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ウイングアーク、運用にあわせたハイグレードなPDF帳票ソリューション「SVF for PDF」を出荷開始

当たり前になったPDF出力の活用範囲を拡げ、本格的なWeb帳票運用のメンテナンス性を高める

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸)は、このたび普及するPDF形式の帳票出力ソリューションに対して、各業務の運用にあわせた機能を備える、新たなPDF帳票出力モジュール「SVF for PDF Ver7.5」を、7月5日より発売開始することを、お知らせいたします。

 「SVF for PDF」は、本格的な業務のニーズに耐えうる付加価値の高いPDF帳票運用を実現するオールインワン・ソリューションパッケージです。「SVF for PDF Ver7.5」は、SVFによる高精細なPDF出力を可能にしたSVF for Web/PDF Java Editionの後継製品です。「つくるだけ」のPDFから出力された後の運用までをソリューションにできる付加価値の高い"High Grade PDF"をコンセプトに、ユーザ部門の文書管理の効率化・PDF活用を拡げる製品となっています。
標準価格(税別、1サーバ1CPU)は、Windows版、Linux版が800,000円(消費税別/1サーバ1CPU)、UNIX版が1,200,000円(消費税別/1サーバ1CPU)です。

 ウイングアーク テクノロジーズ は、企業システムが必要とする帳票分野で最先端のその先を捉える帳票INNOVATION(※1)をスローガンに、ビジネスを支える情報システムにとって将来にわたり有益となる"次世代Web帳票"を実現し、"開発環境革新"を追及します。

 情報を伝達するという重要な役目を担う"帳票"の有効活用は、業務の効率化に大きな効果があります。その点、業務システムの帳票出力分野で広く普及してきたPDFは、もっともよく使われる出力形態のひとつといえますが、業務の改善や管理の面から、もうひとつの先の運用効率化やファイルの活用を考えた使い勝手の向上が課題となっています。
 「SVF for PDF」では、PDF帳票の使い勝手や業務の生産性を高める要素を加えたハイグレードなPDFを生成することで、たまるばかりのPDFファイルを効率よくまとめ再活用することが可能です。
 「SVF for PDF」は、SVFによる高精細なPDF出力モジュール「SVF for Web/PDF Java Edition」(※2)の後継製品として、これまでの実績ある各社Web Application Serverと連携しながら、日本固有のきめ細やかな様式をそのまま再現して、外字対応・高精細・高パフォーマンス・高機能なPDFをWebシステムで柔軟に活用できるソリューションを提供します。さらに、ユーザ部門に対してPDF文書の管理効率化に向けた以下の使い勝手を広げ、運用の改善をはかることができます。

・PDFの暗号化・復号化
機密性の高い帳票文書に対して、パスワードにより閲覧を制限し、印刷や文書の変更、内容のコピーに対して制限をかけることができます。(40bit, 128bit)

・PDFの閲覧制限
1.特定のURIで閲覧制限
履歴書、人事考課表など人事情報のドキュメント管理のケースでは、特定のURIからのアクセス以外は閲覧できないようにする閲覧制限が可能です。
2.閲覧有効期限の設定
価格表や見積書など、社外に提出のPDFファイルの管理にPDF生成時に閲覧有効期間の設定が可能です。

・ハイパーリンク
既存のPDF、もしくはPDF作成時にハイパーリンクを埋め込むことが可能です。例えば、給与明細PDFに社員別ページ(Myページ等)のリンクURLを記載し、ハイパーリンクの設定ができます。

・ファイルの埋め込み
生成したPDFにWordやexcelなどのファイルを埋め込むことができ、これまで添付文書としていた必要なドキュメントを一元的に管理運用することができます。

・文字列の描画
指定されたPDF内に文字列の描画を設定することで、帳票文書の出力時に利用部門を表示させるなどの処理が可能となり、不正コピーの抑止や機密文書の管理に有効活用できます。

・イメージの描画
PDFの指定されたページにイメージを描画することができ、デザイン性の高いPDF帳票を作成できます。また、指定の座標に画像を張り付けることで、ワークフローの承認などにも有効な機能となります。

・対象ページを指定し抽出
PDF帳票を生成する段階でページを指定することにより、対象のページだけを抽出して生成することが可能。また、すでに生成されたPDF帳票からも対象ページを抽出することができます。これにより、該当部門やグループに関連する帳票だけを抽出する、あるいは特定期間の帳票を抽出するといったことが任意に行なえるようになります。

なお、「SVF for PDF」の詳細については下記URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/product/svf/lineup/svf_pdf.html

これまでSVFによる帳票システムを利用されてきたユーザ企業様のグレードアップや新規PDF出力を中心に帳票システムの構築を検討される企業様を対象に、運用効率化をはかるハイグレードなPDFを積極的に訴求していきます。

【補足】
注1:「帳票INNOVATION」について
お客様の帳票運用モデルにあわせ、「つくる(開発する)側」と「つかう(利用する)側」の双方にとって、わかりやすく、帳票のメンテナンスビリティにすぐれた製品・サービスを兼ね備える "総合的な帳票サービス"をご提供するトータルソリューションです。「帳票INNOVATION」で、 開発環境、帳票運用が変わり、IT化できる帳票ジャンルが飛躍的に拡がります。

注2:「SVF for Web/PDF Java Edition」について
Web環境から企業システムに欠かせない本格的なPDF帳票出力を実現する帳票エンジン。 精度とパフォーマンス重視の帳票作成、そして短期構築で選択される実績と信頼性を実現します。主要なWeb Application Serverとの実績豊富な連携によって、Webシステムからブラウザによる帳票参照や印刷、電子ファイリングなど実用的なPDFの帳票運用を可能にします。

<動作環境>
■OS
Microsoft(R) Windows2000以降、SunMicroSystems (R)Soraris8以降、Hewlett-Packard(R) HP-UX 11.0以降
IBM(R) AIX 5L以降、各社Linux x86互換(EM64Tを含む)
■Java実行環境
SunMicroSystems(R) J2EEおよびJ2SE準拠 JDK1.4/1.5、IBM (R)J2EEおよびJ2SE準拠 JDK1.4/1.5
Hewlett-Packard (R) HPJ2EEおよびJ2SE準拠 JDK1.4/1.5
■クライアント環境
Microsoft (R)Windows 2000 以降、Adobe(R) Reader Version 6.0以降
■「SVF for PDF」は、PDF生成時に各種の付加価値要素を加えることができるほか、作成済みのPDFに対して、運用効率化の使い勝手を付加することができます。
(以下の製品の全てのプラットフォームおよびバージョンで出力されたPDF)
  SVF for Web/PDF C Edition
  SVF for Web/PDF Java Edition
  SVF for Java Print/PDF Option
  SVF for .NET Framework
  SVF for PDF 7.5
※Adobe Systems発行「PDF Reference 3rd Edition」PDF仕様Version1.4準拠。
※上記製品のPDFエンジンを利用した全ての製品・バージョンを含みます。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
〒108-0075  東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701
tsales@wingarc.co.jp
広報担当 小田嶋
pr@wingarc.co.jp