基幹帳票運用
基幹システムのオープン化に伴う帳票印刷
複写伝票やプレ印刷された帳票への出力、あるいは大量帳票印刷に対して、各社プリンター専用の記述言語に対応したドライバJPD※(Java Printer Driver)によって、OSやプラットフォーム、固有のプリンター機種に制約されない帳票の印刷が可能です。イメージ印刷にくらべ極めて軽量な印刷データの転送・出力、ブラウザーによるプリンター環境の一元化管理が可能となります。
コマンド印刷方式による帳票出力
構成:ファイルインターフェイスまたはAPIで連携するSVF for JavaPrintによる構成例
ファイルインターフェイスの場合は、アプリケーションから指定されたディレクトリにテキストデータが転送され、SVF Connect SUITE Standard に同梱されているUniversal Connect/Xのタイマー監視で処理を実行します。

ラベルプリンターへの印刷
製品連携で、ラベルプリンタ、プリンタからのコマンド印刷が可能です。 詳しくは、ウイングアーク1stまでお問い合わせください。
オープン系プリンターだけでなく、ホスト系プリンターへの出力が可能
製品構成:SVF for JavaPrintとSVF for FX-STDOUT/Java Editionの組み合わせ等
帳票マイグレーション支援モジュールがあります。 詳しくは、ウイングアーク1stまでお問い合わせください。
印刷運用管理
ファイルインターフェイスまたはAPIで連携するReport Director Enterprise(RDE)による構成例
帳票文書の統合スプールと運用に応じた帳票印刷環境を構築
ファイルインターフェイスの場合は、アプリケーションから指定されたディレクトリーにテキストデータが転送され、Universal Connect/Xのタイマー監視で処理を実行します。

運用にあわせた印刷方式
●ブラウザーからPULL型の帳票文書検索、参照、オンデマンド印刷、再印刷
RDE Utility
スプール後の文書をRDEの管理画面(RDE Utility)から指定して、ブラウザ側のWindowsプリンターに印刷できます。※ 印刷は、サーバーに登録したクライアントプリンターへRAWデータを圧縮転送/自動解凍/印刷実行します。プリンターのIPアドレスとポートを指定することで、指定プリンターへの直接印刷を実現します。インターネット/イントラネット:専用ポートを必要とします。
RDE Utility
スプール後の文書をRDEの管理画面(RDE Utility)から指定して、ブラウザ側のWindowsプリンターに印刷できます。※ 印刷は、サーバーに登録したクライアントプリンターへRAWデータを圧縮転送/自動解凍/印刷実行します。プリンターのIPアドレスとポートを指定することで、指定プリンターへの直接印刷を実現します。インターネット/イントラネット:専用ポートを必要とします。
●データ圧縮を兼ね備えた高速かつ柔軟な拠点バッチ配信(PUSH型運用)
RDE Print Assistant
RDEサーバー側から各拠点にあるサーバーに対して、ダイレクトに印刷データの圧縮転送をして帳票出力を自動実行させる仕組みを提供することができます。※ RDE Print Assistantは、異常終了や接続できない場合に備えたプライマリ/セカンダリで構成することができます。
●オープン系プリンターによるセンター集中型の大量帳票出力
RDEサーバーに直結するプリンターへの大量帳票処理を行います。再印刷時には、RDEの管理画面(RDE Utility)から文書を指定して印刷できます。各拠点に対しては、RDE Print Assistantによってオンラインで非同期バッチ処理の仕組みを提供することができます。 そのほか、センターや拠点で運用するプリンタの登録管理とステイタス監視、印刷時の仕分け(バナー挿入)、伝票発行時の用紙変更メッセージの通知、スプール文書の印刷順位の変更など、運用に応じた細やかな対応が可能です。
System i 帳票運用
System i と連携したPDF出力、各プリンターへのオープン帳票出力
スプールファイルを作成している既存プログラム資産の修正を最小限にして、既存のOUTQの設定を変更することにより、PUSH型でスプールファイル連携を実現します。 新規のシステム構築する際のグループインディケーション・文字サイズの設定・罫線の設定等の細かなプログラムコントロールは不要になるので開発工数を削減できます。 System iへはプログラムをインストールしないため、OSのバージョンアップによる影響を受けません。 OUTQの設定を変更してスプール連携するため、エミュレータによるプリンターセッションが不要になるため、プリンターセッションが開始されていないことによる印刷停止がありません。
System i と連携するSVF for System i 拡張版による構成例
スプール管理・帳票文書の一極集中管理・プリンター管理を実現 System iのOUTQ管理によるスプール管理機能からSystem iのスプール管理を使用することにより、印刷済みのスプールについてもスプール管理されるため再発行の際のシステム運用が大幅に軽減できます。 利用部門に対して、不要スプールを照会させないようにスプールの権限管理が可能です。 利用部門は、ユーザー権限にしたがって、ブラウザからの操作で使用できるプリンターとスプール文書の操作(スプール文書の検索、参照、未印刷文書の印刷、印刷済み文書の再印刷など)が行えます。

