DX時代に求められる統合基盤ソリューション
SPAISとは?
SPAISは、ウイングアークが
提供する各サーバ製品
(SVF 、RDE 、invoiceAgent 、Dr.Sum )への処理や、
各サーバー製品のアクセス管理を
統合できる製品です。
提供する各サーバ製品
(SVF 、RDE 、invoiceAgent 、Dr.Sum )への処理や、
各サーバー製品のアクセス管理を
統合できる製品です。
SPAISを導入することで、今までサーバー製品を管理するために業務アプリケーション側で個別に
構築していた仕組みを省略化することができ、業務アプリケーションは、SPAISが提供するWeb APIや、SPAISへ連携するために
インタフェース用のオプション製品を利用して文書(PDFファイル)や帳票データ(CSVファイル)の処理を実行できます。
構築していた仕組みを省略化することができ、業務アプリケーションは、SPAISが提供するWeb APIや、SPAISへ連携するために
インタフェース用のオプション製品を利用して文書(PDFファイル)や帳票データ(CSVファイル)の処理を実行できます。
※ SPAISは、Sustainable Process Application Integration Serviceの略称です。
SPAIS 7つの特徴
- 業務アプリケーションの
統合出力基盤 - オプション製品による
拡張機能 - 業務アプリケーションの
出力制御と振り分け - ウイングアーク製品群の
アクセス制御とGUI管理 - スケールアウトによる
柔軟な拡張 - 帳票データの
DB保管データ活用 - 柔軟な
サーバー障害リカバリー
業務アプリケーションの統合出力基盤
SPAISは、業務サーバーのインターフェイスとして、「WebAPI方式」「オプション製品による連携方式」が利用可能です。
また、SPAISへ連携される帳票データの処理については、SPAIS上の設定と連携されるデータとともに指定されているパラメーター
により指定が可能です。
また、SPAISへ連携される帳票データの処理については、SPAIS上の設定と連携されるデータとともに指定されているパラメーター
により指定が可能です。
オプション製品による機能拡張
SPAISは、WebAPIによる構成を取っているため、API機能をまとめたSPAIS オプションをSPAISに追加することで、
処理機能を追加することが可能です。
また、SPAISおよびSPAIS各オプション製品機能については、お客様のご要望より汎用機能となるものを、製品機能として拡張をしていきます。
処理機能を追加することが可能です。
また、SPAISおよびSPAIS各オプション製品機能については、お客様のご要望より汎用機能となるものを、製品機能として拡張をしていきます。
各オプション製品の詳細を見る
帳票承認
オプション
オプション
電子化(PDFファイル)保管された帳票についての承認・却下等の確認処理を画面を利用して実施。確認処理については任意に確認者を指定して確認依頼する「自由承認」形式と、あらかじめ確認者を帳票単位に指定しておき処理を回覧していく「ルート承認」形式のどちらかを利用して行うことが可能。
電子帳票画面
オプション
オプション
電子帳票管理画面オプション電子化(PDFファイル)保管された帳票の検索・参照画面(複数のSPAを利用した場合でも1つの画面で)での検索や一覧表示とダウンロード等の処理を実施。
印刷管理画面
オプション
オプション
帳票をスプールとして管理し、帳票の検索・参照画面(複数のRDEを利用している環境でも1つの画面で)での印刷状況の確認や出力指示の処理を実施。
名寄せ印刷
オプション
オプション
仕分けされたCSVファイルを特定の情報を基に配布先単位に集約したスプールの登録処理を実施し、印刷指示の際に、セパレータを差し込みながらの出力指示・印刷処理を実施。
ファイル取込
オプション
オプション
SPAISへの帳票データ連携時に特定のフォルダーを監視し、定義に従い帳票データのファイルをそのままSPAISへの連携する処理を実施。
仕分け
オプション
オプション
SPAISへの帳票データ連携時に特定のフォルダーを監視し、定義に従って帳票データのファイルを仕分け(分割)したうえでのSPAISへ連携する処理を実施。
メール送信
オプション
オプション
保管されている電子化ファイル(PDFファイル)を添付ファイルとしてメールに添付して送信、またはURLを送信してWeb閲覧を通知する処理を実施。
電帳法対応
オプション
オプション
事前に帳票レイアウト(XML様式ファイル)で指定されているデータ属性から作成された電帳法DB(Dr.Sum)のテーブルに連携された帳票データをデータとして保管を実施。自動作成された閲覧用のテンプレートを使ってのデータの検索や参照画面の提供や保管されているデータから帳票イメージの作成を実施。
帳票種類に応じた出力制御と振り分け
SPAISは、帳票を配布する部門ごとにその帳票の処理形態(印刷・アーカイブ・データ保管等)を選択可能です。
