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データの統合管理を強化「Dr.Sum Ver.5.5」を6月1日(月)発売
Excelからデータベースへの一括更新も可能に

ウイングアーク1st株式会社

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 潤)は、データ基盤ソリューション「Dr.Sum Ver.5.5」を、6月1日(月)に発売します。価格は、基本となるDr.Sumエンジンが345万円(1サーバー/初年度の保守費込/税別)~です。

 データ活用は、新たな価値創造や課題解決、また業務効率化の有効手段として社会に定着しつつあります。一方で、将来的なITエンジニアの人材不足も懸念されることから、データ活用を深化させ、さらなる知見を得ていく取り組みも進化しており、BIツールにおいては、より直感的な操作性に加え、簡易性や即時性が求められています。

 「Dr.Sum」は、様々な企業システム内に蓄積されているデータを統合し、高速な集計・レポーティングを実現するBIツールです。企業内に蓄積されたデータを高速に集計するエンジンとして利用されています。

 「Dr.Sum Ver.5.5」では、Excelからデータベースへのリアルタイムな一括更新を可能にしました。使い慣れたExcelでデータを更新することで、不要な操作を覚える必要がなく入力負担を軽減でき、誰でも簡単に「見える化」のデータを扱うことができます。例えば、営業部門マネージャーが予算策定時に過去の実績データをもとにしながら来期予算作成をする、あるいは、期の途中で目標設定を変更する、など、Excel上で予算計画を実施するケースにおいても、マスターデータの更新(例:商品マスターや顧客マスターなど)がExcel上から実施できます。

<新機能>
データの加工を高速処理しGUIで簡易に設定できる「DS Script」機能
データの加工や統合開発環境を備えた新機能を実装しました。
Dr.Sum用のスクリプト言語と統合開発環境を提供します。これによりこれまで煩雑だったデータ整備のパッチ処理開発が容易になります。
・GUIからドラッグ&ドロップで処理フローを選択するだけで開発ができるため、開発コストも抑えられます。
・インメモリワークテーブルを利用することで、データ加工の処理速度が大幅に向上します。
・DS Scriptのワークテーブルコマンドを利用することで、中間テーブルは自動で作成・削除されます。データ加工のための中間テーブルが増加してしまう負担を防ぎ、管理が軽減できます。
・変数や条件分岐、Dr.Sumコマンドの実行、ワークテーブルの利用、SQLの実行などの機能を備えたスクリプト言語により、これまでは外部プログラムを用いなければならなかった定期実行処理をDS Scriptのみで記述できます。

クラウド環境の新機能「Dr. Sum Cloud Hub」
クラウドでのデータ活用を容易にする「Dr. Sum Cloud Hub」を実装しました。オンプレミスで運用しているデータをクラウドへ簡単に取り込みできる Bridge Serviceや、Webベースの管理クライアントWeb Consoleでのファイルアップロードやダウンロード、タスクのスケジューリングなどができます。

Excelからデータベースを更新 
Excel上から、データベースへのテーブル新規作成およびデータの追加、編集、削除が一括更新で可能となりました。以下のシーンにおいてもExcelを利用することにより操作が簡易となります。
・クロス集計後の結果からターゲット指定したデータを抽出後にExcelで直接データを更新します。それに基づいた集計結果の取得までを、一連の処理で実施することができます。
・手元にあるCSVやExcelのデータも簡単にテーブル上に更新ができるため、即時分析できます。
※Dr.Sum Datalizer Professional for Excelおよび Dr.Sum Datalizer Expert 限定となります。

Dr.Sum」は、リアルタイムデータを処理できるデータベースエンジンとして、企業のデータ活用を強力に支援します


なお、7月9日(木)に本新機能を紹介するオンラインセミナーを開催します。
https://info.wingarc.com/public/seminar/view/7688

「Dr.Sum Ver.5.5」の詳細については、以下をご覧ください。

https://www.wingarc.com/product/dr_sum/

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301

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