SVF

帳票とは?
SVFでできること

企業の商取引に欠かすことができない
帳票の定義と種類や、帳票を取り巻く環境変化、
総合帳票基盤としてのSVFの特徴をご紹介します。

SVFが実現する
帳票基盤化のメリット

システムの中でも特に帳票はシステムごと、拠点ごとに仕組みが独自化し、調達・運用コストが高くなる傾向にあります。
SVFは企業の中で個別に管理されている帳票システムを拡張しながら共通化できます。
帳票基盤化し、システムを一元化することで、ビジネスの変化への迅速な対応コスト削減の両立が実現できます。
また、証跡管理等の情報も一元管理できるため、内部統制にも有効です。
業務システム、拠点ごとに「帳票システム」異なると
↓
帳票基盤化実現できていると

SVFとは

SVFは、日本固有の請求書や公的証明書といった複雑な帳票フォームを専用のGUIで簡単に設計し、
上位アプリケーションと連携し、安定的な業務運用(大量出力、多様な出力、デジタル化)を実現する、総合帳票基盤ソリューションです。
あらゆる帳票作成に対応
SVFは、一般的な伝票から日本固有の複雑な帳票フォームの設計まで幅広いデザインが可能です。それを印刷するだけではなくPDFやExcelといった多様な出力形式での運用を実現できます。
さらに、帳票のレイアウトを専用のGUIで開発できるのはもちろん、Word、Excel、PDFで作成した帳票、または紙ベースで利用している帳票など、既存の帳票を活用して、簡単に帳票設計することも可能です。これらの機能により、帳票設計の工数を削減し、圧倒的な生産性を可能にします。
多様なプリンターへの対応
独立系パッケージベンダーの強みを活かし、あらゆるメーカーのプリンターに標準対応。
豊富なインターフェースで環境を問わずにどんなシステムでもご利用いただけます。
最新の連携検証済みプリンター情報
多様化する業務環境への対応
グローバル対応
日本語を含む26ヶ国語で帳票出力することができます。またチャートについても8ヶ国語で表現できます。
英語OSや操作画面の英語・中国語の対応によって、国内だけでなくグローバル化を見据えた帳票基盤としてご利用いただけます。
多様な閲覧環境への対応
HTML5(SVG)形式での出力に対応し、スマートフォンやタブレットなどの様々なWebブラウザで帳票を閲覧できます。
デバイスや専用ビューアーの制約といった閲覧環境における課題を解消し、あらゆる業務シーンで帳票をご利用いただけます。
RFID出力への対応
小売業と切っても切り離せない要素"在庫管理"において、大量の商品を一括で読み取れるかつ在庫管理のデジタル化を短時間で実現させることができるため在庫管理の効率化につながる技術としてRFIDが注目されておりその市場は拡大し続けています。SVFではTEC機種のラベルプリンターにて、RFIDタグへの出力に対応しています。従来のバーコードによる運用に加え、ICタグによる非接触の商品管理が可能になります。
堅牢なセキュリティ
業務に合わせたファイルごとの
セキュリティ設定
さまざまなデバイスで表示・印刷ができるPDFファイル、自由度の高い画像の保存形式であるTIFFファイル、出力後に二次加工が可能なExcelファイル、あらゆるブラウザで閲覧可能なSVGファイルなど、一つの帳票を用途に応じた最適なファイルフォーマットで出力することができます。PDFファイルは独自のエンジンにより、大量の出力に耐えられるよう軽量化され、暗号化や文書改ざん禁止など業務に合わせてセキュリティ設定することもできます。
各帳票の再印刷や追跡管理が可能
印刷データのスプールファイルやユーザー情報、プリンター情報、運用状況などを管理して、帳票の再印刷や証跡管理を行うことができます。一元的な出力管理環境を構築することによって、セキュリティ対応や運用負荷の軽減など、大規模な帳票運用を実現できます。専用画面へのログインは、外部の認証サーバーが持つ認証情報を利用して、シングルサインオンすることも可能です。(SAML認証)これにより、パスワード管理が不要になり、セキュリティ面でリスクを低減します。
電子化・ペーパレス化の実現
SVFは、紙帳票の出力だけでなくPDFやExcelといった電子ファイル形式で帳票を出力することで、帳票の長期的な保管を実現します。また、ウイングアークは環境変化に応じたお客様の帳票運用を支援する製品サービスを複合的にご提供しています。
invoiceAgent文章管理
invoiceAgent 文書管理は、自社で発行した帳票類、受領した
帳票類を電子保存するためにご利用いただくことができます。
invoiceAgent電子取引
invoiceAgent 電子取引は、電子帳票の配信、
受領といった企業間電子取引を推進します。