例えば法定帳票の管理の場合、帳票IDごとに帳票の処理形態の切替えやアーカイブ時に証憑帳票としてタイムスタンプを付与しての管理することが可能です。
例えば法定帳票の管理の場合、帳票IDごとに帳票の処理形態の切替えやアーカイブ時に証憑帳票としてタイムスタンプを付与しての管理することが可能です。
業務システム側は、SPAISに帳票用データを連携する際に帳票データがどの帳票(帳票ID)のものかと、帳票データをどの部門
(グループID)で 利用するかを指定することで、SPAIS上で設定されているマスター管理の内容に従い処理先のサーバーを選択して
処理を行います。この各処理はマスター管理の設定により、複数の処理先サーバーでの処理を同時に実行することも可能です。
(グループID)で 利用するかを指定することで、SPAIS上で設定されているマスター管理の内容に従い処理先のサーバーを選択して
処理を行います。この各処理はマスター管理の設定により、複数の処理先サーバーでの処理を同時に実行することも可能です。
ウイングアーク 製品群のアクセス制御とGUI管理
SPAIS は複数のinvoiceAgentやRDEの管理、Dr.Sumとの連携等が可能です。
具体的には、これらの各製品が持っているアクセス制御のための参照範囲、操作のための権限情報、ユーザー情報をまとめて管理します。SPAISでは、参照範囲を部門単位(グループID)の親子関係による組み合わせで、操作のための権限情報をまとめた操作権限をユーザーに割り当てます。
具体的には、これらの各製品が持っているアクセス制御のための参照範囲、操作のための権限情報、ユーザー情報をまとめて管理します。SPAISでは、参照範囲を部門単位(グループID)の親子関係による組み合わせで、操作のための権限情報をまとめた操作権限をユーザーに割り当てます。
また、SPAISはそれぞれの製品間をログオン画面を経由せずに画面の共有化を行うことが可能です。
小規模利用からスケールアウトによる大規模利用への柔軟な対応
SPAISは、SPAIS WebAPサーバー、invoiceAgent、RDE等のサーバーを複数台管理することが可能です。
この機能を利用することで、各サーバーの拡張をスケールアップではなく、スケールアウトにより拡張することが可能です。
この機能を利用することで、各サーバーの拡張をスケールアップではなく、スケールアウトにより拡張することが可能です。
サーバーを追加後、各サーバーでの処理実行のための設定を追加することで帳票作成・印刷・保管等の処理を分散実行
することが可能です。また、各サーバーに保管されている帳票・データを統合的なGUIを通じた各処理の実行が可能です。
することが可能です。また、各サーバーに保管されている帳票・データを統合的なGUIを通じた各処理の実行が可能です。
帳票データのDB保管によるデータ活用
SPAISは、業務アプリからの帳票データ(CSVデータ)と帳票レイアウトファイル(XML様式ファイル)をSPAIS電帳法対応オプションを利用して、Dr.Sumのデータベースへ直接連携し保管することが可能です。
帳票レイアウトファイル(XML様式ファイル)で設計されている内容から、自動でテーブル定義を作成し、帳票データをデータ形式のまま保管することで、電子帳簿保存法でのデータ保管に対応でき、BIによるデータ活用を通じて業務改善が行えます。
データ形式から帳票イメージを再生することも可能なため、帳票をイメージ保管する必要もなくなります。
サーバー障害時等のリカバリー(リラン)処理への柔軟な対応
SPAISを利用して各処理を実行する場合には、業務システムから連携された帳票データとその際の実行時の指定パラメーター情報をユーザー指定期間保持する機能があります。
その機能を利用し、 SPAISが適用する管理画面やコマンドで指定された期間の処理を再度実行しリカバリー処理を実行することが可能です。業務システムでは帳票データ保存などリカバリー機能の仕組みを個別に構築する負荷が軽減されます。
その機能を利用し、 SPAISが適用する管理画面やコマンドで指定された期間の処理を再度実行しリカバリー処理を実行することが可能です。業務システムでは帳票データ保存などリカバリー機能の仕組みを個別に構築する負荷が軽減されます。
活用シーン
電子帳簿保存法への本格対応を中心にした
柔軟な統合基盤によるシステム運用負荷の最適化
柔軟な統合基盤によるシステム運用負荷の最適化
課題
帳票ツールを業務システム単位に対応しているため、帳票出力、保管方法が統一化されていない
帳票をデータ化して業務での様々な活用だけでなく、電子帳簿保存法
(国税関係帳簿・書類・電子取引)へも対応したい
(国税関係帳簿・書類・電子取引)へも対応したい
帳票ツールが複数あり業務の拡大に合わせて拡張するのに大きなコストがかかる
SPAISで
解決
解決
帳票データ保管・電子保管・帳票出力をSPAISに統合することにより、インターフェイス、
権限管理の一元化を実現した
権限管理の一元化を実現した
SPAISによりデータ化・電子化された帳票を統合画面機能を使うことで電子帳簿保存法
(国税関係帳簿・書類・電子取引)への法的対応も可能になった
