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ウイングアーク、多次元高速集計検索エンジンの最新版「Dr.Sum EA ver.2.4」発売
新たにインテル EM64T対応の、「Dr.Sum EA Premium」エディションが登場

業務にあわせ同時実行数・データボリュームに応じたライセンスモデルを提供
部門から全社まで身近なデータ活用を実現

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form & Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 内野弘幸)は、多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」の製品ラインアップに新たにインテル EM64T対応の「Dr.Sum EA Premium(ドクターサム・イーエー・プレミアム)」エディションが加わり、機能強化されたハイパフォーマンスな集計分析を実現する最新版「Dr.Sum EA ver.2.4」として3月9日より出荷することになりましたので、お知らせいたします。

 「Dr.Sum EA」は業務現場の担当者から経営者層まで、企業に蓄積されるデータを部門間だけでなく全社規模で広くデータ活用できる環境を提供し、使い慣れたExcelやブラウザを利用して、高速化・多用化するビジネスに迅速、柔軟に対応する多次元高速集計検索エンジンです。ウイングアーク テクノロジーズの直販またはビジネスパートナーを通じ初年度300サーバの販売を見込んでいます。

「Dr.Sum EA」製品ラインアップ、標準価格(税別)は下記のとおりです。

 「Dr.Sum EA ver.2.4」の出荷にあたり、これまでの「Dr.Sum EA Advanced」、「Dr.Sum EA Enterprise」についで、新たに2000万件から1億件のデータを扱う「Dr.Sum EA Premium」が加わり、ユーザ数やデータボリュームに合わせた新価格帯をラインナップいたしました。従来のCPU数による販売体系から同時実行数、データボリュームによるライセンスモデルに変更し、ユーザ企業様の利便性を考慮し業務用途にあわせた最適なソリューションを提供いたします。

 「Dr.Sum EA Premium」と「Dr.Sum EA Enterprise」はインテル EM64Tに対応し、Windows Server 2003 R2 x64bit Edition上で信頼性・可用性の高い高速データ処理が可能となりパフォーマンスが大幅に向上されました。従来の製品と比較し1.2倍~1.5倍の処理スピードで、変化の多い業務現場での速い集計を実現します。特に「Dr.Sum EA Premium」は、1台のサーバでテーブル毎にデータを分けて作業するマルチビューにより大規模データボリュームを高速処理することが可能です。さらに、更新データを自動的にインポートする"マルチビューインポート機能"により、運用管理面においても作業工数を大幅に軽減することができます。「Dr.Sum EA Premium」が製品ラインナップに加わったことで、業務現場で扱うデータボリュームや運用形態にあわせて、よりきめこまやかに業務に蓄積されるデータを広く活用できる環境を拡げることができます。

 多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」は、2001年5月の発売以来、4年半の間に1,110社/1,620本(2005年10月現在)という導入実績を持ちます。これまで、多様化するニーズに最適なソリューションを提供し、現場の担当者から経営者層にいたるまで全社でのデータ活用ソリューションを提供してまいりました。この度新たに発表した「Dr.Sum EA ver.2.4」の市場投入により、多様化する業務現場のデータ活用を、利用者の環境に合わせて用途別にはかるだけでなく、運用の一元化やパフォーマンスにも大きな効果を発揮します。これにより企業に貯められたデータを「情報」として活用できる環境が加速度的に拡がっていきます。

<本プレスリリースにあたり、各社様より下記のご賛同コメントをいただいています。>

インテル株式会社は、ウイングアーク テクノロジーズ 株式会社の「Dr.Sum EA ver.2.4」が、64ビット インテル・アーキテクチャに対応し出荷されたことを歓迎いたします。 インテルでは、エンタープライズ分野での情報基盤における64ビット・コンピューティングへの移行を推進しており、帳票ソリューション分野でリーディングカンパニーであるウイングアーク社と2005年より技術協力を行ってまいりました。今回発売の最新版「Dr. Sum EA ver.2.4」が64ビット インテル・アーキテクチャに対応したことで、企業の基幹業務より日常業務まで全社規模のデータ活用が促進されるものと期待しております。また、インテルではCPUのマルチコア化を積極的に推進しており、今回のウイングアーク社のライセンスモデルへの変更が、エンタープライズ・ソリューション分野での効率的な並列コンピューティング普及の一助となるものと考えております。
インテルは今後も、コストパフォーマンスと信頼性に優れたユーザ価値の高いプラットフォームの提供に努めてまいります。
インテル株式会社
取締役 事業開発本部 町田 栄作

マイクロソフトは、ウイングアーク テクノロジーズ株式会社様がこの度発表されたインテル EMT 64対応の『Dr.Sum EA ver.2.4』の登場を心より歓迎いたします。
日本市場において1,100を超える企業様からの支持を受けている多次元高速集計検索エンジン『Dr.Sum EA ver.2.4』の64ビット対応製品『Dr.Sum EA Premium』/『Dr.Sum EA Enterprise』と弊社が提供する『Windows Server 2003 R2 x64 Edition』の組み合わせは、データ集計に関する『業界標準』をワンランク押し上げるソリューションであり、導入企業様の利便性向上、およびTCO削減に大きく貢献できるものと確信しております。
マイクロソフト株式会社
ビジネスパートナー営業本部 ISVソリューション推進部 部長 辻本 克也

