導入事例

株式会社コアコンセプト・テクノロジー

「DIY感覚で楽しめた」ダッシュボードをスピード構築できた秘訣

導入製品
業種
情報・通信
投稿日
2021.03.23

顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するコアコンセプト・テクノロジー社では営業活動の効率化を図るために、Salesforce導入を機に、MotionBoard Cloud for Salesforce(以下、MotionBoard)とVyNDEXを導入した。プロジェクトを一手に担った担当者が、「DIY感覚でダッシュボード構築にハマって楽しめた」とまで語った理由とは?

導入背景

課題
  • さらなる事業成長のために営業手法の効率化やデータドリブンな組織作りが必要となっていた
  • 営業活動のPDCAサイクルを回すためのデータ可視化をおこないたかった
  • 個人ごとのExcel運用だった案件管理をシステム化したかった
解決策導入ポイント
  • MotionBoardが、自社がBIに求める機能を全て兼ね備えていながら安価だったこと
  • VyNDEXを利用すればExcel UIでSalesforceのデータを更新できること
効果
  • MotionBoardで売上実績をリアルタイムに可視化できるようになり、データドリブンな意思決定が可能になった
  • 個人ごとの実績も可視化されたことで営業メンバー同士のコミュニケーションが活発になった
  • VyNDEXの活用によりSalesforceの入力業務に関する営業メンバーの負担を減らせた

さらなる成長のために目指したデータドリブンな営業組織づくり


 AICloudIoTなどのデジタル技術を掛け合わせ、顧客のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を総合的・長期的にサポートしている株式会社コアコンセプト・テクノロジー(以下、CCT)。

 その中で、今回ウイングアークが提供するMotionBoardVyNDEXを導入したのは、エンジニアリングプラットフォーム事業本部である。CCT社では2009年に立ち上げたこのIT人材調達支援事業が成熟期となり、営業マネジメントの統一を検討する時期を迎えていた。これまではExcelを利用した案件管理を各々が行っていたが、さらなる事業成長を目指すためには組織全体の営業データを蓄積・可視化し、活動の分析や意思決定に活かしていくことが欠かせない。案件管理の仕組みの統一による業務効率化や、売上実績のリアルタイムな可視化をおこなっていく必要があった。

 「事業の立ち上げ以降は、さまざまな工夫をしながら最適な営業方法を模索してきました。早い段階で統一化したりシステムを導入したりしてしまうと、あとでやり方を変えたくなったときに不都合が生じるため、あえてExcel管理を採用していたのです。しかし事業が成熟期に入った今、これまで試行錯誤してきた営業の勝ち筋や効率的な手法が見えてきたことから、システム導入すべきタイミングだと判断しました」と語るのは、今回同社でSalesforceやウイングアーク製品群の導入プロジェクトを牽引した社長室の久保 朋之氏である。

 今回の導入プロジェクトにおいて久保氏は、製品の導入から営業部門へのオンボーディング支援まで、すべてを1人で遂行した。導入するBIツールは他社製品との比較検討も行なったというが、目的を達成するために十分な機能が備わっていながらも、価格面でのメリットが圧倒的に大きかったことが、MotionBoard導入の決め手となった。同時に、ExcelからSalesforceへデータの一括編集・更新ができるVyNDEXを導入することで、今までExcel管理に慣れ親しんできた営業担当者の入力に要する負担を最小限に抑えることにしたのだ。


ダッシュボードづくりは「DIY感覚でのめり込むほど楽しい」?


 MotionBoardの導入後、わずか3ヶ月という短期間で自社のダッシュボードを構築した久保氏。顧客のDX支援に長けているCCTでは、「人の行動変容を促すには、必要なデータだけに絞って見せるべきだ」という考え方を重視している。今回のプロジェクトでもその発想を用いてダッシュボードに盛り込むべきデータを入念に厳選していたことが、功を奏したという。

 MotionBoardで自社のダッシュボードを構築するにあたり、まずはExcelでダッシュボードの要件をラフ図にすることから始めた。最初のうちは、MotionBoard特有の操作感に戸惑うこともあったというが、それを短時間でクリアしてからは、ダッシュボードのブラッシュアップにのめり込んでいった久保氏。

 「操作に慣れてからは、セミナー動画やMotionBoardのユーザーコミュニティで、他社事例などを参考にしながら、ダッシュボードをどんどんブラッシュアップしていきました。都度、周りの人に『こんなのできたんだけど、どうかな?』と自慢げに見せて、そこでもらった意見をすぐに反映しながら作り込んでいくうちに、気づけばDIY感覚でハマっていました」と笑顔を見せた。並行して、MotionBoard導入ユーザーを専任でフォローするウイングアークのカスタマーサクセス担当者にもデザインの表現方法を相談したり、操作方法で分からないことを気軽に質問したりすることでスムーズにダッシュボードの構築が進んでいったという。

 MotionBoardに関してまったくの初心者だった久保氏が、これほど楽しみながらダッシュボードを構築できた理由は、どこにあるのだろうか。

 MotionBoardの魅力について、久保氏は次のように解説した。「エンジニアが3日〜1週間かけて手作業でひとつずつコーディングして作っていたようなものが、MotionBoardなら30秒〜数分で作成できる。だから修正の要望があっても、すぐに対応できます。『今までの苦労は何だったんだろう』と思うほど。このあまりの手軽さに、感動しました。エンジニアの方にはMotionBoardを、ノーコード開発のツールとして、ぜひ楽しんでもらいたいですね」。