日本の商取引に
欠かせない
帳票

商取引において「帳票」という言葉が頻繁に使われます。
帳票の種類は非常に多く、業務の現場で運用を支え1,000種類以上におよびます。
まさに企業の取引発生では必ずといっていいほど、業務の情報や要件を伝達するための手段として
「帳票」が発生し、「帳票の出力が滞ると業務も滞る」といえます。
ここでは帳票の定義や具体的種類をご紹介します。
帳票の定義
企業や個人事業主の経営活動内容を示す書類のことです。よく似た会計用語として「帳簿」と「伝票」がありますが、
帳票はこれら両方の包括を意味する言葉として使用されています。企業では様々な取引が日々取り交わされていますが、
帳票はこれらの取引が実際に行われたことを示す証跡として重要な役割を担います。
帳簿と伝票の違いと
具体的な書類
帳票は「帳簿」と「伝票」に分けられますが、記録が目的であることに違いがないため、両者は混同されてしまいがちです。
帳簿とは
帳簿とは、企業取引を記録することを目的に作成する企業の家計簿のようなもので、会社の経営状況の把握や確定申告や決算申告などに使用します。具体的な種類としては以下が挙げられます。
仕訳帳
一つ一つの取引(仕訳)の記録を示すもの
総勘定
元帳
仕訳帳をベースに勘定科目(金額の名目を表す科目)ごとに分類したもの
現金出
納帳
現金の出入りをまとめたもの
預金出
納帳
口座上の取引をまとめたもの
買掛帳
(仕入先
元帳)
仕入先ごとに取引を管理したもの
売掛帳
(得意先
元帳)
取引先ごとに取引を管理したもの
経費帳
必要経費をまとめたもの
固定資
産台帳
減価償却が必要な固定資産をまとめたもの
伝票とは
伝票とは、日々の取引毎に作成する書類で、帳簿の内容を証明する書類でもあります。具体的な種類としては以下が挙げられます。
入出金
伝票
1件単位でのお金の出入りを示すもの
見積書
報酬・費用の見込額を示すもの
請求書
取引先への金銭の請求、およびその額を示すもの
納品書
サービス・商品を相手方に納品したことを証するもの
領収書
金銭を受領/支払いしたことを証するもの
帳票を取り巻く環境の変化
帳票電子化ニーズへの対応
電子帳票とは「e-文書法」で規定された電子ファイル形式の帳票のことです。「電子帳簿保存法」(1998年7月施行)や、「e-文書法」(2005年4月施行)などの法整備により電子化が推奨され、業務効率の向上やペーパレス化メリットから、企業における帳票類の電子データ化が進み始めました。昨今注目を浴びるようになった、導入が一気に進んでいる背景としては、政府による働き方改革推進や、デジタル庁の新設や、コロナウィルス感染症拡大に伴いリモートワークが急速に広まったことが挙げられます。現在ではSVFでの帳票出力の85%はデジタル化されています。電子帳票の保管を実現するJIIMA認証を受ける「invoiceAgent 文書管理」や、企業間帳票流通基盤の「invoiceAgent 電子取引」などの製品とあわせ、帳票電子化ニーズのその先にあるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進に貢献します。
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