(国税関係帳簿・書類・電子取引)への法的対応も可能になった
業務システムの追加に合わせた各機能・サーバの追加を柔軟に行えるようになり
帳票システムにかかる運用コストを最適化できるようになった
帳票システムにかかる運用コストを最適化できるようになった
紙帳票による業務処理・管理を内部統制を実現しながら電子化
課題
紙出力された帳票での回覧・承認等により業務処理をしているため在宅・リモート勤務ができない
一部ではPDF化しているが、メモの追記・承認印押印のため印刷しており、電子保管できていない
紙帳票の電子化に合わせて内部統制を効かせたシステムを利用したい
SPAISで
解決
解決
紙で出力されていた帳票をSPAISを利用することで電子化しつつメール通知により
滞留することなく業務処理ができるようになった
滞留することなく業務処理ができるようになった
SPAISが持つ簡易承認機能により電子化された帳票で紙帳票と同じように
回覧・承認等の業務処理が可能になり、社会情勢に合わせた勤務が可能になった
回覧・承認等の業務処理が可能になり、社会情勢に合わせた勤務が可能になった
電子化された帳票での業務は、承認機能とアクセスログの取得により求められる
内部統制を実現できるようになった
内部統制を実現できるようになった
対外帳票の電子配信による発送業務の効率化
課題
支払通知や請求書などの対外帳票の印刷・仕分け・封入作業発送業務に
多大な人手と郵送コストがかかっていた
多大な人手と郵送コストがかかっていた
国税関係帳簿書類が紙で保存されていたため、倉庫での保管コストがかかっていた
また、税務調査及び内部監査時の準備コストに加え、
人的な情報流出や災害時の消失リスクも課題だった
人的な情報流出や災害時の消失リスクも課題だった
SPAISで
解決
解決
帳票印刷・紙封入などの作業工数と郵送コストの大幅削減を実現した
帳票の紙出力が無くなったことによる倉庫での保管コストを削減。
また災害時の消失リスクも回避
また災害時の消失リスクも回避
タイムスタンプやログ機能により各文書の証憑管理業務を標準化し
コンプライアンスの向上を実現
コンプライアンスの向上を実現
PDF/CSV形式のダウンロード、アップロード機能を実装し、
手動だった取引先とのデータ授受工数を削減
手動だった取引先とのデータ授受工数を削減
帳票基盤構築によるビジネス変化への対応力向上
課題
各システムごとに帳票ツールが別々なため、製品スキルやライセンス管理など
運用管理工数がかかっていた
運用管理工数がかかっていた
アプリケーションの改修・追加ごとに帳票とアプリケーションの連携部分に
開発工数がかかっていた
開発工数がかかっていた
管理すべきシステムや製品が多いため、運用管理する技術者が常時不足状態であった
SPAISで
解決
解決
帳票出力機能を各アプリケーションから分離し統合帳票基盤を構築、
スプール文書と電子文書を統合管理する運用画面など帳票管理の一元化を実現することにより
帳票管理工数を大幅に削減した。
スプール文書と電子文書を統合管理する運用画面など帳票管理の一元化を実現することにより
帳票管理工数を大幅に削減した。
電子文書管理や紙出力など帳票ごとの出力方法制御をSPAISに実装することにより、
アプリケーション側の印刷要求命令を簡素化。
アプリケーションの改修・追加開発工数の圧縮を実現した
アプリケーション側の印刷要求命令を簡素化。
アプリケーションの改修・追加開発工数の圧縮を実現した
出力の統合基盤化によるユーザーと管理者の業務効率化
課題
基幹システムがERPにも関わらず、出力はAツール、スプールはBツール、電子保管はCソフト
というように業務により出力ツールが異なり保守管理性が低く、操作も複雑だった。
というように業務により出力ツールが異なり保守管理性が低く、操作も複雑だった。
大量の電子文書が実質一つのフォルダで管理されていたため、
キーワード検索でしか文書を探すことができず、文書の再利用性が低かった。
キーワード検索でしか文書を探すことができず、文書の再利用性が低かった。
SPAISで
解決
解決
出力機能を統合帳票基盤として一元化することにより保守管理性と操作性を向上
保管する電子文書のファイル形式がPDFとなったことにより汎用性が向上。
将来的な電子ファイルの活用シーン拡張も可能となった。
将来的な電子ファイルの活用シーン拡張も可能となった。
保管電子文書が各フォルダごとに自動仕分け可能となったため、
ユーザーが文書を探しやすくなった。また、フォルダごとの権限管理設定が可能となり、
文書管理セキュリティも向上した。
ユーザーが文書を探しやすくなった。また、フォルダごとの権限管理設定が可能となり、
文書管理セキュリティも向上した。
導入事例
企業のDX促進をSPAISが支える事例はこちらからご覧いただけます
帳票の開発者と利用者
双方の生産性を飛躍的に向上
双方の生産性を飛躍的に向上
"攻め"と"守り"のITを両立する
次世代標準フレームワークの一部として
10年先を見据えた新帳票基盤を構築
次世代標準フレームワークの一部として
10年先を見据えた新帳票基盤を構築
業種:製造 従業員数:1000人以上