ERP連携帳票運用
各社ERPの導入に対して、企業固有の帳票運用を実現するために、ERPの各種アプリケーションとファイルインターフェイスで連携し、プログラムをひとつひとつ作り込みをすることなく多様な帳票出力を一元化した運用を可能にすることができます。
製品構成:SVF Connect SUITE Standard (Universal Connect/X)とSVF for JavaPrint、SVF for PDF 、SVF for Web/Clientの組み合わせ例
ハイグレードなPDF出力、各プリンターへのオープン帳票出力、クライアント印刷
- ・SVF Connect SUITE Standard (Universal Connect/X)は、上位のアプリケーションからUCXSingle ※1)を使用して即時処理を行い、要求したクライアントに対してリアルタイムなPDF帳票を返すことができます。 また、用途に応じた帳票出力を実行する各帳票運用モジュールとの組み合わせでノンプログラミングによる帳票出力設定がおこなえます。
- ・SVF for JavaPrintは、各プリンターへのオープンなサーバ印刷を実行します。
- ・SVF for PDF は、ハイグレードなPDF帳票を生成します。
- ・Universal Connect/X Mail Editionは、生成したPDFをメール自動添付することができます。
- ・SVF for Web/Clientは、Adobe(R)Reader(R)を使用しないクライアント直接印刷を可能にします。
上位アプリケーションプログラムにUCX Single ※1)をコールするコーディングを施すことで、指定したJOB IDでUniversalConnect/Xを起動し、帳票処理させます。
※1)UCX Singleは、Universal Connect/Xに同梱されているモジュールです。アプリケーション側からUniversal Connect/Xの機能を利用します。アプリケーションでデータを作成後、UCX Singleの引数にデータファイル名等を引き渡して印刷処理することができます。そのほか、センターや拠点で運用するプリンターの登録管理とステイタス監視、印刷時の仕分け(バナー挿入)、伝票発行時の用紙変更メッセージの通知、スプール文書の印刷順位の変更など、運用に応じた細やかな対応が可能です。
構成例:ファイルインターフェイスまたはAPIで連携するReport Director Enterprise(RDE)による構成例
帳票文書の統合スプールと運用に応じた帳票印刷環境を構築
- ・SVF Connect SUITE Standard (Universal Connect/X)は、CSV,XML,TXTファイルインターフェイスで上位のアプリケーションから印刷データを取得します。 Report Director Enterpriseとの組み合わせでノンプログラミングによる帳票出力設定がおこなえます。
- ・Report Director Enterpriseは、運用にあわせた印刷方式として
- ・ブラウザからPULL型の帳票文書検索、参照、オンデマンド印刷、再印刷
- ・データ圧縮を兼ね備えた高速かつ柔軟な拠点バッチ配信(PUSH型運用)
- ・オープン系プリンタによるセンター集中型の大量帳票出力 を実現します。