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ウイングアーク、新バージョン「Report Director Enterprise Ver.3.2」とオプション製品群を出荷、全社帳票運用の統合・共通化を実現

ウイングアーク・フォーラム2006(11月30日東京開催)にて、RDEの詳細機能を紹介
ホストマイグレーションの実現、運用のコスト削減、内部統制強化を訴求

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form & Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都港区 代表取締役社長内野弘幸)は、企業のシステム基盤上でミッションクリティカルな帳票運用を実現する統合帳票スプールサーバ「Report Director Enterprise(レポート・ディレクター・エンタープライズ 以下、RDE)」の新版 Ver.3.2と関連するオプション製品群を11月30日よりリリースすることになりましたのでお知らせいたします。「RDE Ver.3.2」の標準価格は300万円(税別 1サーバ1CPU)です。また、製品とあわせて導入・稼働支援サービス 60万円(税別)も提供いたします。

 企業経営にとって、ITが重要なテーマとなる昨今、ビジネス統合やITガバナンスの実現、事業構造の変化に対応するシステム基盤は、企業にとって急務の課題となっています。そのような中で、長期的なシステム統合を見据えながらも、短期にしかも着実にシステム基盤の強化をはかるために、企業システムからアウトプットされる帳票分野の改善が注目されています。

 ウイングアーク テクノロジーズは、SI企業様や企業のIT推進部門、情報システム部門のお客様に対して、ホストマイグレーションや内部統制強化でボトルネックとなるオープンシステム環境下の基幹帳票運用を実現する帳票ソリューションを提供しています。
 「RDE」は、これまで業務単位のアプリケーションに紐付けされていた個別の帳票システムや、拠点ごとにバラバラに運用されてきた分散型の印刷システムを解消することができ、全社的な帳票運用の統合・共通化をはかる画期的なソリューションです。帳票運用パッケージの市場では、「RDE」を含む2005年度の製品出荷金額ベースで56.4%の実績があります。
※<出典:株式会社ミック経済研究所「UNIX・Windows対応ミドルウエアパッケージソフトの市場展望 2006年度版(開発・運用編)」─帳票作成パッケージ市場動向─2005年度帳票運用パッケージ出荷金額(メーカー出荷)より>

 今回リリースする「RDE Ver.3.2」は、既に「RDE」を導入いただいているユーザ企業からの内部統制強化に対する要望を取り入れ、実装し、現実性のある機能強化をはかりました。具体的には、各業務アプリケーションから出力する一連の帳票文書に対して、権限者のみが帳票文書を参照・出力できる機能やスプールされる帳票文書に対して「いつ、誰が、どの帳票を、どう出力させたか」など利用者と管理者双方のログ取得が可能となります。
 さらに、次世代帳票開発ツールSVFX-Designerで作成したデザイン帳票ジャンルへの対応強化をはかったほか、オプション機能として、グローバル展開される企業の帳票運用に向けた多言語対応(マルチランゲージパック製品)や用途に応じた帳票出力機能を追加することができます。

 「RDE」に帳票出力機能を追加するオプション製品の詳細は以下のとおりです。
 プリンタメーカ各社のプリンタに対応した高速コマンド印刷のほか、PDF,CSVなどのファイル出力、SATO製,TEC製ラベルプリンタへの出力、国内主要な電子帳票システムとの連携が可能です。

RDE PDF Option
RDEの帳票文書をPDFファイルに出力するサーバ製品
RDE CSV Option
RDEにスプールされた帳票文書のデータを二次加工用にCSVファイルを出力させるサーバ製品(RDE出力用管理画面からクライアントの環境へのCSVファイルのダウンロードが可能)
RDE SATO Option
SATO社製ラベルプリンタへの出力機能を拡張するサーバ製品
RDE FX-STDOUT Option
RDEの帳票文書を富士ゼロックス社のプリンタ専用テキストデータフォーマットに変換して出力するサーバ製品
RDE Plain TXT II Option
RDEの帳票文書をホスト印刷用のテキストデータフォーマットに変換して出力するサーバ製品
RDE FiBridge II Option
RDEの帳票文書を電子帳票システムFiBridge用のデータフォーマットに変換して出力するサーバ製品

 いずれも「RDE」のオプション製品として、「RDE」との組み合わせで動作します。
 各製品の標準価格は、Windows版 30万円(税別)、UNIX版 50万円(税別)です。新バージョン「RDE Ver.3.2」リリースにあわせ、オプション製品も11月30日より出荷を開始します。

 ウイングアークテクノロジーズの『帳票SOA』は、帳票機能を切り出してコンポーネントとしてサービス化し、全社で標準化・共通化・一元化して利用できる現実的な帳票運用の考え方です。既存の運用形態を大幅に変えることなく、個別の業務に紐付けされてきた帳票運用を、ホストからでも、ERPからでも、固有のシステムからでも利用できる仕組みを提供します。

・各業務システムの出力に必要なデータをSVFに提供
・生成する帳票のフォームはアプリケーションから独立
(プログラムレスかつやさしいGUIで細やかな調整が可能)
・帳票サーバから用途に応じた出力形態で一元的な帳票出力を実行

 これにより、上位のシステムに影響を与えない柔軟な帳票システムが、短期に経済的に構築することができます。

 きたる11月30日(木曜日)、「ウイングアーク・フォーラム2006」(東京コンファレンスセンター・品川 5F)において、「RDE Ver.3.2」のホストマイグレーションや内部統制強化に向けた対応機能の詳細を紹介します。また、当日はシステム基盤の強化に向けて「RDE」導入による帳票運用の統合・共通化を実現したお客様成功事例をあわせて紹介いたします。
「ウイングアーク・フォーラム2006」の詳細については、以下URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/doc/forum2006/tokyo.htm

図:「RDE」による全社帳票運用の一極集中化

「RDE」による企業システムにおける全社帳票運用のメリット
・既存システム資産を活用したオープン環境下での帳票運用
・拠点へのバッチ配信(PUSH型の拠点帳票運用)
・オンデマンド印刷(PULL型の帳票運用)
・統合ミドルウエア連携、電子帳票システム連携

【帳票開発ツール「Super Visual Formade(SVF)」について】
SVFは、業務システムの再構築で課題となる帳票分野のシステム開発を短期構築します。とくに、固有の帳票デザインで運用される請求書や伝票、発注書、見積書や給与明細、出荷指図書や検品ラベルなど、業務に必要なあらゆる帳票を劇的な工数で設計開発することができます。電子化した帳票は、SVFによる総合帳票基盤の上で、大量出力・Webからのクライアント印刷・PDF・メール・FAXなど、業務の用途にあった運用を早期に実現できます。製造、流通、金融、サービスなどの各業態、大手上場企業や官公庁、大手SI企業などおよそ13,000社(2005年10月現在)に導入実績があり、サーバライセンス数で約43,200サーバを出荷します。

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
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