SVF Connect SUITE Standard
- インターフェイス~各種システムとの連携/サーバー間連携帳票サーバーを繋ぐインターフェイス機能
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「SVF Connect SUITE」は、一元的な帳票サーバーを短期間に構築できるように、さまざまなシステム環境に適用できるインターフェイスを提供するスイート製品です。
ホストやオフコン、ERPなど上位システムとファイルインターフェイスで繋ぎ、ノンプログラミングで帳票出力を自動実行するモジュール、各種開発環境でアプリケーションサーバーと帳票サーバー間をシームレスに連携するモジュールなどが利用できます。
特長
上位システムとの連携
「SVF Connect SUITE(Universal Connect/X MailEdition)」では、上位のシステムからダウンロードされるXML / TXT / CSV /固定長形式のファイル(指定されたフォルダ)をタイマー監視して印刷用データを取得します。取得したデータは、指定のフォームとマッピングして、動作設定によって、帳票運用モジュールと組み合わせて指定の出力先に出力を実行します。これにより、アプリケーションと連携したオンラインバッチ処理を実現できます。
リアルタイムな帳票処理(UCX Single、UCX Single for .NETFramework API)の利用
サーバー間通信のモジュールUCX Singleを利用すると、即時処理を必要とする帳票出力に対して、クライアント(Webブラウザ)からの要求を受けて任意のタイミングで帳票自動処理を可能にします。例えばリアルタイム生成されたPDFファイルのブラウザ表示、帳票出力時のユーザーへのエラー通知など、実行結果を上位のアプリケーションに返すことができます。
サーバー間の連携
クラスタ構成や別筐体でJavaまたは.NET Framework、Windowsで作成されたプログラムが動作するアプリケーションサーバーと帳票サーバーで構成するシステム上で、サーバー間通信を行うモジュール群を同梱しています。大規模なシステムや複数台のアプリケーションサーバーと帳票サーバーによるシステム構成では、サーバー間のコラボレーションを可能にして開発工数の削減を実現します。
SVF for PDF でPDFを生成する場合
SVF Connect SUITE(SVF Connect for JavaAPI)による実装
「SVF Connect for Java API」では、作成したPDFを呼びだし、アプリケーションサーバーに戻します。そのため、PDFファイルの保存先フォルダは、アプリケーションサーバーからのパスを指定する必要があります。様式ファイルやクエリーファイルの指定は、SVF帳票運用モジュールからのパスを指定します。
周辺システムとの連携
PDF生成した帳票をメールに配信、FAX連携が可能
「Universal Connect/X Mail Edition」に渡すデータ内にメールアドレスを含めておくと「SVF for PDF」で生成したPDF帳票を自動的にメール配信することができます。件名や本文においてもデータファイル内のデータ利用が可能です。運用性の高い自動メール配信システムの構築が行えます。また、インターネットFAXサ-ビスやFAXシステムと連携してFAX 送信が可能です。
外部プログラムを起動
電子帳票システムなどへ連携する際は、「Universal Connect/X」モジュールで、外部アプリケーションを起動するための「.exe」または「.bat」を設定することができます。「Universal Connect/X」での実行終了の後に起動するプログラムがある場合には、該当するプログラム名のパスを指定できます。
帳票出力の実行結果ログを統合、運用管理ミドルウエアへ連携
統合運用管理ミドルウエアへ連携する際は、「Universal Connect/X」が実装されるサーバーの実行結果ログとエラーログを統合運用管理ミドルウエアへ渡すことができ、全社システムの運用管理に連携できます。
API関数による制御によって、プリンターの詳細コントロールが可能
「Universal Connect/X」が受け取るデータファイルにSVFの関数の一部を追加して、印刷するプリンターやプリンター排紙トレーの指定、使用する様式ファイルを制御することが可能です。API関数は、データファイルの前に<start>~<end>のタグで囲んで記述することで制御命令として実行されます。
データソース連携
PDF生成した帳票をメールに配信、FAX連携が可能
「Universal Connect/X Mail Edition」に渡すデータ内にメールアドレスを含めておくと「SVF for PDF」で生成したPDF帳票を自動的にメール配信することができます。件名や本文においてもデータファイル内のデータ利用が可能です。運用性の高い自動メール配信システムの構築が行えます。また、インターネットFAXサ-ビスやFAXシステムと連携してFAX 送信が可能です。
複数データの統合
異なるフォーマットの変換を、アイコンで容易に定義でき、柔軟に変更できます。
複雑なデータフローをノンプログラミングで定義できます。