 また、非エンジニアの立場であってもMotionBoardで得られる利点が多々あると説いている。「非エンジニアの方が、社外のベンダーにMotionBoardのダッシュボード構築を外注する場合、最初はどんなアウトプットが出てくるのか、なかなかイメージが湧きづらいと思うんです。でも簡単に修正できるMotionBoardなら、あとから修正依頼をしても、すぐに対応してもらえるし、ちょっとしたことなら自分で修正できる。高額な費用と時間をかけずに自分の理想のアウトプットを手にできるのが、MotionBoardを利用する最大のメリットではないでしょうか」。


営業活動の可視化によってPDCAサイクルを加速


 久保氏が構築した2種類のダッシュボードはすでに営業部門で活用が進められている。これらのダッシュボードはひと目で営業のKPIKGI実績をリアルタイムで把握することが可能となっており、データドリブンな営業活動や意思決定を促す仕組みを実現している。

 活用しているダッシュボードの1つ目は「提案活動」ボードだ。このダッシュボードでは営業のKPIである「提案数」「商談数」「決定数」の当月内の状況が、すぐにわかるようになっている。3つのKPIは案件のフェーズを示しているため、それぞれのフェーズからの変化率を表した割合も担当者別に可視化することで、「営業成績が高い人は母数となる提案数が多いだけでなく、次の商談フェーズに進んだ提案通過率も高いんだな」といった気づきを、各人が得られるようにした。

 また、キーマンとの親交の深さが重要な要素となるIT人材調達支援事業の特長から、取引先・案件・クライアント担当者まで落とし込んだデータも可視化している。どの企業のどの窓口に対してまだアプローチできていないかひと目で分かるようにすることで、データに基づく効率的な提案活動を支援している。


営業KPIを可視化する「提案活動」ボード ※本画面ではサンプルデータを利用しています。


 「提案活動」ボードとあわせて活用しているのが「計数表」ボードである。

 こちらではKGIである「売上」「仕入」「粗利(限界利益)」の3つの数字を、担当者ごとに見ることができる。今回の導入プロジェクトを機に、エンジニアリングプラットフォーム事業本部では個人の評価を粗利で行うように転換したことで、各営業担当者の成績をより明確に表現できるようになったという。

 「MotionBoardの導入以前は、各営業担当者は個人商店のような感じで、隣の人が何をしているのかは知る由もなかった。営業力は個人のスキルやノウハウに依存していました。営業活動のKPIを可視化することで、成績優秀者の活動の特長、提案数と決定率などを見て、個人個人が自身の行動や結果と比較し分析してもらう狙いがあったんです。『誰が何をして結果がどうなっているのか』を皆で共有できるようになったことで会話の幅が広がりました。個人での振り返りだけでなく、営業メンバー同士で営業活動に関する情報交換が行われるという、思ってもみなかった効果も生まれています」(久保氏)


担当者ごとの実績も可視化する「計数表」ボード ※本画面ではサンプルデータを利用しています。


 すでに活用が始まっている2つのダッシュボード以外にも、久保氏は引き続き新たなダッシュボードの構築に取り組み中だ。具体的には、Sansanの名刺情報をSalesforceのデータと突き合わせて分析する「案件管理」ボードや、取引先企業の所在地をすぐに見られる「取引先」ボードであると言い、「これらのダッシュボードをそろえることで、過去の分析から次の行動を起こすまでのPDCAサイクルをMotionBoardで表現したいと考えている」と話した。


データから新たな付加価値を生み出す


 このように営業活動を可視化するだけでなく、データに基づいた意思決定を行うことで、次にとるべき行動を戦略的に見出そうとしているCCT。そのためには、営業担当者が自らSalesforceに入力して、データを蓄積することが不可欠だが、「なかなかSalesforceへのデータ入力が定着しない」と頭を抱える企業は多い。しかしCCTではMotionBoardとあわせてVyNDEXも導入していたことで、営業担当者はこれまでの習慣を大幅に変えることなく、自然にデータ入力を続けられているという。

 「VyNDEXExcelからSalesforceのレコードを更新できるので、これまでExcelで案件情報を管理していた弊社の営業部門にとっては案件管理のインターフェースを変えずに済むのが非常に助かっています」と、あえてSalesforceのインターフェースツールとしてVyNDEXも導入した効果を久保氏は話す。また実際の現場での活用としては、商談中は手元のExcelにメモ感覚で入力し、終業前にまとめてVyNDEX経由でSalesforceの案件情報をアップデートすることもあるという。オフラインの環境でもExcelを途中保存しておけば、後でまとめてアップロードできるのが便利だという喜びの声が営業現場から上がっていることを、久保氏は明かした。


CCT社ではVyNDEX利用時にExcelマクロも活用 ※本画面ではサンプルデータを利用しています。

注)当社のサポート対象はURL(https://cs.wingarc.com/ja/kb/000015460?brand=vyndex)に記載されている関数・エラーコードのみとなります。マクロに起因したお客様の損害は当社で責任を負うことはできかねます。あらかじめご了承ください。



 「MotionBoardが社内でとても好評を得ているので、財務会計などエンジニアリングプラットフォーム事業本部とは異なる観点でもダッシュボードを増築していき、新たな付加価値を生み出していきたい」と展望を語った久保氏。

 顧客のDXを支える同社では、今回のプロジェクトで得た知見も活かしながら、さらなる事業拡大に挑んでいく。

 


Company Profile

株式会社コアコンセプト・テクノロジー

設立 :2009年
所在地 :東京都豊島区
事業内容 : コンサルティング/システム開発/解析・シミュレーション/IoTソリューションの開発・販売/システムエンジニアリングサービス
URL :https://www.cct-inc.co.jp/

社長室 コンサルタント 久保 朋之 氏

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