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岩谷情報システム、全国約400拠点の帳票印刷環境をデータセンターで一括管理
SVFを採用し、業務効率化とPDF帳票出力によるペーパーレス化で印刷出力を30%削減

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、イワタニグループ会社の情報システムの開発・運用を一手に引き受ける岩谷情報システム株式会社(本社:大阪市西区、以下:岩谷情報システム)が、全国約400拠点におよぶLPガス部門のグループ内の情報システム刷新プロジェクトを進めるにあたり、帳票出力環境のコストと工数削減とデータセンターでの一括管理を目指し、ウイングアーク テクノロジーズの帳票ソリューション「Super Visual Formade」(以下、SVF)を採用、導入したことを、お知らせいたします。

 岩谷情報システムでは、グループ全体のシステム刷新に伴う課題の一つとして、1拠点あたり1日1000枚にのぼる大量の帳票印刷業務のコストや工数の負荷が大きくなっていました。LPガスの供給という事業の特性上、帳票の種類も多様で法定保存が義務付けられているもの多くあり、テストプリントして内容を確認してから本印刷をするなどの作業負荷が増大していました。このほか、帳票保管のための管理スペースの確保や、本社宛に帳票をFAXまたは郵送で提出する作業が発生するなど、帳票運用に関わる作業負荷軽減への対策が必要とされていました。
 同社がシステム全体の刷新に取り組んだのは2002年、これまでの拠点ごとのクライアント/サーバーシステムを刷新、グループ全体でシステムを集約しWebアプリケーションサーバでの運用を開始しました。帳票システムの再構築にあたっては、<Web環境対応>、<業務負荷・コストの抑制>、<電子保存対応>の要件を満たしていることが選定基準となり、高い導入実績があり評価の高い「SVF」を導入しました。
 新たな帳票システムでは、データセンター側でクライアントPCやプリンタを一括管理し、権限設定を行うことで情報漏えいの防止と、帳票運用の効率化によるコストと開発工数の削減を実現しました。2005年の新システム稼動から始まり、2007年8月に全拠点への展開を完了、グループ全拠点での本格稼動から1年半が経ち、確実な業務効率の向上と、コスト削減を実現しました。

 業務の改善ポイントは以下のとおりです。
・ Excelデータを取り込むことができ、開発工数の削減につながる。
・ 開発画面と実際に出力される帳票のイメージが同一でスムーズな開発を実現。
・ 本社側から指定した営業拠点のプリンタへ安全に帳票を直接印刷できる。
・ 帳票のFAXまた郵送にかかる費用を大幅に削減。
・ 法定保存帳票をPDFで電子保存しペーパーレス化を実現。
・ 印刷出力ボリュームを30%削減(トナー費用の30%削減)

 同社の開発本部 開発第二部 部長の仲田氏は、「SVF の導入により、セキュリティや運用管理の効果を上げながら、帳票印刷にかかわる業務やコストの削減を実現できました。グループ会社以外へも展開することで、さらなる効果を上げていきたいと考えています」とコメントしています。

 岩谷情報システム様のSVF導入事例詳細については以下URLをご参照ください。
 http://www.wingarc.com/product/svf/usecase/

[岩谷情報システムについて]http://www.iisnet.co.jp/
設 立: 1983年8月
所在地: 大阪市西区
事業内容: 岩谷産業株式会社の基幹事業であるガス&エネルギーを中心としイワタニグループ各社の事業を支える各種情報システムの設計・開発、システム運用管理OA 機器やサプライ用品の販売、受託開発など。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
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