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ウイングアーク、業務文書をWeb化する「StraForm-X」に、XMLデータをRDBや集計分析ツールに展開し、活用範囲を飛躍的に広げる"データトランジット機能"を追加。

既存データベースへの円滑な導入が可能、データベースに格納されたデータを検索・集計

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

Form & Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長内野弘幸)は、業務文書のWeb化を実現するフォームアプリケーションサーバ「StraForm-X(ストラフォームエックス)」の新機能として、「StraForm-X」で作成したWebフォームから入力されたXMLデータをデータベースに展開する"データトランジット機能"を1月11日に出荷することになりましたので、お知らせいたします。"データトランジット機能"の標準価格は10~50万円(税別)で、「StraForm-X」を導入頂いているユーザ企業様を対象に出荷いたします。

 「StraForm-X」は、ExcelやWordなどさまざまな種類の業務文書や帳票などを現在使用している文書イメージのまま、ノンプログラミングでHTML化し、Webフォームを生成することができます。紙やデータファイルでやり取りされている業務をWeb化することにより、チームや部署あるいは会社全体で情報共有をはかり作業効率の向上、運用コストの削減を実現する製品です。「StraForm-X」で作成したWebフォームから入力されたデータは、XML形式で、StraFormサーバに貯められます。今回出荷される"データトランジット機能"は、入力データを基幹システムのデータベースに取り込んで活用する強いニーズに応え、「StraForm-X」の特徴の一つである画面設計の優れた操作性はそのままに、XMLデータをStraForm サーバからデータベースに格納し展開するオプション機能です。

 "データトランジット機能"は、既存のビジネスアプリケーションで利用している入力画面を「StraForm-X」で作成して既存のアプリケーションのデータベースのテーブルにXMLデータを格納させたり、マスタデータのメンテナンス画面を「StraForm-X」で作成してデータベースに新規作成・更新することができ、既存システムへの円滑な導入が可能です。また、集計レポーティングの「Dr.SumEA(ドクターサム・イーエー)」につなげて、データの高速な集計・分析を行うことができます。例えば、"データトランジット機能"によって格納されたXMLデータを活用して、全社の売上成績、各拠点別、社員別の営業成績や製品ごとの売上状況を参照したり、日付を指定してある一定期間の必要情報を抽出するなど、データベースに格納されたXMLデータを目的にあわせて検索・集計することが可能になります。"データトランジット機能"は、データの入力や参照にかかる作業効率を大幅に向上させるだけでなく、入力したXMLデータを円滑にデータベースに格納することで、業務用途にあわせた情報共有の活用範囲を大幅に広げます。

 具体的に、"データトランジット機能"の設定はサーバモジュールとクライアントモジュールでおこないます。クライアントモジュール側のGUIで、入力項目のXMLスキーマ定義とデータベースのテーブルフィールド項目とマッピングすることで、「StraForm-X」で作成したWebフォームのデータフィールドにデータベースの該当するXMLデータが反映されます。更にデータベースのキー項目の指定によりXMLデータのインサート/アップデートが可能で、自動的に最新の情報が更新されます。

 新たに出荷される"データトランジット機能"により、ウイングアークテクノロジーズが提供する集計レポーティングの「Dr.SumEA」との連携で、入力されたXMLデータの集計・分析が可能になり、データの入力から集計・分析までの円滑な情報活用が実現し、予算管理、販売実績管理、在庫管理や受注データ管理など、データの活用範囲が大幅に広がります。また今後は帳票作成の「Super Visual Formade」からの出力など、データの「いれる・ためる・ひきだす」を実現する製品との連携を実現してまいります。

なお、「StraForm-X」詳細については下記URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/product/straform/

<StraForm-X 標準価格(税別)>

【稼働環境】
■StraFormデザイナ
【OS】
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional/XP Professional
【対応ブラウザ】
Internet Explorer
【CPU】
Pentium III 互換 600MHz 以上
【メモリ】
256MB以上(768MB以上推奨)
【HDD】
100MB以上

■StraFormサーバ基本モジュール
【OS】
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server/Advanced Server
RedHat Enterprise 3.0
Windows Server 2003 Standard Edition/Enterprise Edition(64ビット版は除く)
AIX V5.3
【CPU】
Pentium 4 (IA-32x86互換)1GHz 以上
【メモリ】
512MB以上(1GB以上推奨)
【HDD】
100MB以上
【アプリケーション・サーバ】
IBM WebSphere 、Tomcat
【対応ブラウザ】
Internet Explorer

■StraFormデータトランジット
【対応RDB】
Oracle 10g、Dr.SumEA 2.2a

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
TEL:03-5766-2833  FAX:03-5766-2835
tsales@wingarc.co.jp
広報担当 小田嶋/金子
TEL:03-5766-2833  FAX:03-5766-2835
t-kouhou@wingarc.co.jp