株式会社アプレッソは、ウイングアーク テクノロジーズ様の今回の発表を歓迎いたします。最新版"Dr.Sum EA ver2.4"の大幅な機能強化およびインテル64bit対応の"Dr.Sum EA Premium"により、Windows環境での大規模データボリュームの高速処理、高速集計および運用管理面の作業工数の大幅削減等が実現され、企業に貯められたデータを「情報」として活用されるお客様が大幅に拡がることと期待しております。
アプレッソでは、データ連携ソリューション「DataSpider Servista」と"Dr.Sumアダプタ"により、"Dr.Sum EA"が構築する多次元DBへ、簡単にデータをインポートする環境を構築し、"Dr.Sum EA"の価値の最大化を強力にサポートいたします。
株式会社アプレッソ
代表取締役社長 長谷川 礼司

インフォテリア株式会社は、「Dr.Sum EA ver.2.4」の出荷を歓迎いたします。当社では以前より、国内200社以上の導入実績を誇る国産EAI出荷実績ナンバーワン※のデータ連携ソリューションスイート「ASTERIA」と「Dr.Sum EA」を組み合わせた共同ソリューションを、ウイングアーク様と共に展開してまいりました。本日の出荷に合わせ、「ASTERIA」も「Dr.Sum EA ver.2.4」に正式対応を開始します。国産ならではのきめの細かなソリューションを、これからも両社共同してより多くの企業の皆様にお届けできることと期待しております。
※テクノシステムリサーチ調べ(2005年)
インフォテリア株式会社
代表取締役社長 平野 洋一郎

ビーコンITは「BeaconIT 4 Suites」を軸にお客様のデータ活用を支援します。この度、ウイングアーク テクノロジーズからリリースされた「Dr.Sum EA ver2.4」は、洗練されたスケーラビリティと高いパフォーマンスでお客様のデータをエンパワーメントする基盤として、ビジネスの意思決定を支援します。当社のETLツール「Waha! Transformer」とのシームレスな連携により、短期間でセキュアーなデータ活用システムを構築し、お客様のビジネスの発展を促進するものとして大いに期待しております。
株式会社ビーコンインフォメーションテクノロジー
マーケティング部 執行役員 秋山 泰

なお、「Dr.Sum EA」製品の詳細については下記URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/product/dr_sum/

【稼働環境】
■ Dr.Sum EA サーバモジュール
【OS】
32ビット版
Dr.Sum EA Advanced、Dr.Sum EA Enterprise(32ビット)対応
--------------------------------------------------------------------------------
Windows(R) 2000 Server、Advanced Server
Windows(R) Server 2003 Standard
Windows(R) Server 2003 Enterprise
Windows(R) Server 2003 R2 Standard
Windows(R) Server 2003 R2 Enterprise

64ビット版
Dr.Sum EA Premium、Dr.Sum EA Enterprise(64ビット)対応
--------------------------------------------------------------------------------
Windows(R) Server 2003 x64 Standard
Windows(R) Server 2003 x64 Enterprise
Windows(R) Server 2003 R2 x64 Standard
Windows(R) Server 2003 R2 x64 Enterprise

【CPU】
32ビット版 Pentium III 1GHz以上
64ビット版 Xeon(EM64T) 2.8GHz以上

【メモリ】
32ビット版 256MB以上 (2GB以上を推奨)
64ビット版 256MB以上 (4GB以上を推奨)※1

【HDD】
200MB(実行モジュール格納領域)+内部データベースファイル領域 ※2

【ネットワークプロトコル】
TCP/IP

【対応DB】
JDBCドライバ経由(Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQL など)
ODBCドライバ経由(Oracle、SQL Server、DB2など)
Oracle OCIドライバ経由(Oracle Client)8.1.7~

【対応JDK】
JDK1.4.2_05以上 (JDK1.5は除く) ※3

■ Dr.Sum EA 管理者ツール API Library
【OS】
Windows(R) XP Professional SP2以降 、2000Professional SP4以降
Windows(R) 2000 Server、Advanced Server
Windows(R) Server 2003 Standard Edition、Windows(R) Server 2003 Enterprise Edition
Windows(R) Server 2003 x64

【CPU】
Pentium III 1GHz以上

【メモリ】
256MB以上推奨

【HDD】
20MB以上

【対応JDK】
JDK1.4.2_05以上 (JDK1.5は除く) ※3

【ネットワークプロトコル】
TCP/IP

※1 推奨メモリは、データ量に応じてサイジングをする必要があります。
※2 CSV換算した際の分析対象データベース容量の4倍~8倍の領域を推奨します。
※3 JDK は、Dr.Sum EA Java API およびDr.Sum EA JDBC ドライバを使用する場合、 またはVTB Creator でJDBC 接続をおこなうデータソースを使用する場合に必要となります。

■クライアント環境
Excelのアドインモジュールとして使用する場合のユーザ環境
<クライアントチャージなし>
【OS】Microsoft(R) Windows(R) XP Professional、2000Professional

【CPU】
Pentium III 1GHz以上

【メモリ】
256MB以上推奨

【HDD】
20MB以上

【ソフトウェア】
Microsoft(R) Excel2000、2002、2003のいずれか
※Excel97には対応していません

【ネットワークプロトコル】
TCP/IP

◎Dr.SumEA クライアントモジュール:サーバより軽量モジュールのダウンロード
Microsoft(R)Excelのアドインとして使用(無償)
Dr.Sumサーバモジュールはディジタル・ワークス株式会社のテクノロジーを採用しています。

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー10F
TEL:03-5766-2833  FAX:03-5766-2835
tsales@wingarc.co.jp
広報担当 小田嶋/金子
pr@wingarc.co.jp