品
・RDE FX-STDOUT Option RDEの帳票文書を富士ゼロックス社のプリンタ専用テキストデータフォーマットに変換して出力するサーバ製品
・RDE PLAIN TXT II Option RDEの帳票文書をホスト印刷用のテキストデータフォーマットに変換して出力するサーバ製品
・RDE FOG Option RDEの帳票文書を日立製のホストプリンタ用テキストデータフォーマット(FOG)に変換して出力するサーバ製品

※いずれも「RDE」のオプション製品として、「RDE」との組み合わせで動作します。

価格は、各製品とも¥300,000 (1サーバ、税込み¥315,000)
UNIX版¥500,000 (1サーバ、税込み¥525,000)

これまでの基幹システムからのオープン化は、全社システムの最適化にむけて多くの企業が着手している重要なテーマのひとつです。とくに、企業の競争力を維持するためこれまでの資産を有効活用しつつ、業務の効率化と運用管理の一元化にむけて新しいWeb化への取り組みが急ピッチで進められています。

企業の基幹システムがオープン化へ移行するにあたり、ホストシステムでは当たり前にできていた帳票のスプール・再印刷・拠点での大量印刷・プリンタ監視などの機能がオープン化では大きな課題となっており、ほとんどのホストマイグレーション、ホストインテグレーションでは手作りで対応されているのが現状です。

うした基幹系帳票システムの分野に対して、ウイングアーク テクノロジーズでは、オープン環境でのトランザクションを解決した帳票運用を実現する基盤として「RDE」をリリース(2003年10月)しました。「RDE」は、Web環境での拠点バッチ配信と大規模なセンター出力を実行できるミドルウエアとして、ミッションクリティカルな帳票の運用管理機能を提供し、全社的な印刷環境の集中化、運用管理の負荷軽減、基幹帳票分野の大幅な経費削減を可能にしています。これまでに、業種業態を問わず数多くの企業に導入され、わずか1年半の間に420サーバの採用実績を数えています。

<RDEオプション製品の稼働環境について>
RDEの各オプション製品は、最新RDE ver. 3.0aのほかに、ver.2.6a、ver.2.2に対応したモジュールを用意しています。
RDE 本体の標準価格(税別/導入・稼働支援サービス込み):360万円から。
製品価格:Report Director Enterprise 1サーバ/1CPU ライセンス 3,000,000円。
RDE導入稼働支援サービス:600,000円  ※製品導入時に推奨しています。
※ 追加CPUライセンス:1CPU毎に1,500,000円(すべて価格表示は消費税別)

■サーバ環境について
UNIX版/Linux版 サーバ環境
Solaris 8(SPARC)、9(SPARC)、 AIX5L、 HP-UX11i(v1:PA-RISC、v2:Itanium2)、 Red Hat Enterprise Linux AS3.0(x86互換、32bit)、Red Hat Enterprise Linux ES3.0(x86互換、32bit) SuSE (R) Linux Enterprise Server8 for S/390 (IBM zSeries(64-bit)、IBM S/390 (31-bit))
Windows版 サーバ環境
Windows(R)2000 Server、Advanced Server※、Windows(R) Server 2003 Standard Edition(32bit)、Windows(R) Server 2003 Enterprise Edition(32bit)※
※Windows(R) 2000 Datacenter Server、Windows Server 2003、Datacenter Editionには、対応していません。Microsoft(R)クラスタサービスや、ターミナルサービスには対応しておりません。Windows(R)2000、2003での詳細については、ウイングアーク テクノロジーズまで問い合わせください。
Java環境
JDK 1.4.2
※RDEは、同サーバソフトウエア、管理者のための環境設定、一般 ユーザが利用するためのRDE UtilityとSVF for Java Printで構成されます。

■クライアント環境について
Windows(R) XP Professional(32bit)、 Windows(R) 2000 Professional
ブラウザ:Internet Explorer5.5 SP2および6.0 Java Plug-in 1.4.2
※ 詳細は、ウイングアーク テクノロジーズにお問い合わせください。

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
TEL:03-5766-2833  FAX:03-5766-2835
tsales@wingarc.co.jp
広報担当 金子/小田嶋
t-kouhou@wingarc.co.jp